ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

バッハ

2011年08月01日 | 教えること

音の違い、解釈の違いからくる表現の違い。

バッハはそれがよく現れる。

マイスキーのバッハ、レガート(音をつなげて弾く奏法)がきれい。

ヨーヨーマとか、ロストロポーヴィッチは結構デタシェ(弓を反しながら弾く奏法)で弾いてるけど、

スラー(1弓で音を弾く奏法)で弾く方が断然きれいと思う。

しかもスラーで一音一音を表現するのは至難の業。

マイスキーのこのバッハ。

一音一音の声が聞こえる。

 

是非、聞いてみてください。

 

最後のクレシェンド(音量を段々大きくする奏法)にはこころときめきます。

Bach - Cello Suite No.1 i-Prelude