さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

退院後初めて、ほぼ7週間ぶりの面会です

2024-03-28 12:54:25 | 面会

一昨日の3月26日(火)、実に久し振りの面会が実現しました。

先月の2月8日(木)に面会して以来、僕は12日入院した訳ですが、I老健は面会できない状況に陥りました。

コロナ感染者が出たせいです。

2月28日退院し、3月5日(火)には面会できると思っていたら、またまた面会は出来ず。

さっちゃんの妹さん達も2度ほど面会できるつもりで準備してくださったようですが、それもふいになりました。

 

そしてやっと巡って来た、さっちゃんとの面会。

一昨日はは朝から本降りの雨でした。

どうやって行こうかとちょっと悩みました。

雨具を着て自転車で行くか、歩いて行くか。

電車で行く選択肢はありません。

ひと駅しか電車には乗りませんから、駅までの歩きと駅からの歩きを足すと、全部歩くのとさほど変わらないのです。

これまでなら、雨具を着て自転車で行ったと思います。

でも今は、体へのダメージが心配ですから、それはやめました。

当然、歩くのも論外です。

 

選んだ方法はタクシー。

まあ、仕方ないですね。

でも、快適です。

自転車なら30分もあれば行ける距離をタクシーは2800円かかりました。

こんなお金の使い方は有意義です。

 

I老健に到着し、3時を過ぎると、上の階からさっちゃんの車椅子が降りて来ます。

エレベーターのドアが開くと、さっちゃんの姿が。

▲15:06。口をモガモガと動かすので、マスクが下がって来ますね。

 

この日のさっちゃんはまずまず目を開けていてくれました。

それほどパッチリとは開きませんでしたけれど、長く薄く目を開けてくれていました。

「あ~~、う~~」と、時々声も発します。

「さっちゃ~ん! 久し振りだね~」

「今日は朝から雨だよ~」

「もうすぐ、桜の花も咲くよ~」

「僕は少し前まで入院してたんだよ」

「でも、もう大丈夫だよ」

・・・・・・・・・・

 

無情な時間はたちまち経過してしまいます。

いつ頃からだったか、さっちゃんから表情も失われて来ています。

期待は出来ませんし、していないのですが、ほんの僅かでも笑顔の表情が浮かべばと期待しているのです。

でも、当り前のことですが、その期待は裏切られます。

まあいいです。

さっちゃんの体調が変わりなさそうなことが分かっただけで十分です。

 

帰りは雨の中、駅まで歩きました。

電車では帰らず、駅前から出ているコミュニティーバスで帰りました。

この方が自宅の近くまで行ってくれるからです。

バスで待つ間に、銀行でお金をおろし、お菓子を買ったりしました。

 

僕としても退院後初めての面会を無事に終了することが出来ました。

まだ何となく疲労感が以前よりはあります。

入院前にさっちゃんの洗濯物を外注に切り替えましたが、まだそのままです。

もう少し、自分自身の日常生活を余裕で行なえるようにならないと、洗濯も自宅には切り替えられないと思います。

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面会停止はまだ続くようです。さっちゃんにお土産を届けました

2024-03-02 11:59:53 | 介護老人保健施設(老健)

昨日の午後2時23分、I老健から電話が入りました。

内容は予想したとおり、面会できない状況がまだ継続することです。

本来なら来週5日の火曜日が面会日でした。

ですから、その日はまだ駄目です、との連絡が入った訳です。

僕はその電話で退院したことと、その日の夕方までにさっちゃんへの届け物をしに伺うことを告げました。

 

I老健まで自転車で行くことが出来ました。

こんなに早く、自転車に乗れるとは思っていませんでしたから、タクシーやバスと歩きで行くとばかり予想していました。

左足はまだあまり力が入りませんから、サドルを下げ、6段変速の4から3に下げて走りました。

凄くゆっくりとしたスピードです。

以前なら25分もかからなかったのですが、30分以上かかったと思います。

でも、これで退院後も何時でも自由にI老健へ行くことが出来ます。

 

I老健へはさっちゃんへのお土産を届けに行きました。

お土産と言ってもお菓子やお酒ではありません。

僕が入院していた病院の介護ショップで購入したものです。

下着のシャツ2着と薄くて小さな毛布のような膝掛けです。

下着のシャツは何と! 前開きだけでなくて、肩開きなんです。

両腕が拘縮気味のさっちゃんにとっては腕に負担なく着たり脱いだりしてもらうことが出来ます。

 

I老健の看護師さんがロビーまで出て来て、僕の退院を喜んで下さいました。

嬉しいことです。

 

その時はまだ、洗濯物の件については話しませんでした。

入院前から洗濯は外注することにしていました。

それを再び元に戻して、「自宅で洗濯します」とは言いませんでした。

僕自身がまだ自宅での生活に自信が持てていないからです。

もうしばらく自宅生活を続けて、余裕が出来てからさっちゃんの洗濯物を自分で洗うことにしたいと思います。

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