さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんは本当に全然食べてくれません。一体どうすれば食べてくれるんでしょう?

2021-05-31 23:55:23 | 食事・食器
今日の僕は7時半のアラームで目覚めたのですが、二度寝、三度寝してしまい、最終的には10時過ぎに起きました。
朝食を作って食べ、PCチェックなどしたりして過ごしていると、さっちゃんが12時過ぎに起き出して来ました。
まずはトイレへ連れて行ってみますが、おしっこは出ません。
口を水で漱いでもらおうとしましたが、水を含んでくれません。

食卓に座ってもらって、アルコールを含んだウェットティッシュで両手を拭いてあげます。
それからさっちゃん用の飲み物(経腸栄養剤+甘酒+牛乳)をチンし、少し温かいのを飲んでもらいます。
最初の2口3口は僕が飲ませてあげるんですが、その後はさっちゃんの前の置いておきます。
自分で手に取ってすぐに飲んでくれる時もあれば、何時まで経っても飲んでくれないこともあります。
次に同じくチンしたオートミールを食べてもらいます。
アメリカ製のクエーカーインスタントオートミール(メープルブラウンシュガー)が僕のお気に入りです。
さっちゃんと二人でテント山行をしていた時も、朝食としてオートミールとクリープを混ぜてから水を加えて煮て作っていました。
簡単に作れて、軽いし、何よりも二人とも好きだったからです。
オートミール1袋(43g、166kcal)にバナナ1本を加えて牛乳で煮ます。
これが二日分の朝食になります。

今日のさっちゃんは飲み物の方は少しずつ飲んでくれていました。
でも、オートミールは数口食べてくれただけでストップ。
口を開けてくれなくなりました。
薬をオートミールの中に紛れ込まして飲んでもらっているのですが、薬も5種類中3種類しか飲んでもらえませんでした。

4時くらいだったでしょうか?
さっちゃんにオートミールを食べてもらおうとしました。
すると、残りが半分くらいになるまで食べてくれました。
残りの薬2種類も飲んでくれました。
でも、やっぱり途中で食べるのを拒否します。

そろそろ夕食のことを考えなければならない時刻になって来ました。
でも、ここ数日のさっちゃんを見ていると、準備しても無駄に終わる気がして仕方ありません。
で、僕は五月雨式に食事を出すことにしたんです。
ちゃんと食べてくれるようなら、その時に追加で何か食べるものを用意しようと。

こんな風にちょっと開き直った考え方ですが、夕食のことは心配せずに、散歩に出かけることにしました。
今日は夏日ではなかったようですが、それに近い気温にはなりました。
でも、風が少し強くて、そのせいもあってかちょっとひんやりします。
さっちゃんには薄手のオーバーウェアを着てもらいました。
さすがに僕もTシャツ1枚とはいかず、上にもシャツを羽織りました。

昨日の紫陽花の前でさっちゃんがどんな反応を見せるか、興味津々でした。
気付かずに通過するか、気付いても無反応なんだろうな、と予想していました。
しかしさっちゃんは、気付きましたね。
紫陽花の前で歩みを少しだけ止めて、ちらっとだけ見て、「これ」とだけ言いました。
さっちゃんはこの青い紫陽花が本当に好きなんでしょうね。


▲18:22。よくある夕陽の光景です。さっちゃんはこの程度の景色には関心を向けてはくれません。空が燃えていたりすると、感嘆の表現を示してくれるんですけどね。それにこの写真は望遠で撮っていますから、実際には小さな光景なのですから尚更さっちゃんにはインパクトがありませんよね。


▲18:25。河川敷は草地になっていたり、葦原だったり、この写真の場所のように森になっていたりします。対岸の丘の下を右から左へ多摩川は流れています。

散歩から戻ると、すぐにさっちゃんの夕食を始めました。
とりあえず、残っているオートミールと散歩の帰りにコンビニで買ったコロッケを食べてもらいます。
コロッケはいつも10ほどに細かく分けて出すんですが、な~んか不味そうに見えるので、ダメもとで丸ごと皿に置いてみました。
軟らかいコロッケですから、そのままかぶりついてひと口ずつ食べられるはずなんですが、さっちゃんにはそれが出来ません。

結局、さっちゃんは手で小さくちぎりました。
それを見ていて、僕は「ナイス!」と心の中で叫びました。
ところがさっちゃんは、ちぎったちっちゃな方をテーブルに置いて、大きな方をどうにかしようとするんです。
大きな方じゃあこれまでと同じだよ~!
さっちゃんはコロッケを食べることは出来ませんでした。
ここで僕が手出しをすると、さっちゃんが怒る可能性大なんです。
実際、見かねて手を出した僕はさっちゃんに嫌がられてしまいました。

