湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

地元でのリリースLIVE♪オルガンTrio!ありがとうございました\(^o^)/

2021-10-18 11:00:00 | Ryotaro Imai LIVE Report♪
一昨日は地元平塚KANAFUにて、今井亮太郎Newアルバム『オルガニスタ・イマインダレイ』リリースLIVEでした!
たくさんのみなさまのご来場、本当にありがとうございました\(^o^)/




レビューいきます!


今回は今井亮太郎ハモンド・オルガン&ピアノに、Guitar外園健彦、Drums黒田清高という初のTrio!
いやーこのオルガンTrio、めちゃ楽しかった\(^o^)/
『オルガニスタ・イマインダレイ』では、このTrioをベースユニットにして数曲レコーディングしているのですが、このレコーディングの時がとても良くてぜひこのTrioでLIVEやりたい!ということで実現しました♪



BassレスのTrio、ハモンド・オルガン時にはベースラインはオルガンの足鍵盤が奏でるスタイル。
今井亮太郎の代表曲「限りなく青いブルー」からゴキゲンにLIVEスタート!
オルガンTrioの爽快なサウンドに会場が包まれます♪


ちょっぴり不思議な「ストームグラス」は、レコーディングでもまさにこのTrioをベーシックに制作した楽曲。
19世紀の天気予報に使われた不思議な道具ストームグラスを題材に、“明日の天気なんて必然のような偶然のようなものだけど、ひょうひょうと航海していこう“というコンセプトの楽曲です♪


ピアノに移動して、Piano・Guitar・DrumsのTrioでのSambaの名曲「Alvorecer(夜明け)」。
会心の演奏だった!
同じサウンドをイメージしてるからこそのバッチリな心地よいSambaに!
BossaNovaの名曲「Wave」は黒田さんがスネアドラムで波の音を再現してからのスタート。
淡いBossaの世界に浸って奏でました♪
このTrioでは僕がPiano時は、GuitarとPianoでメロディとコードを刻んでいく役割が交互に替わるのです(^^)


再びオルガンTrioに。
Sambaの美しい名曲「Folhas Secas(枯葉のサンバ)」。
ハモンド・オルガンのレトロな音色が、“世代交代をしても自分たちのSambaは引き継がれて生きていく“ということを歌ったこの曲のテーマに、とても合うように感じます^ ^


月のほぼ無重力の中でフワフワと遊ぶ様なイメージで作曲した「月面ブランコ」。
この曲もまさにこのTrioをベーシックにレコーディングしたのでした!
黒田さんのキレキレのDrums、カッコ良かった!


「銀色のしずく」はPianoで。
船の航路が満月に照らされた幻想的な風景を描いた楽曲は、Pianoと GuitarとDrumsという変則的なピアノTrioのサウンドでさらに神秘的な雰囲気が増したように感じた。
曲の世界観に浸って、とても美しい風景を描けたと思う!


1stステージラストは「青い瞳のアドリアーナ」。
このオルガンTrioで奏でるアドリアーナはまさに大好きなサウンド!
途中のほかちゃんのソロ、そして黒田さんのソロもカッコ良かった!
グルーヴ感いっぱいの情熱的なサウンドに、手拍子で盛り上がりました!!




2ndステージは、地元のレストランでの何気ない日々のささやかな情景を描いた「大磯の小さなイタリアン」から。
ハモンド・オルガンの音色がとっても合う楽曲!
そして、この曲を地元で奏でるのは、やっぱりなんだか嬉さがあります♪


続いてジョビンの名曲「Corcovado(コルコヴァード)」。
オルガンTrioで奏でるCorcovado、とっても良かったな〜!
リオデジャネイロのキリスト像に守られた神秘的な街を思い出しながら。


Pianoに移動して「Berimbau(ビリンバウ)」。
ほかちゃんのGuitarでのビリンバウの再現から始まり、熱い演奏に!!
Baião(バイアォン)のリズムの中での黒田さんのソロも素晴らしかった!!




