ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

『刑事コロンボ』にはまる

2007年10月21日 | TV(ドラマ)

088  10月23日発売予定の『刑事コロンボ』第2号「死者の身代金」が今日送られてきた。

まだ本屋にも並んでないのに、さすが定期購読とニヤリ(^^)。

創刊号の「殺人処方箋」は単発で制作されたということで、コロンボのどこか身なりも小奇麗で、髪型がきっちりの7:3分けだったり、おなじみのオンボロのプジョーも登場しないし、ピーター・フォークもめちゃ若いので、コロンボの若い頃の番外編っぽかったが、本作はシリーズ化を前提に作られたパイロット版ということで、お約束の数々のシーンに再会できて、もうそれだけで満足だよ。

犯行シーンの後に、やっと登場するコロンボに思わず「きた~!」って拍手喝さいだもん(^^)

内容については「殺人処方箋」もそうだったが、やはりこのシリーズを模倣したわけでもないだろうが、今となってはいろんな作品で使いまわされた見慣れたトリックであり、当時の最後に“やられた~”感が薄いというのは致し方ない。

ただそれを補って余りあるコロンボとうい魅力的なキャラクターの秀逸さは、今も色あせていない。

そしてやはり「うちのかみさんがね~」っていう独特の語り口で、コロンボの魅力を決定付けた小池朝雄の吹き替えの功績が大きい。

このDVDコレクションは、ノーカット完全版ということで、わずかだけど当時カットされたシーンを見ることができるんだけど、そのシーンは別の声優で再収録されてる。

声が急に変わるんで、ここがカットされたシーンだってすぐわかるんだけど、やはり私にとって「ルパン三世」は山田康夫であるように、「コロンボ」は小池朝雄でないと許せないのだ。

ついでに私はブルース・ウィルスは野沢那智が一番好きだなあ(^^)

だたやはりDVD一枚に一話だけ入って1490円は高いなあ~。

しかもメイキングとまではいわないが、予告編なりフォトグラフィーなりの特典が何一つ収録されていないのが悲しい・・・。