「歯がいたいよ~。虫歯が痛いよ~っ!!」
と、大きなカバさんが苦しんでいたので、
お友達の色々な動物達がカバさんを助けようと、案を練ります。
その中で一番小さなネズミさんが言いました。
「ロープを作ってカバさんの虫歯にかけて、
皆で、引っ張って、カバさんの虫歯を抜いてあげよう!」
そして、そのネズミさんのアイディアでカバさんの虫歯を皆で抜こうとロープを引っ張ったところ。。。
抜けた!!
ただ、その瞬間に、一番頑張っていたネズミさんは、その反動で、飛ばされてしまいました。
そして、小さなネズミさんが飛ばされた先は、木の枝。
カバさんのために頑張ったネズミさんは木に刺さって死んでしまうのです。。。。。
その絵本の最後のページは、裸の木の枝に刺さったネズミが描かれて終わるのです。
子供心に衝撃的で今でも覚えているその絵本今では絶版だそうです。
そして、私は、オーストラリアの裸の木を見る時、いつもその物語を思い出します。
矛盾は私達の生活のつきものですね。
20年も昔にみた絵本。。。。
矛盾は生きているかぎり、ありえる事実です。
チェコでは矛盾のオンパレードです。
第一、チェコ人が気づいていません。
矛盾に気づかないチェコ人。。。
それも、ある意味、幸せな生き方ですね。