サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

洞爺湖町 野外彫刻 その9

2021-12-12 08:55:42 | 野外彫刻

洞爺湖町の 水辺の里 財田キャンプ場 です。

また閉鎖中かぁ・・。

管理センターに、「写真だけ撮らせてくださ~い」と声をかけて中に入る。

お目当ての彫刻です。

STONE BOY-KAZE(TOYA)
1995
廣瀬光

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
作者より 
作者は「下見に来た時に、とてもロケーションがよいと思った。都会に置く作品に
比べ、スケールを大きくした」という。見る人が作品と同じように湖に向かうこと
で、遥か遠くに中島を望めば夏は涼しく、また冬は冷たい四季それぞれの新鮮な
洞爺の風を感じてほしいとの思いがこめてつくられた。空気を思いきり吸いこんで、
おおらかな気持ちで作品をみてほしい。

STONE BOY って不思議な作品。雲みたいなのがくっついているし。

洞爺湖町財田自然体験ハウス前

場所を移動します。

澄川喜一

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
「春の緑、夏の陽に映える湖面、落葉の季節に静かに見える中島や、白一色の雪の
景色にも添えるかたちを考え、‘月’をイメージした作品をつくった」という作者。
アフリカ産の黒みかげ石を使い、直線に近いシャープな線と粗く削られた曲線が
特徴的だ。約3メートルのこの作品は鑑賞するほどに新しい美しさを発見すること
ができる。

刃物のような印象です。

澄川喜一 はホームページがあったので貼っておきます。

洞爺湖町 夕日が見える渚公園

石が鏡面のようで自分の姿が写りこんでしまうので真正面からは撮らず角度をずらします。

起源―湖上に向かって
1996 
湯村光

湯村光は石を使ってシンプルな形をつくる作家です。

とうや湖ぐるっと彫刻公園 より
楕円形の黒い塊が、回転しながら今にも湖に向かって飛び出すような作品。
「殻を破って孵化する卵のような生命の始まりの瞬間を追求した」という。生命の
始まりは発芽直前の種子、開花し始めたつぼみなどに例えられ「新雪の早朝、洞爺湖
に向かってゆっくり飛翔する様子を想像」してつくられた。

湯村光はDOKA Contemporary Artsにプロフィールが載っていたので貼っておく。

洞爺湖町 夕日が見える渚公園

生きることを寂しなどとは思うなよ
雪は降りつむ真実曰く
  尚志

安住尚志略歴
大正8年1月20日 父清志 母みよしの三男として虻田郡洞爺村に生れる
昭和10年伊達実業専修学校卒業後 農業に従事し今日に至る 昭和13年より
作歌を始め「胡桃」「覇王樹」を経て 短歌至上主義に入会し 杉浦翠子に
師事 昭和36年 師の逝去まで薫陶を受く 同年11月「洞爺とくさの会」を
結成し「木賊」を発行 会員の私道に当り今日に及ぶ 著書に歌集「生命の
細胞」「無明集」他に郷土史の研究にも取組み「洞爺村史」「物語虻田町史」
「洞爺農協30年史」を執筆 平成元年には 洞爺村教育委員等の長年にわたる
地方教育行政功労により 文部大臣表彰を受く

会結成35周年の記念として会員の総意により平成8年10月13日之を建立す
洞爺とくさの会代表 工藤昭生

洞爺湖町 夕日が見える渚公園 

コメント
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