自分に無いものを手に入れたいと思い、それを手に入れるために努力する、
それはいいことですが、手に入らなかった…、あるいは無いこと自体に、悲しみや憤りを感じたりする。
時には、あの人にはあってなぜ自分にはないのか?と苦しんだり悩んだりも。
また、人と比較して自分を責めたりすることもある。
最後には、誰が悪い、社会が悪いと言う。
そして、恵まれていない自分は不幸である、哀れであると。
でも、その不幸や哀れさを分かることは、無い(足らない)ということが分かっているからこそである。
それは自分を知ることでもある。
自分を知る…
成長するためには大事な要素だ。
であれば、反対側にある、自分に有るものに目を向けてみるのも悪くない。
自分では有ることが当たり前過ぎて、目がいかない。
いったとしても、高が知れていると思い、すぐにスルーしてしまう。
そうではなく、自分を知る、有るものは何か?を知る。
もしかしたら、知ったら、自信になったり有り難さを知ることになるかもしれない。
無いものに不幸や哀れさを感じることも偉大だが、今有る自分を知ることの方が大事じゃないかな。
たとえ、強みがなくたっていいじゃないか。
自分を知ることで足るを知れば、感謝の気持ちが生まれるはず。
感謝の気持ちをもって取り組んでいけば、(また違った)扉が開くかもしれないよ。