ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

エリザベート王妃国際コンクール、日本人快挙

2012年05月28日 | ひとりごと

なんて美しくキラキラしている音なのでしょう。

1ミリでも押さえる場所が違うと音程が外れるこの楽器を、

そして、譜読みすら難しい、この超絶技巧のパガニーニを、

完璧にそして、さらに、芸術的に仕上げる能力を日本人が認められた快挙はすばらしい。

日本人の努力、忍耐、繊細さに万歳

 

日本は経済不透明のなか、音楽やヴァイオリンをする子供が減りました。

ちょっと前は、世界のコンクールで入賞する人が大勢いたのに、

最近はほかのアジア国におされがちです

そういったなか、このような世界3大コンクールとも言われるコンクールで、

作曲部門も含め、日本人が賞に入ったことはすばらしいことと思います。

 

ちなみに2009年度の優勝者はオーストラリアのレイ・チェンでした

 

アジアが熱い!

 

Tatsuki Narita | Paganini | Violin Concerto No.1 | 3rd mvt | Queen Elisabeth Competition | 2012