とは言え、さっちゃんに任せっきりではさっちゃんの口の中には何も入りませんから、僕が手を出すことになります。
3度に2度は嫌がられながら、少しは食べてもらうことが出来ました。
でも、残りのオートミールとコロッケ8分の1くらいしか食べてもらえませんでした。
お味噌汁も出してはいたんですが、全く手を付けてもらえませんでした。

さっちゃんは座ったまま目をつむっていますから、もう食事どころではない様子。
寝室に連れて行きました。
その後、僕が昨晩の残りのおかずをつついていると、さっちゃんが起き出して来て、椅子に座りました。
人が食べているのを見ると、気になるようですね。
カレー風に煮込んだカリフラワーやズッキーニや豚肉をほんの少しだけ口に入れさせてくれました。
さっちゃんのために1cm立方ほどに切った冷奴2個食べてくれました。
コロッケもほんの少しは食べてくれました。
でも、たったそれくらいだけ。
また眠そうにしているので、今度はちゃんと寝巻きに着替えさせて、布団の中で眠ってもらいました。
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さっちゃんは青い紫陽花を指差して「これがいいネ」と言いました

2021-05-30 23:33:43 | 散歩
デイサービスのない日、僕はさっちゃんの相手ばかりをする訳にもいきませんから、さっちゃんが眠たそうなら布団に入ってもらいます。
さっちゃんは昼間いくら寝ても、夜にはしっかりと寝てくれますから、どれだけ長く寝ても昼夜逆転したことがありません。
ですから、安心して布団に入ってもらうんですが、安易に流れているような気もして、それでは良くないのでは? とも思っています。

そんな風にも考えたりしていますから、毎日の散歩はデイサービスのない日には尚更欠かせない活動のひとつなんです。
雨が降ると散歩は出来ません。
でも、雨の止む隙間をついて、散歩に出かけることもあるんです。
そんな時に情報源にしているのが気象庁のHPにあるナウキャスト(雨雲の動き)です。
1時間後までの雨の様子を5分刻みで予報してくれています。

5時ころ、思いのほか外が涼しいので、早めに散歩に出かけようかと思いました。
念のためにスマホでナウキャストを見てみると、6時半くらいになると、雨が降りそうです。
急いで散歩に出かける準備をしました。


僕たちが住んでいる棟の周りには花壇があったり植木が植えられていたりします。
花壇にはいつも色々な花が咲いています。
住人の中で園芸好きな人たちが育ててくれているんだと思います。
花壇以外の場所には植木が植わっていますが、今年は何故だかドクダミの群生地のような下草状況になっています。
ちょうど今頃は花の時季なんですが、白い花(苞?)が無数にあってとっても綺麗です。
でも、おそらく皆さん、ドクダミの固定化されたイメージから逃れられずに、そのお花畑を見ているでしょうから、ドクダミは損してますね。

そんな花壇や植木の前を通って僕とさっちゃんは散歩に出かけます。
植木の中には紫陽花もあって、10本近くあるうちの一株に花が3房咲いていました。
青と言うか、空色、薄い青紫色、そんな綺麗な色です。
その紫陽花の花の前を通った際に、さっちゃんがその紫陽花を指差して言ったんです。
「これがいいネ」
多分、この紫陽花は綺麗だね、というようなことを言いたかったのでしょう。
散歩に出かける際、何時も僕がさっちゃんの注意を紫陽花に向けさせて「紫陽花だよ。綺麗だね」と言っていたんです。
でも、今日はさっちゃんから「これがいいネ」との言葉が発せられたんです。
しかも、指差しまでして。

さっちゃんの口から意味のある言葉が発せられるのは1日に数えるほどしかありません。
しかも、その瞬間の状況と合致した言葉であることは1日に1回、多くて2、3回くらいだと思います。
さらに、さっちゃんは指差しにほとんど反応できません。
反応できないというのは言い過ぎでしょうけれど、反応するのに時間がかかります。
僕が紫陽花を指差しても、さっちゃんはその紫陽花がどこにあるのかすぐには分かりません。
さっちゃんにとっては意味ある言葉と指差しが合体した非常に高度な技だったに違いありません。


多摩川土手に出てすぐ、北の空で雷鳴が轟きました。
北の空は黒雲に覆われています。
立ち止まって、スマホでナウキャストを確認しました。
6時半ころからこの付近も雨が降る予報になっています。
それまではまだ1時間もありますから、散歩には影響はないようですね。


