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埼玉県 流域下水道 マンホールカード(A001)
埼玉県の木「ケヤキ」、花「サクラソウ」、魚「ムサシトミヨ」を描いた
デザイン蓋です。ケヤキは県内に古くから自生するニれ科の落葉樹で、県
の天然記念物に指定された大樹が各所に存在します。一方、サクラソウは
日本人になじみの深い多年草ですが、近年は絶滅が危ぶまれ、田島ケ原(
さいたま市)の自生地は国の特別天然記念物に指定されています。トゲウ
オ科の淡水魚であるムサシトミヨも生息数が激減しており、現在は熊谷市
の元荒川上流部でしかその姿をみることができません。埼玉県では下水道
の普及等によって自然環境の保全を図るとともに、ムサシトミヨが息づく
生態系の復元に努めています。
荒川水循環センター で配布しています。
埼玉県 流域下水道 マンホールカード(C001)
江戸時代から昭和初期にかけて約300年間、江戸と川越の両方面から物資や
人を運んだ新川岸舟運。当時活躍した帆船「高瀬舟」を荒川右岸流域におけ
る年の発展の象徴として採り上げ、色鮮やかにデザインしたマンホール蓋で
す。現在、新河岸川を物流に使うことはほとんどありませんが、花見舟など
に代表される観光舟運は居間も維持され、人気を博しています。また、旭橋
(川越市)には当時の面影を残す河岸場跡があるほか、船問屋が使っていた
蔵なども点在します。本デザインの下部に記されている文字は下水道を流す
幹線を区別するためのもので、「ヤナ」は柳瀬川幹線を表しています。
新河岸川水循環センター で配布しています。
埼玉県 流域下水道 マンホールカード(E001)
利根川には「東遷事業」の歴史があります。これは、水害の軽減や新田開発
などを目的に川の流れを東に変えた大事業で、文禄3年(1954年)の大改修
までは古利根川が利根川本流であり、東京湾に注いでいました。現在の利根
川は太平洋に向けて約322kmの流れを形成しています。本デザインは、利根川
で見られる「ハクレンジャンプ」を描いたものです。ハクレンはコイ科の淡
水魚で、5月から7月にかけて産卵のために遡上し、久喜市栗橋付近で数十
匹が一斉にダイナミックなジャンプを披露します。その光景は今や利根川の
風物詩となっていますが、なぜハクレンがジャンプするのかは依然ナゾのま
まです。
古利根川水循環センター で配布しています。
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