ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

信じるもの、支えになるもの。

2011年04月05日 | 教えること

私の勤める学校はカトリックです。

生徒は90パーセント、カトリック。

他は、難民の子供達も受け入れているようです。

北海道には姉妹校があります。

入学するには、洗礼されている必要があります。

 

生徒同士の会話で、神がなんとかどうとか。。議論を交わす生徒達。

 そして、イタリア系やんちゃ坊主の男の子が、私にふってきた質問。

「 先生もカトリックでしょう? 」

 

「え?! 私?! カトリックじゃないけど。。。。。」

「大ファンよ。。。。」 → 大ファンって。。。意味わからない。。けど、言ってしまいました。

「じゃあ、先生の宗教は何?」

。。。。。。 

「え~と、どちらかといえば、仏教かな~。。。。??母国は日本だから、 神道も混ざってるかも。。。。」 →こんな答えでいいのかしら?でも、正直に答えたつもりです。

「お祈りする?」 きかん坊の彼の鋭い目が、真剣に問います。

「え? 時々ね。。。。」  → するのは、ご先祖様にだけです。お盆のときとか。。。

他の生徒が

「仏教は神ではないんだから、

お祈りって概念もないのよ~。 」 

は。。あ。。。

 

そうなの>>>???

 

 

「OK、エブリバディ!!静かに!!しゃべってないで、練習あるのみ!!」→と話をそらす無宗教の教師。

 

 

子供達が宗教のことについて真剣に語っている姿をみて、どちらかと言ったら無宗教の自分が、

わけのわからない生き物に思えた瞬間でした。