湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

クルージング振り返っちゃいました!Obrigado\(^o^)/

2019-09-28 17:30:08 | Ryotaro Imai LIVE Report♪
9.23(祝)は、東横線学芸大学駅徒歩1分にある老舗ライブスポット珈琲美学にて【今井亮太郎ソロプロジェクト Ryotaro Trio Brasil〜クルージング振り返っちゃうぞ!〜】でした!

たくさんのみなさまのご来場、本当にありがとうございました\(^o^)/
嬉しい限り♪♪♪



今回のLIVEは、なんと言っても先日のにっぽん丸クルージング演奏ツアーをLIVEで再現しながら振り返る!という、まんまなコンセプト!
にっぽん丸ツアーと全く同じ、僕・Alex・大森輝作のTrio!
僕たちにとっては、このLIVEまでがメインショー 。まだクルージング中なのでした(o^^o)



船の中のBarラウンジのような雰囲気の珈琲美学。LIVE前から、すでに海上にいるみたい♪




1st stageは、3人の今回の珍道中の始まり!ということで、いざ羽田から北海道・小樽港へ!空の旅をイメージして「ブルー・フライト」からスタート!
旅のスタートですψ(`∇´)ψ





この日のために、お世話になっている方がクルージング中の模様を映像でまとめてくださり、クルージングツアー中の映像も交えながらのLIVE!
船内での様子や、寄港地での出来事などなど、映像を観ていただきながらトーク。
船の上からの情景に、本当にまだクルージングしてるみたい(笑)


1st stageは、「小樽〜礼文島〜羅臼」、それから「小樽〜利尻島〜羅臼」とまわった2つの北海道クルーズをイメージしながら。
メインショーで奏でた楽曲を中心に、クルージングには持っていけなかったハモンドオルガンで、船旅らしい楽曲も交えて。

船上で奏でることがとても特別に感じた「Wave」。
クルーズではメドレーの中での演奏だったけど、今回はフルコーラスで♪

「青と青の間」はクルージングでは演奏できなかったのだけど、船から見る情景はまさにこの楽曲でイメージしたもの。
“空と海の間の水平線。日が落ちて水平線が消えるかどうかの間。その曖昧な間に物事の真実がある”



「Mas Que Nada」は3クルーズ通して大盛り上がりとなった楽曲!
このLIVEでも会場のみなさまの手拍子、そして「Oba!!!」の掛け声で大盛り上がり\(^o^)/


船上から見たあまりに美しい月の情景。
海に月が映ってできる神秘的な白い光の道。
あの情景を思い浮かべながら「月の光満ちて」。




亡き母の水彩色えんぴつ絵手紙作品にある礼文島の星空のエピソード。
クルージングでの初めての寄港地が、その礼文島なんて、なんか奇跡的な縁を感じる。
船上で見た満天の星空と、礼文島の風景に想いを馳せて「星踊る夜に」を独奏。



船はいよいよ知床岬へ。
もうすぐそこが国後島という風景はなんとも言えぬ美しさだった。
クルージングでも奏でた「知床旅情」をBossaNovaで。



「Pressentimento」で一気に盛り上がったところで、1st stageラストはクルージングのメインショーすべてでオープニング楽曲となった「限りなく青いブルー」。
クルージング中はとても天候に恵まれて、特に束の間のオフに3人でサイクリングをした利尻島の青い空は、人生観が変わるほどの壮大な青だった!










2nd stageは、サハリンクルーズ編!
まずは、クルージングメインショーでもお届けしたBossaNovaメドレー。

続いて久しぶりに演奏する「ストームグラス」。
ストームグラスは、19世紀の天気予報に使われた道具。複数の化学薬品をアルコールに溶かしてガラス菅の中におさめたもの。中の結晶の状態によって近い天気がわかるこの道具、当時の船には必ず設置され、航海での天気予報に使われてたんだって!
“明日の天気なんて必然のような偶然のようなものだけど、ひょうひょうと航海していこう”






続いてこれまた3クルーズ通して奏で、大いに盛り上がった「Batucada Surgiu」。
AlexのBatucada、そしてバニラvoiceが光る♪



サハリンクルーズで奏でたロシア民謡「ともしび」。
もちろんBossaNovaで!
サハリンクルーズでのメインショー では、宗谷海峡を挟んで日本とロシアに分けられてしまった人々に想いを馳せて、時代や国に翻弄された中で生きることをコンサートで描きたかったんだよね。
まさにこの楽曲の歌詞のまま。



クルージングでは演奏しなかった2曲をオルガンで。
壮大な海の風景と人生を描いた名曲「Nós e o Mar」。
大森さんの淡いソロもGoodでした!

