【シネマ・ボッサ 本人が収録曲紹介!Vol.9 ♪イパネマの娘】
日本コロムビアより7月1日リリースとなる今井亮太郎Newアルバム『シネマ・ボッサ』。
今井亮太郎にとっては5年ぶりの新作アルバムとなりますψ(`∇´)ψ
リリースまでいよいよあと8日となりました♪
なんか緊張してきますね〜(笑)
総勢15名ものアーティストで作り上げた今作は、”シネマミュージックの名作たちをBossaNovaでお贈りする“というコンセプト!
リリース記念としてせっかくですから、メインアーティスト&アレンジャー&音楽プロデューサーである僕 今井亮太郎本人が『シネマ・ボッサ』収録曲の聴きどころやエピソードなどをご紹介しております(^^)
今回は『シネマ・ボッサ』の9曲目に収録されている「イパネマの娘」デス!
BossaNovaの大王道!一番の名曲と言って間違いない「イパネマの娘」。
アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲し、ヴィニシウス・ジ・モライスが作詞のこの「イパネマ娘」が、なぜ"映画音楽をBossaNovaに"というコンセプトのアルバムのセレクトされているのか?!
この「イパネマの娘」、実は映画の中で使用されている楽曲なんです♪
しかもこの映画での「イパネマの娘」が、BossaNovaが世界的な音楽になったことに、とっても重要な役割を果たしています!
1965年の映画『クレイジー・ジャンボリー』。
この映画はソングライターの女子学生の物語なのですが、この映画に使われていたのがあのゲッツ&ジルベルト の「イパネマの娘」なんです!
『クレイジー・ジャンボリー』には、アストラッド・ジルベルトやスタン・ゲッツ本人も、本人役で登場しています♪
ヴィブラフォン奏者ゲーリー・バートンもいたりして、今観るととても贅沢!
アストラッド・ジルベルト はとてもかわいらしい美人で、映画の中で登場してイパネマを歌って。本当に印象的なシーンで、こりゃヒットするよな〜^ ^
そして、この映画での「イパネマの娘」が大ヒットしたことにより、BossaNovaが世界的に揺るぎない音楽となったのですよね(^^)
そんなわけで、「イパネマの娘」は『シネマ・ボッサ』には絶対に欠かせない1曲でもあるわけでございます!
『シネマ・ボッサ』では、今井亮太郎にとってハモンド・オルガンをメインに置いた初の作品。
というわけでBossaNovaの王道「イパネマの娘」をガッツリとオルガンサウンドでお贈りするアレンジとなっております♪
ワルター・ワンダレイならぬイマインダレイで(笑)
オルガンサウンドでの「イパネマの娘」、ある意味斬新で、かつレトロな雰囲気もあり、とってもお気に入りのテイクとなっています\(^o^)/
僕は曲の中でオルガンのドローバーを何度も触って、あんまり頻繁に音色を変えるのはあまり好みではないのですが、この楽曲ではスパッ!っと1箇所だけ変えてます(●´艸`)
わかるかな〜?!
2ndコーラスに入る瞬間デス。
このちょっとしたドローバーでの音色チェンジも、我ながらけっこう気に入っている点なのだψ(`∇´)ψ
そう!
エピソードといえば、
制作時に僕はGanzá(シェーカー)を入れようと思ったのですが、ゴッドハンドなエンジニア成田浩一郎さんと話したところ、
成田さんが、
「ん〜。間違いなくGanzáは合うし、雰囲気も出ると思うし、それにおれもGanzáが入っている方が楽器を混ぜやすくなって、ミックスするのは楽にはなるんだけど、、、」
と。
「どういうことです??」と聞くと、
「この曲の黒田さんのDrumsが、すごい繊細にカラフルにいろいろなことをやってるんだよね。テクいことも入れてさ。シンバルがすごく色々な表現してるでしょ。Ganzá入れちゃうとその良さがちょっと消えちゃってもったいない感じするんだよね。せっかくならその部分を生かしたいよね。良い感じにミックスするから、ちょっとやらせてもらえない?」
という答え!
素晴らしいですよね〜!
エンジニアさんでこういう視点でしっかり進言してくださる、かつ、一緒に創り上げてくださる!
で、めっちゃ良い感じになりましたよ〜\(^o^)/
「イパネマの娘」は、今井亮太郎/オルガン、外園健彦/ギター、亀山アキラ/ベース、黒田清高/ドラムス、というシンプルなカルテットでの録音。
カルテットならではのアンサンブル感がバッチリ出ていると思います!
そして、その成田さんがこだわった黒田さんのドラミング、本当に素晴らしいんです!!
シンバルが歌ってる!!
シンバルにフォーカスして聴いてみると、シンバルでこれだけの表現ができるのか〜!と感動しますよ^ ^
ぜひぜひ聴きどころでございます♪
オルガン・カルテットでの「イパネマの娘」。
めっちゃナイスなテイクになってますよ〜!!
ぜひぜひお楽しみに\(^o^)/
『シネマ・ボッサ』は新星堂、山野楽器、タワーレコードなどCDショップや、Amazonなどのオンラインショップで予約できます。
もちろんLIVEで僕から直前ご購入もできますよ〜\(^o^)/
お楽しみに!デス♪
☆今井亮太郎『シネマ・ボッサ〜ニュー・シネマ・パラダイス/ラ・ラ・ランド〜』
2020.7.1(水)リリース!
¥2,200(税込) COCB-54303
※新星堂、山野楽器、タワーレコードなど全国CDショップ、Amazonなどwebショップにてご予約開始されています♪
ボサノヴァ・サンバのピアノスト&オルガン奏者、今井亮太郎がシネマ・ミュージックに挑んだアルバム。「ボサノヴァ」×「シネマ・ミュージック」の組み合わせは、じっくり聴いても、BGMにもぴったり!おしゃれな雰囲気で名曲をたのしめる、リラックスに最適な一枚。シネマの名曲はもちろん、今井亮太郎の新曲も収録!ハモンド・オルガンのサウンドにも注目。
↓日本コロムビアのページ↓
↓『シネマ・ボッサ』試聴ダイジェスト映像はコチラ↓
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〈今井亮太郎LIVE info〉
今井亮太郎ソロプロジェクトVol.98
Ryotaro Trio Groovin'
〜『シネマ・ボッサ』リリース記念!15名限定LIVE〜
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
オープン * 12:00
ステージ * 13:00〜
チャージ * ¥4,000
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 03-3710-1695 (珈琲美学 : 営業時間のみ)
- 珈琲美学 -
東京都目黒区鷹番2-19-20-B1
東急東横線学芸大学駅 徒歩1分
03-3710-1695
※通常の半分以下に席数に限定しておりますので、各席の間に十分な距離を確保し、ゆったり座っていただけます。
こまめに換気を徹底するなど、できる限りの万全の対策で開催させていただきます。
[LIVE紹介]
5年ぶりの新作となる『シネマ・ボッサ』を7月1日にリリースする今井亮太郎が、リリース直後に15名限定でのスペシャルリリースLIVEを開催!
レコーディングメンバーでもある亀山アキラ、黒田清高との「Ryotaro Trio Groovin' 」が、シネマミュージックをBossaグルーヴで奏でる、昼下がりのひととき。
美味しいコーヒーとともに、至高の時間をご堪能ください。
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