私の勤める学校はカトリックです。
生徒は90パーセント、カトリック。
他は、難民の子供達も受け入れているようです。
北海道には姉妹校があります。
入学するには、洗礼されている必要があります。
生徒同士の会話で、神がなんとかどうとか。。議論を交わす生徒達。
そして、イタリア系やんちゃ坊主の男の子が、私にふってきた質問。
「 先生もカトリックでしょう? 」
「え?! 私?! カトリックじゃないけど。。。。。」
「大ファンよ。。。。」 → 大ファンって。。。意味わからない。。けど、言ってしまいました。
「じゃあ、先生の宗教は何?」
。。。。。。
「え~と、どちらかといえば、仏教かな~。。。。??母国は日本だから、 神道も混ざってるかも。。。。」 →こんな答えでいいのかしら?でも、正直に答えたつもりです。
「お祈りする?」 きかん坊の彼の鋭い目が、真剣に問います。
「え? 時々ね。。。。」 → するのは、ご先祖様にだけです。お盆のときとか。。。
他の生徒が
「仏教は神ではないんだから、
お祈りって概念もないのよ~。 」
は。。あ。。。
そうなの>>>???
「OK、エブリバディ!!静かに!!しゃべってないで、練習あるのみ!!」→と話をそらす無宗教の教師。
子供達が宗教のことについて真剣に語っている姿をみて、どちらかと言ったら無宗教の自分が、
わけのわからない生き物に思えた瞬間でした。
しかし、残念ながら両国の旧国民地は英仏の植民地に比べたら発展しませんでしたね。特にフィリピンなんか良い例で、米西戦争までスペイン領ですが、他の東南アジアの国と比べて貧富の差も大きく、ゲリラも未だにいます。
カトリックだから凄いというのはないし、実際に北アイルランドではカトリックとプロテスタントで争っています。
イスラムばかり目が行きますが、キリスト教も戦争の原因です。
さすがに、お詳しいですね。
オーストラリアにいるといろんな宗教を感じます。差別や論争もあまりないのは移民の国だからでしょうか。
そうですね。
最近では、アジア系の移民が多く、彼らの教育、信念、発展などは、オーストラリアの国の発展につながっている気がします。50年後は中国系、韓国系などのアジア国になっているかもしれませんね。ただ、政治家はやはりもともとの白豪主義系のとっているのでどうしようもありません。