ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

いい音

2006年07月04日 | 教えること



写真は才能教育の創始者鈴木慎一の姪、鈴木ひろこ先生です。
先週メルボルンで行われたConferenceにゲストとして
わざわざ日本からメルボルンにいらっしゃいました。
多くの生徒や教師、親を魅了する笑顔の絶えない、素敵な方でした。



今回のconferenceで、私が学んだ事は<いい音をだすための教育>です。
ヴァイオリンは同じ楽器をひいたとしてもそれぞれ音が違います。
ビブラートや、指の太さ、圧力、
その人の個性がそのまま音に現れやすい楽器です。

その証拠に今回彼女は鈴木慎一が使用していた楽器を
私たちに弾かせてくださいました。
20人ほどいましたが、それぞれ音が違います。
いい音はいい耳をもってはじめて創造されます。
全神経を集中させて、聞く事ができる能力を育てる。
それが<いい音をだすための教育>の一歩だと思います。

今回のconferenceでは約1500人の参加者がいました。
私は風邪との闘いで、毎日6時起きがかなりしんどかったのですが、
充実した一週間を過ごせたと思います。
みなさんもどうぞお体には気をつけて。。