数年前のある日の昼下がり。
開けはなった窓から聞こえてきた、隣のテレビの音。
いつもの「のど自慢」でなく珍しくピアノの演奏。
耳にはいるまま、聞くともなく聴く。
…と、そのピアノにきき覚えがある気がしてきた。
「もしや?」
あわてて自宅のテレビをつけ、チャンネルを回す。
懐かしい顔が一台のピアノを弾いていた。
白いシャツと黒いシャツを着た男性2人。
評判になっているらしいと風の便りには聴いていた . . . 本文を読む
ぷらっと遊びにいきたい。でもいまは無理。
せめて写真で追体験しようと、鎌倉の大仏さまを眺めてみる。
濃い緑の山を背に、どっしり悠然とたたずむ姿が、いい。
おおらかなこころを、少しとりもどせたような?
そのこころで、緻密な仕事にもどろう。
チマチマしそうになったら、またドーンとしたものを眺めることにして。 . . . 本文を読む
今日は、暑さが落ちつくとされる「処暑」の日。
ところが暑さは一向におさまる気配もなし。
なんと都内は今年9日目の猛暑日だったとか。
これで、猛暑日の数は
過去2番目に多かった01年の8日を上回ったらしい。
そんなのぜんぜん嬉しくないけど…。
ちなみに最多記録は95年の13日だという。
…と、ここまで書いてきて、ハタと思いいたる。
過去2番目に猛暑日が多かったという01年の夏、
わたしは休 . . . 本文を読む
工夫のすえに設置した
タイ土産のハンモックを写真に撮ってみた。
タイの手仕事、素晴らしい。
しかも、すごく丈夫そう。見よ、がっしりと太いこの紐。
なんとも頼もしいかぎり。
今日も、疲れたら、ユラユラ。
ささやかな喜びみつけて
…というより、この期に至っては「つくりだし」て、
じぶんを励ましつつ「今日」をのりきろう。
じゃないと、この灼熱の世界を生き延びることは厳しそうだ。 . . . 本文を読む
きょうは構成を考えなきゃいけないのに
どうもテンポがいまいち。
だいたいなんで、こんな日にこんなことに悩まなきゃならないんだ?
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「こんな日」といっても、実はどんな日だってたいして変わりない。
「こんなこと」っていってみても、好きでやってるんだし。
これはどうみても、我ながら完璧に八つ当たりモードだ。
分かっていてもクサクサするので、ためしに昼風呂にはいってみる。
ああ、すっきり。…で . . . 本文を読む
いつのまにか7月も最終日らしい。 今月は旅もあったし、キョーレツな経験も盛りだくさん。 この機会に、今月の印象的な言葉をふりかえる。 ダントツのナンバーワンは、なんといっても、 「あなた親指姫でしょう?」 …親指姫といわれたのは生れてはじめて。 きっとあとにも先にもこれっきりじゃないかと思う。 でも、親指姫ってたしか親指くらいの大きさの女の子だったような。 で、どんな話だった? . . . 本文を読む
24時前にねむり、5時ころ起きる。
そんな夢の朝型生活を、数年ぶりに続行中。
これぞ白夜体験と時差ぼけの効果か?
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家にいる日は午後の暑い時間帯にすこし昼寝
という隠し技がこの継続をたすけてもいるので、
ゆるめの「なんちゃって朝型生活」かもしれないけど。
でもとりあえず、朝おきて夜ねる暮らしだ。
朝の空気がなんと清々しいことかと、毎朝感動している。
鳥と虫の鳴き声で目ざめるのも、ちょっ . . . 本文を読む
飛行機をおりた途端、空気が重いのにびっくり、
湿度40%台の世界からいきなり80%以上への激変に、へこたれそう。
なのに、
北欧つながりで覘いてみたデンマークのパンを売る店は
ながめるだけで通過し(たべたいと思うパンがなかった)、
JR名古屋駅の新幹線ホーム上の立ち食いの店で注文したのが
「激辛地獄きしめん」(600円)。
こういう味は北欧では食べられなかったなと
一人ほくそ笑みつつ舌鼓をうつま . . . 本文を読む
気がつくと出かける用事がつづいて
あっという間に1週間がすぎた。
まるで夢を見ていたようだ。
竜宮城から戻ったとき
浦島太郎はこんな気分だったろうか。
書きたいこともたくさんある。
これから、ボチボチ。 . . . 本文を読む
ヨガを再開した。
このところ気持ちばかり焦るようで
いまいち自分のペースをつかめずにいた。
とうぜん、あまり嬉しい気分じゃない。
そこで過去をふりかえってみる。
何かにチャレンジしたとき自分はどんなふうに何をしたか、
そのなかでいま欠けているものはあるか?
明らかに欠けていたのは、体力づくり。
気力や知力がいることに挑戦するとき、
わたしは体力アップもプランに組みこむ。
体力に自信があるほうで . . . 本文を読む
友だちの発案で昨夏からはじめたゲンコロ(原子力問題研究会)。 さまざまな観点から原発をみている人や 原発に関係なくとも自分のテーマ/現場をもつ人などが、 それぞれの知識・経験をもちよって話したら勉強になるし、 より大きな時空間の地図の中に自分の研究・問題意識を位置づけ 厚みのあるものにしていくことができるのではないかな? というのが立ちあげの動機。 なんだか大仰に響きそうだけれど、簡単にいう . . . 本文を読む
モリさんがひさしぶりに日本に帰ってきた。
首都圏をはなれて暮らすオオさんも、これにあわせて都内いり。
吉祥寺の大正通りにあるcafe moiで、懐かしい顔があつまった。
moi(モイ)はフィンランド語で「やあ!」という意味。
2007年12月に荻窪から移転してきたというこのカフェは、
週末になると行列ができる人気店だとか。
入り口にあるカードショップ「kortti」(コルッティ)が
雰囲気をい . . . 本文を読む
おくった荷物が届いたと盟友から連絡あり。
そこまではよかったのだけれど、
「だいぶ疲れてるみたいね」との言葉つきだった。
確かに疲れているけれど、なぜわかる?
聞くと、なんとわたしは手紙に敬称を書き忘れたらしい。
自覚している以上に疲れているんだなぁ、気をつけなきゃ。
…と思ったその晩、こんどは食器を割った。
これは、まぎれもなく「やすめ」の合図。
ここ数年をふりかえると、
食器を割った . . . 本文を読む
このところ、骨きしむ感覚がふたたび。
今週はとにかく温泉かマッサージにいこう。
ココロ密かにそう決めていたら、さっそくチャンス到来。
ここは東京都調布市深大寺(じんだいじ)。
静けさただよう中をすこし歩けば深大寺温泉がある。
…はずなのだけれど、なんだか今までにない雰囲気。
頭上には横断幕まである。それもピンク(桜色か?)
この4月からのNHKの朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』は
ここ調布が舞台な . . . 本文を読む
穴倉生活を擬似体験している。
雨戸の鍵がこわれて開かないので
きょうは部屋が暗いままなのだ。
先月までは鍵がこわれて閉まらなかった。
さいわい妹の連れあいたちのなかには
住宅設備に詳しい人や実験装置を自作する人がいる。
彼らが雨戸をはずし鍵を分解してまでなおしてくれ、
かろうじて鍵がかかるようになったのが数週間前(多謝)。
思いかえせばあの時
「これは応急処置だから」と言われたような?
そろそ . . . 本文を読む
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