「A Felicidade」は映画「黒いオルフェ」で全編に渡って使われている、まさにテーマのような楽曲。
“悲しみに終わりはない。幸せには終わりがあるのに”
船の夜にAlexと一緒に映画「黒いオルフェ」を観たのもいい思い出。

サハリンクルーズメインショーで奏でた「雨の日曜日」。
会いたいけど会えない、そんなふたりの間の障壁を降り続く雨に見立てて作曲したこの楽曲。
今回は日本とサハリンの間にある海がその雨のような絶対的な障壁に感じて、この楽曲を奏でたよ。



“時間こそ、誓いを表す永遠のアクセサリー”
心の中で永遠に続くかけがえのない時間。
このクルージングで奏でたかった楽曲「時の指輪」。

そしてラスト楽曲は、各メインショーでもラスト楽曲として盛り上がった「青い瞳のアドリアーナ」!
“異国の街で訪れた突然の情熱的な恋。帰らなければならないから連絡先は交換せずに、情熱的な時間だけを胸に刻み込む”
そんなイメージのこの楽曲は、まさにクルージングの旅にぴったり!
最後は会場のみなさまも大合唱で、まさににっぽん丸のメインショーのままの雰囲気\(^o^)/
Obrigadao!!!!!



たくさんの拍手包まれてのアンコール!
旅のフィナーレを飾るのはやっぱり「Ao Céu」。
広い空と大きな海のその向こうまで到達する想いで!
最高のボルテージ!
大きな手拍子が珈琲美学をいっぱいに包んで、大盛り上がりでこのクルージングは終了ψ(`∇´)ψ



みなさまとともにクルージングの旅にまた行ってきたかのような雰囲気に、心から楽しみながら奏でさせていただきました\(^o^)/

僕たちにとって、これからの人生が変わるかもしれない、大げさではなくてそのくらいかけがえのない経験をさせてもらったクルージングツアー。
その最後に総括するLIVEを出来て幸せ♪





クルージングには行けなかったけど応援してくださってるみなさまも、クルージングにご一緒した方も、札幌ツアーにご一緒した方も、そしてクルージングで初めてお会いした方もいらっしゃったりして、本当に素晴らしい夜となりました!

ご来場いただいたみなさま、珈琲美学のみなさま、本当にありがとうございました\(^o^)/






〈1st stage〉
・ブルー・フライト - Vôo Azul - / Composed by Ryotaro Imai
・Wave - 波 - / Written by Antônio Carlos Jobim
・青と青の間 - Entre Azuis - / Composed by Ryotaro Imai, 2008
・Mas Que Nada - マシュケナダ -
/ Written by Jorge Ben
・月の光満ちて - Lua Cheia Iluminando - / Composed by Ryotaro Imai, 2003
・星踊る夜に - Dança das Estrelas - / Composed by Ryotaro Imai, 1994
・知床旅情 / Written by Hisaya Morishige
・Pressentimento - 予感 - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
・限りなく青いブルー - Mais Que Azul - / Composed by Ryotaro Imai, 2008

〈2nd stage〉
♪BossaNovaメドレー ワンノート・サンバ〜カーニバルの朝〜イパネマの娘
Samba de Uma Nota Só - ワンノート・サンバ - / Words by Newton Mendonça / Composed by Antônio Carlos Jobim
Manha de Carnaval - カーニバルの朝(黒いオルフェ) - / Words by Antônio Maria / Composed by Luiz Bonfa
Garota de Ipanema - イパネマの娘 - / Words by Vinícius de Moraes /Composed by Antônio Carlos Jobim
♪ストームグラス - Storm Grass - / Composed by Ryotaro Imai, 2017
♪Batucada Surgiu - バトゥカーダ・スルジウ - / Words by Paulo Valle / Composed by Marcos Valle
♪ともしび / ロシア民謡
♪Nós e o Mar - 二人の海 - / Written by Roberto Menescal, Ronaldo Boscoli
♪A Felicidade - フェリシダージ(幸せ) - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
♪雨の日曜日 - Domingo com Chuva - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
♪時の指輪 - Tempo, O Verdadeiro Anel - / Composed by Ryotaro Imai, 2015
♪青い瞳のアドリアーナ - Adriana - / Composed by Ryotaro Imai, 2014

En:
♪Ao Céu - 空へ - / Composed by Ryotaro Imai, 2003



さて、次はいよいよ、ブラジル・リオデジャネイロから来日する大巨匠パンデイロ奏者Celsinho Silvaとの久々の共演が実現する夜!!
10.10(木)@赤レンガ倉庫Motion Blue YOKOHAMA♪
めっちゃ楽しみ!!
現在のブラジルにおける最高峰の打楽器奏者の今井亮太郎クインテットの共演!
これは必聴ですよー\(^o^)/
お聴き逃しなく!!


