ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

失態

2010年08月18日 | ひとりごと
学校で練習中、弾けない箇所があって、
ふっと、弓を持つ右手を頭の上に持っていった瞬間

ブスっ!

天井のエアコンの網のところに、弓がささって抜けなくなってしまいました。。。

手をはずしても落ちてこない、天井から見事にぶら下がってる弓


こんな失態は絶対に誰にも見せられない!

椅子を持ってきて12cmほどのハイヒールをぬぎ、(そもそもこの靴がいけなかった。)
裸足で上がり、背伸びをしてはずそうと試みましたが、
なかなか外れない。

かなりやばいかも。。
本当に抜けない。。

弓の先がひっかかって、無理にはずしたら壊れそうな勢いです。


生徒が来るまであと10分。
本当に焦り始めました。

すると、私の部屋にノックの音が。来客だ。。しかも二人。
入ってきたのは、音楽部のボスと、他のヴァイオリンの先生。

あ~!なんでこんな時にしかも、この二人!!

私は、椅子の上、天井に刺さった弓と格闘中。

入ってきた二人は目が点に。。。

「 ???。。。。。。。」

椅子の上から慌てて降りましたが、二人の視線は天井からぶら下がってる弓へ。。

(はい、そうです。。。弓が天井に刺さって抜けません。。)



慌てて説明したのですが、焦って英語がめちゃくちゃに。。
あ~すごい動揺しちゃいました。恥


かなり大うけされましたが、ボスが椅子にのって、小道具を使い、網を開いて、
無事にはずしてくれました。

弓もダメージはなく、まぁ、よかったですが、
この話は、きっと先生の合間に広まっちゃうだろうな~。。

でも、生徒に見られるよりはましかも。。。