▲17:36。まだまだカメラの眼よりも人間の眼の方が素晴らしいな! と思います。肉眼では凄く幽玄な雰囲気を湛えたように感じられるのですが、カメラで写し撮った映像はそれほどではありません。(写真が下手糞なんだよ、と陰の声)

僕はTシャツ1枚なんですが、さっちゃんは上着のシャツも着ているのに、「寒い」と言います。
さっちゃんの言葉には「寒い」と「暑い」しかありません。
途中の「涼しい」とか「暖かい」とかの表現はないんです。
北からこちらへ移動してきている雨雲が寒気も引き連れて来ているのかもしれません。

基本の周回コースの途中に1箇所だけ土手から降りて家へ早く帰ることの出来る場所があります。
そこで再度ナウキャストをチェックしました。
すると、この付近の雨が降り始める時間が早まっています。
6時15分くらいになっています。
雨雲のスピードが速くなったようですね。
でも、まだ大丈夫。
予定通りの基本周回コースを歩きます。

多摩川土手から降りた時にまたナウキャストを見ました。
6時10分になっていました。
湧水の流れ沿いの遊歩道でも見ました。
6時5分になっていました。
僕はさっちゃんを心もち急がせます。
分かるほどに急がせると、さっちゃんは抵抗しますからね。
棟の100mほど手前で、霧雨のような粒が顔に当たり始めました。
最後にもう一度ナウキャストを見ました。
6時5分の画面ではこの付近は本格的大雨になっています。
「え~え! そんなバカな!」
今、6時6分!
棟の20mほど手前から霧雨はしっかりした雨粒になりました。
そして、棟の玄関に入った途端、猛烈に降りだし、自転車置き場や車椅子用通路の屋根を叩く雨音が五月蠅いほど大きくなりました。

ギリギリセーフ!
1分遅くても、びしょ濡れになっていたでしょうね。

部屋に戻ると、急いで洗濯物を取り込みました。
まだ北風なので、ベランダには雨が降り込んでは来ません。
洗濯物もセーフです。

その猛烈な雨は10分ほどで通り過ぎ、雨もすぐに止みました。


散歩して来て、お腹が空いているはずとは思うのですが、今日もさっちゃんは夕食を食べてくれませんでした。
皿のおかずをお箸でつつくだけ。
僕がさっちゃんの口元に玉子かけご飯やおかずを運ぶと、怒って腕で払いのけてしまうんです。
怒っているようで、寝巻きへの着替えもせずに、眠ってもらいました。
いま11時半ですが、それ以降眠ったままです。
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土曜日の僕はどうしてもだらだらと過ごしてしまいがちです

2021-05-29 23:30:00 | 今日一日の暮らしぶり
火曜日、木曜日、金曜日と、僕としては緊張した日を送ります。
朝も6時に目覚ましを二つもかけて早起きをしています。
兎に角、さっちゃんを無事にデイサービスへ送り出さなくてはなりません。
ぐ~たらな僕には過重なミッション。

その反動でしょうか、金曜日の夜からは解放され過ぎて生活リズムの羽目も外れてしまいます。
昨日の夜も、結局僕は眠りに就いたのは夜中も過ぎた3時ころ。
デイサービスのない日でも、7時半には目覚ましを鳴らすことにしているのですが、それもなし。
久し振りに寝たいだけ寝る、起きる時刻に制限を設けないことにしました。

とは言え、さっちゃんには起こされてしまいます。
5時過ぎに、さっちゃんは起き出して、僕はトイレに連れて行きました。
少しおしっこが出ました。
8時ころに再度さっちゃんは起き出しました。
でも、今回はおしっこの感じはありません。
さっちゃんは寝室の中を歩き回ったり、ソファに座ったりしています。
8時半ころに、何となく排便があるかもしれない雰囲気を感じたので、僕はトイレに連れて行きました。
でも、今回は空振り。

その後も、さっちゃんは家の中をウロウロとしていました。
僕もたまには布団から出て、さっちゃんの様子を確認します。
予想もつかない場所に座っていたり、物を移動させたりしちゃいますからね。

