ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

聴神経腫瘍で退院する

2022年02月16日 | 聴神経腫瘍

 ガンマナイフ治療から明日で2週間目になります。

治療後ずっと気になっていた症状で、ガンマナイフを放射した右側の頭皮の麻痺があったんですが、今日現在まだ少し麻痺が残ってるんですが、麻痺の範囲がちょっと小さくなっています。

この頭皮の麻痺は、事前に症状として先生からも聞いてなかったので心配でしたが、時間が経てば自然に消えていく気がします。
あと少し^^

 さかのぼって術後の夜のことを書きます。

多分麻酔は切れていたと思うんですが、フレームを固定するために刺さっていたピンの痕はそれほど痛くありませんでした。

どれぐらいの傷になっているのか気になって、額に貼ってあったガーゼをちょっと剥がしてみます。

思ったより小さくて安心しました。

後頭部の方は、既に傷から浮いてただ髪の毛についてるだけの状態だったので、もう剥がして捨てちゃいました。

ただこれがいけなかった。

後頭部の方はやはり枕に付けるので、ちょっと痛みがあり、浮いてても貼ってた方が良かったです。

おまけに枕のシーツに、直径1cmぐらいの丸い血痕が二つ付いてしまいました。

慌ててタオルを敷いて寝ました。

 その後は多分ホッとしたのか、疲れてたのかいつしかグッスリ寝ていました。

次の朝、目が覚めるとちょうど窓の外から日が昇るのが見えました。

思わず急いで起き上がり写真を撮っていました。

「ああ~、なんかあっという間に終わっちゃったなあ」

この日は特に検査もなく、10時に退院ということでのんびりしていたんですが、朝食前突然担当の先生が病室に入ってきました。

「お疲れ様でした、調子はどうですか?」

私は朝目が覚めたときから感じていた

「何だか朝から耳鳴りがしないんです。直ったんですかね」

と言うと、先生は笑いもせず、

「気のせいです」

と言います。

そう言われた途端、ちょっと耳鳴りがし始めました^^;

それから、事前にも聞いていたんですが、このガンマナイフは治療後半年から1年でいったん腫瘍が大きくなるので、何かしらの症状が出る場合があり、気をつけて経過観察する必要があるとのことでした。

ホッとしたのもつかの間、油断ならない現実を突きつけられました。

 そして退院の時が来ました。

脳ドックで腫瘍が見つかり、一年経過観察後手術するかどうか悩み、思い切ってガンマナイフ治療。

今やっと一区切りつきました。

今年に入ってからは、なんだかバタバタした感じしか残ってないけど、手術して良かったと言うよりも、早く家に帰ってこれから先のことをゆっくり考えたいっていう気分でした。

自身の状態としては手術前とほとんど変わりなく、普通に動けるしダメージもありませんでした。

 帰りは自分で車を運転しました。

予定としては1ヶ月後と3ヶ月後に診察が予約されてます。

引き続き症状や、思いつくことを書き綴っていこうと思います。



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