いまや保育園児だって
「ふくしまだいいちげんぱつ」と流暢にいうし
「福島」は世界につうじる地名「フクシマ」となった。
そのフクシマのワールドワイドな反響イタリア版
ともいえそうなニュースがはいってきた。
*****
イタリア国民投票:脱原発を継続 再開反対9割超
2011年6月13日 21時29分 更新:6月14日 0時1分
【ローマ藤原章生】イタリアで2日間にわたり行われた
原子力発電再開の是非などを問う国民投票は
13日午後3時(日本時間同日午後10時)に締め切られ、
成立条件の過半数を上回る約57.07%(開票率99%)の投票率に達し
成立した。投票の94.37%が原発反対。
福島第1原発事故後、国民投票で反原発の立場を鮮明にしたのは世界初。
原発を推進してきたベルルスコーニ首相は締め切り前の会見で
「原発にさよならと言わねばならない」と語り、事実上の敗北を認めた。…
(続きは以下のURLからどうぞ:
http://mainichi.jp/select/today/news/20110614k0000m030085000c.html?inb=fa)
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ひるがえって、そのフクシマをかかえ、
いまだ収束もしない原発事故で
大地に大気に海に汚染が拡散しつづけている日本は?
いまなお原発の新規建設計画をかかえる山口県では
つぎのような状況だ。
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上関原発の周辺自治体、意見書採決急ぐ /山口
◇知事の意思表明前に
上関原発(上関町)建設予定地の周辺市町の議会で、
計画の「中止」「凍結」を求める意見書を可決する動きが相次いでいる。
二井関成知事は22日に開会予定の定例県議会で、
県が中国電力に許可している上関原発建設予定地の公有水面埋立免許の
延長についての見解を明らかにする。
知事が態度を表明する前に可決しようと、意見書案のとりまとめを急ぐ
議会が目立つ。【遠藤雅彦、丹下友紀子、小中真樹雄】
「(採決を)急ぐ必要があるのか」。
中電など企業出身の議員が2人いて、意見書案の全会一致での可決は
難しいとみられていた下松市議会。7日の議会運営委員会で、
中谷司朗議長が全会一致できる意見書案作りのため採決を
遅らせる考えを示したところ、ある市議が声を荒らげて異議を唱えた。
「知事が見解を表明する前と後に出すのでは意味が違う」…
(つづきは以下のURLからどうぞ:
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110612ddlk35010194000c.html )
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周辺自治体のこうした動きは、全国から反響を呼んでいるよう。
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上関原発建設計画:周南市議会の中止意見書、全国から「賛同」相次ぐ /山口
上関原発(上関町)の建設計画中止を求める意見書を
東日本大震災後に県内で初めて採択した周南市議会に、
今月1日までに全国から賛同のメールやファクス、電話が
計25件寄せられている。
同市議会事務局によると、いずれも
「周南市議会の英断に敬意を表する」
「すばらしい意見書」などと採択に賛同する意見ばかりで、
批判や反対の意見はないという。
発信者は東京や神奈川、福岡、大分などで、
原発がある愛媛や静岡の市民からも
「意見書をうれしく思った」というメールがあった。
また同じ趣旨の意見書提案を目指す県内の市・町議から
「意見書をファクスしてほしい」という要請も相次いでいる。
(つづきは以下のURLからどうぞ:
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110603ddlk35040623000c.html)
*****
時代をつくるのは政治家ではなく、
いま・ここで生きる「わたし」の声なのだろうと思う。
もっと声を。
いまこそ、もっと。
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