『オルガニスタ・イマインダレイ』の1曲目収録の「メストリ・ジョヴァンニ」は、アルバムの通りハモンド・オルガンで♪
この曲からアルバム制作の航海が始まったんだよね!
ワルター・ワンダレイに憧れた少年時代を過ごした地元の街で、この楽曲を奏でることも感慨深い かった^ ^


「Aquário(水族館)」は、アルバムではこのTrioでレコーディングした楽曲。
まさにアルバムのサウンドの再現(笑)
フワフワとした淡く幻想的なメロディを、スローなBossaのグルーヴに乗せて奏でる。
まさにこのTrioならではのサウンド♪


ヴィニシウス&ジョビンの名曲「O Morro Não Tem Vez(ファヴェーラにチャンスはない)」はPianoでのTrioで。
ブラジル音楽を愛する3人なので、まさに水を得た魚のようなサウンドに(笑)
楽しかった!


そして、そのままPianoでのTrioで「梅の咲くころ」。
この曲もアルバムでは2人が参加しています♪
Pianoだけで1コーラス奏でたところに、2コーラス目からGuitarと Drumsが加わってあたたかい雰囲気に。
儚さと永遠と。一瞬の奇跡を、ひっそりと胸に秘めて。




LIVEラストはもちろん「Ao Céu(空へ)」!
オルガンTrioでのAo Céu、会場は手拍子に包まれて!盛り上がった\(^o^)/
最高の雰囲気の中で、心から楽しんで奏でさせていただいて、本当に感謝です!!


アンコールは、大切な人を想う時の心の色を描いた楽曲「橙」
“大切だからこそ、あたたかかくて優しくて。だからゆえに痛いほど切なくて“
そんな思いを込めた秋らしい曲で、この日のLIVEは幕を閉じました♪



いやー本当に素晴らしいLIVEになった!
初のTrioでしたが、個人的にとても大好きなサウンドで、大きな充実感のあるLIVEとなりました^ ^
このTrioでのこれからのサウンドがとっても楽しみ!!
ぜひご期待ください♪♪♪

あらためて、
ご来場くださったみなさま、
KANAFUのみなさま、
Muito obrigado!!!!!!






【2021.10.16@KANAFU 演奏曲目】
〈1st stage〉
・限りなく青いブルー - Mais Que Azul - / Composed by Ryotaro Imai, 2008
・ストームグラス - Storm Glass - / Composed by Ryotaro Imai, 2017
・Alvorecer - 夜明け - / Written by Delcio Carvalho , D. Ivonne Lara
・Wave - 波 - / Written by Antônio Carlos Jobim
・Folhas Secas - 枯葉のサンバ - / Written by  Guilherme de Brito & Nelson Cavaquinho
・月面ブランコ - Balanço na Lua - / Composed by Ryotaro Imai, 2017
・銀色のしずく - Gotas de Prata - / Composed by Ryotaro Imai, 2018
・青い瞳のアドリアーナ - Adriana - / Composed by Ryotaro Imai, 2014


〈2nd stage〉
・大磯の小さなイタリアン - Uma Trattoria em Oiso - / Composed by Ryotaro Imai, 2008
・Corcovado - コルコヴァード - / Written by Antônio Carlos Jobim
・Berimbau -  ビリンバウ - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Baden Pawell
・メストリ・ジョヴァンニ - Mestre Giovanni -
・Aquário - 水族館 - / Composed by Ryotaro Imai, 2017
・O Morro Não Tem Vez - ファヴェーラにチャンスはない - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・梅の咲くころ - Quando as Ameixeiras se Cobrem de Fores / Composed by Ryotaro Imai, 2021
・Ao Céu - 空へ - / Composed by Ryotaro Imai, 2003

En:
橙 / Composed by Ryotaro Imai, 2004

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