ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ビブラート

2019年12月23日 | 教えること
バイオリン弾きにとってビブラートとは
指紋のようなもの。

顔というよりも表情。
とにかく色気とか、雰囲気とか。。

素晴らしい演奏は、
ドキドキするし、人を魅了します。
それも音に表情があってのこと。

とにかくビブラート制するものは
表現力に格段の差がでます。

さて、ビブラートの習得で大切なのは、
一番最初に習った先生の教えです。

ビブラートを習うのは音程が安定してからで、始めてすぐには教わりません。

でも、バイオリンの構え方、
左手のセッティングの仕方、
指の置き方とか 圧力とかで
ビブラートの質が変わります。
音程の微妙な感覚もビブラートにでます。

私はオイストラフとかレーピンのロシア系のビブラートが好きです。結構、指の腹で弦を押さえてます。色気すごいです。
グリュミュオーとかハイフェッツは指をたててますね。硬派です。
パールマンは独特で、ひらひら指と手首のビブラートが主のように感じです。

数々のビブラートを習得して
いろんなキャラクターやカラーを表現できるようにしたいですね。



















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