たま~に布団にも戻って来るさっちゃんでしたが、今日の僕は布団からなかなか出ません。
さっちゃんに翻弄されながらも、時々眠りに落ちていました。
10時ころに再度目覚めた僕の隣りにはさっちゃんがいました。
でも、さっちゃんは上半身を起こします。
起き上がろとするさっちゃんに僕は絡み付いて、起き上がれないように邪魔をします。
しばしそんなことをして、さっちゃんの邪魔をするんですが、あまり続けるとさっちゃんが怒り出しますから、その直前で止めるんです。
さっちゃんはまたウロウロし始めていますが、トイレではもちろんないですし、出かけたいモードにもなっていません。
起きている理由はよく分からないのですが、放っておいても大丈夫そう。
僕は再度眠りに落ちました。

次に僕が目覚めた時は、さすがにもう起きなければと思いました。
正午近くにはなっているだろうな、と思いました。
ところが、時計を見てみるとビックリ!
1時半を過ぎています!
さっちゃんはと言えば、僕の隣りで寝ていました。

僕はついに起床し、いつもの朝食を作って食べました。
しばらくはまだ、さっちゃんが起きては来ないと思ったからです。
その後、さっちゃんを起こして、さっちゃんの朝食(?)。
薬もちゃんと飲みました。

その後は、PCチェックをしたり、食器を洗ったりすると、すぐに夕方になってしまいます。
6時過ぎてから、散歩に出かける準備を始め、6時半前に家を出ました。
さっちゃんはどういう訳か、散歩に出かけることが理解できなかったようで、玄関へ向かう僕の後を付いて来ません。
玄関に置かれた自分の運動靴を見ても、履こうとしません。
僕がさっちゃんの足首を掴んで、靴まで引っ張って来ないと駄目でした。


▲18:39。今日の夕焼けはまあまあですかね。とりわけ鮮やかなことはありません。中央の山は御嶽神社のある御岳山とその周辺の山々。左の山は大岳山。


▲18:43。陽は山に沈んでしまいましたが、空はまだ明るく青いですね。


▲18:44。この時間になると、散歩の人も自転車に乗る人も随分少なくなっています。気温もちょうど良く、風は吹いていなかったのですが、風とも呼べないほどの空気の動きがあるのでしょう、肌に心地よく感じられます。

家に帰り着いたのは7時15分ころでした。
それから夕食の準備をしたんですが、今日も準備は簡単です。
買っておいた惣菜のポテトサラダ、残っていたお味噌汁、冷凍してあるご飯とおかず。
おかずは牛すじ肉、里芋、大根、人参の煮物です。

ところが、さっちゃんはひと口も食べようとはしません。
僕が何度も食べ物をさっちゃんの口に近づけると怒り出してしまいます。
僕もそんなさっちゃんの態度には腹が立って「食べなくていいから、もう寝な」と言って、寝室に連れて行きました。
その時布団に入れて以降、さっちゃんは起き出して来ません。
いま、11時半。

心配です。
何故こんなに食べてくれない日が多いのでしょう?
散歩に出かける前に、さっちゃんに体重計に載ってもらいました。
「載って」と言えば載ってくれる訳ではありませんから、体重計に載ってもらうのには苦労します。
ひょっとしたら30kgを切ってるのではと心配でしたが、まだ31kg以上はありました。
でも、軽すぎですね。
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今日、確定申告の書類を税務署に提出して来ました

2021-05-28 23:46:44 | 生活の一場面
僕は世捨て人のような生活を送って来ました。
否、世捨て人、そんな呼び方は格好のつけ過ぎですね。
社会生活不適合者とでも言うのでしょうか?
これも違いますね、何かのせいにし過ぎています。
だらしない人、怠け者、いい加減人間、ぐーたら、・・・・、などと呼んだ方がピッタシです。

そんな僕が今日、確定申告書を税務署に出して来ました。
2ヶ月遅れですね。
書類作成が難しいわけではありません。
僕には財産と言ったものがからっきしありません。
不動産がある訳でもなく、株を所有しているわけでもありません。
名前だけに等しいどこかの役員をしているわけでもありません。
収入は年金だけ(しかも国民年金)ですから、書類作成は超簡単!
実際、昨晩に下書きをして、今朝正式書類に書き込んで、すぐに出来たんです。
しかも、僕の分とさっちゃんの分の2人分。

ちゃんとした立派な日本国民からはお叱りを受けそうですが、年度内に書類提出したことは1回くらいしかありません。
大勢の市民の方々が狭い税務署のフロアに押しかけていて、2度とこの時期には来たくないと思いましたね。
4月になっても、まだいいや、まだいいや、と思っていると、5月はすぐ来てしまいます。
そろそろ提出しなくちゃな、と思うもののなかなか実行の踏ん切りがつきません。
実際に取りかかると1日2日で終わるんですけどね。

