メルボルンに戻ってきました。 冬の日本から夏のオーストラリアへ。
温度差、約35度?! ぐったりです><
演奏会が無事終わり、渡豪前1週間はバタバタして、
お世話になった皆様に、十分なご挨拶もできず、失礼しました。
さて、今回の日本滞在での最大の目的、ヴァイオリンの継ぎネック修理。
約1か月かかりましたが、無事、愛する私のヴァイオリンが戻ってきました!
電話がかっかってきて、すぐに駆けつけて、対面です。
お~!!きれい!! なんか、すごく美人さんになってます
修理前と修理後のネック写真です。
皆様、おわかりでしょうか。
以下が修理前です。
そして、以下のが修理後。
楽器本体と指板の間の高さが全然違います。
そして、ヴァイオリンのてっぺんくるくる渦巻き(スクロール)はオリジナルを残す風習があるので、
こんな感じでネックのところから、切り離された線ができました
オールドヴァイオリンを鑑定する際には、この線を見るようです。
オールドヴァイオリンと呼ばれ、現役で使われている、いい楽器にはほとんどこの線がついていて、
オーナーや修理工が時間やお金をかけてまでも、
この楽器を将来のために生き残そうという強い意志の表れと評価されるようです。
ただ最近では、新作楽器でもネックが下がってしまってるものがあるので、その場合は注意が必要です。
そして、新しく美しくなったお祝いにこんなものをつけてもらいました。
ダイヤモンド! と言いたいところですが、スワロフスキーのクリスタルです。
以前、つけていたヴァイオリニストがいて舞台上の照明に照らされてキラッキラッと光ってるのをみて、
私も真似したくなっちゃいました
恩師に言ったら怒られるかも
いつもお世話になってます。セキネヴァイオリンさん、ありがとうございました。