♪10.10(木) / Motion Blue YOKOHAMA (横浜)
今井亮太郎×Celsinho Silva
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
Celsinho Silva(Pandeiro/Percussion)
Gustavo Anacleto(Flute/Sax)
外園健彦(Guitar)
大森輝作(Bass)
“Alex”Alexandre Ozaki(Drums/Vocal)
Open * 18:00
Start * 19:30〜
※ステージの長さは約100分を予定しております。
※ステージの間に30分程度の休憩を挟みます
Live System * 自由席 ¥5,500(税込)
BOX席 ¥22,000+シート・チャージ¥5,000(4名様までご利用可能、お店へのご予約のみ)
ご予約・お問い合わせ
tel : 045-226-1919(11:00~22:00)
Motion Blueのwebにて24時間予約受付中!!
http://www.motionblue.co.jp
Motion Blue Yokohama
神奈川県横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F
045-226-1919

-最高のグルーヴを奏でるために、マエストロがやってくる。-
現代のショーロ・サンバシーンで最も活躍する打楽器奏者、Celsinho Silvaがやってくる。
ブラジル最高峰のショーログループ「Conjunto Época de Ouro」のリーダーを務め、「No Em Pingo D'agua」のメンバーやPaulinho da Violaのサポートなど数々の偉業を遂げるCelsinho Silvaが、ブラジル・リオデジャネイロから来日し、今井亮太郎と共演!
ブラジル最高のグルーヴと言われるJosé da Silva家が生んだ至高のパンデイロが、日本のブラジル音楽シーンを牽引する今井亮太郎率いるクインテットとショーロ・サンバを奏でる。
ここで起こることは全て伝説となる、一夜限りのプレミアムナイト!



◆Celsinho Silva[セウシーニョ・シウヴァ](パンデイロ、作曲家、プロデューサー)
リオデジャネイロ生まれ。ショーロパンデイロの大御所、故・ジョルジーニョ・ド・パンデイロの息子、7弦ギターのスタイルを確立した故・ヂノ・セッチ・コルダスの甥にあたる。1976年、Os Carioquinhas のメンバーとしてプロ活動を始め、1978年にはNó Em Pingo D’Água を結成。Camerata Carioca 初代メンバーとしてハダメス・ジニャタリ、ジョエル・ナシメントと共に活動。サンバの大御所Paulinho da Viola のグループでは、約40年パンデイロ奏者として活動している。ナラ・レオン、ドミンギーニョス、エリゼッチ・カルドーゾ、マリーザ・モンチ、ギンガ、シコ・ブアルキ、ドナ・イヴォーニ・ララ、ベッチ・カルヴァーリョ、イヴァン・リンス、ジルベルト・ジル、ネイ・マトグロッソその他、ブラジルを代表する著名なアーティスト達と共演。亡き父ジョルジーニョ・ド・パンデイロの跡を継ぎ、伝統的ショーログループ Época de Ouro のリーダーとして、最新アルバムをプロデュースするなど、レコーディングシーンにおいても演奏家として、またプロデューサーとして大活躍。アメリカ各都市、グランス、ポルトガル、イタリア、スペイン、スイス、アルゼンチン、デンマーク、シンガポールなど、国外での演奏経験も豊富。特に日本とは繋がりが深く、大の親日家で、来日経験は15回、来日のたびにパンデイロ教室を開き、日本でのパンデイロ普及に大貢献している。Escola Portátil de Música の創設者の1人で、パンデイロ講師として2000年からブラジル国内でも多数の生徒を持ち、伝統的なパンデイロ奏法を伝授している。






♪11.22(金) / BIRDLAND(六本木)
今井亮太郎ソロプロジェクトVol.95
Ryotaro Groovin' Brasil
- 東京ミッドナイト・ボッサ -

メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
助川太郎(Guitar)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
ステージ * 19:30~
チャージ * ¥3,800
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 03-3402-3456 (BIRDLAND : 営業時間のみ)
– BIRDLAND –
http://www.bird-land.co.jp/
東京都港区六本木3-13-14 ゴトウビル3rd 5F
03-3402-3456

[LIVE紹介文]
-男4人がせめぎ合う、ファンキー&フュージョン!-
夜に似合う東京流のブラジル音楽を、
様々な趣向でお届けする、
六本木・バードランドのライブシリーズに、人気ユニット「Ryotaro Groovin’ Brasil」が登場!
今井亮太郎率いる4人が、
ファンキーでフュージョンな
ブラジル音楽の魅力を引きずり出す。
うなるベースに絡みつくギター、
大地を揺らすドラムに天高く駆け巡るピアノ。
無秩序から生まれる超絶グルーヴを
お楽しみください。
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