手元にこれまでの確定申告の書類があったので、提出日を調べてみました。
(暇ですね・・・・)
令和2年度(今回のですね):5月28日
令和1年度:6月2日
平成30年度:6月6日
平成29年度:6月7日
平成28年度:5月1日
平成27年度:5月16日
平成26年度:5月20日
平成25年度:5月27日
平成24年度:5月31日


今年は例年よりも提出が遅れたかな、と思っていましたが、極々平均的だったんですね。
これでも毎年、GW前後には提出しなくちゃと思っているんですけどね。

毎年欠かさず確定申告書を提出しているのですから、日本国民としての義務をしっかりと果たしていますよね。
納税の義務と言っても、払っている税金は消費税くらいのものですけれど・・・・

ところで、僕が生まれて初めて納税したのは35歳になったころのこと。
このころ僕は初めてちゃんとした会社勤めをし始めたんです。
数年間で辞めちゃいましたけれど)
会社の給料から所得税などが天引きされたという訳です。
ついでに言っておくと、国民健康保険や年金にもこの年から初めて加入スタートしたんです。
ちょうどその頃、さっちゃんとは通い同棲が始まったころで、国保や年金のことを話すと、とても喜んでくれていましたね。


まあ、そんな昔話はいいとして、税務署には自転車で行きました。
45分あれば着くはずだったんですが、大きなJRの駅を渡るのに、どこから渡ればいいのか見つからず、1時間ほどかかってしまいました。
帰路は4ヶ所ほどで買い物をしながら帰りましたから、2時間ほどかかりました。
帰宅してから、遅い昼食を摂り、お風呂に50分ほど入って、さっちゃんの帰宅を待ちました。
さっちゃんはデイサービスでも家でも食事量が減っています。
減っているというより、食べてくれません。
それでも、朝食はしっかり食べてくれていましたが、今朝は半分も食べませんでした。
散歩ではしっかりと歩けていますし、体調には問題ないように見えるんですけどね。
心配です。
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次第に暑さが増して来ています。夕方の散歩も少しでも涼しさが感じられる日没直前から薄暮の頃になってきますね

2021-05-26 23:51:36 | 散歩
先週の木曜日にブログを書いてから今日で6日目。
日記のようなブログですが、これほど間隔が開くと日記じゃなくなっちゃいますね。
ブログを書かなかった、書けなかった理由は幾つかあります。

例えば昨晩ですが、書き始めようとした夜の9時半ころにさっちゃんが起き出して来ました。
繰り返し何度も起き出して来るので、僕はさっちゃんの横に添い寝します。
僕がすぐ側に居ると、さっちゃんは起き出しません。
布団の中に僕が居続けて、そのうちぐっすり寝込んでしまうのはいいのですが、僕自身も寝てしまいがちなんです。
以前は僕自身が寝込んでしまうことはほとんどなかったんですが、最近はそうなってしまうことが多いんです。

昨晩もそうで、目覚めると、11時。
それからブログを書こうと思いましたが、11時過ぎころに再びさっちゃんが起き出して来ました。
しかも、そのさっちゃんが異常にテンション高め!
布団に戻るような雰囲気ではありません。
ダイニングでさっちゃんと過ごしているうちに12時を過ぎてしまいました。
その後、さっちゃんは眠りに就きましたが、僕も疲れて1時には布団の中へ。
眠りに就いたのは1時半ころでしょうか?

もちろん、昨晩のような理由でブログが書けなかった日もありますけれど、この5日間のブランクのほとんどは他の理由でした。
それはこの5日間波風の立たない比較的穏やかな日々だったということ。
ただ、そんな状況の中で書くべきことがない訳ではないのですが、僕にそこまでの気力がなかったんでしょうね。
疲労が溜まっていたんでしょうかね?
寝ることを優先しました。


そんな感じで日々過ぎていたのですが、昨日は散歩中に綺麗な夕陽の景色が撮れたので、それをブログに載せようと思っただけなんです。
ちなみに、今日も散歩には行ったのですが、写真は撮りませんでした。
美しい風景は今日もあったのですけれど、僕の写真技術と使いこなせていない僕のコンデジではその美しさを引き出せません。


▲18:16。肉眼では手前の河川敷の草木の形や色、岸向こうの丘の樹々の姿等見えているのですが、カメラで撮ると、真っ黒になってしまいます。でも、これはこれで光が際立って素敵だと思います。上空の空の明るさや青さで、まだまだ十分に明るい時間帯だということが分かるでしょう。


▲18:22。日没まではまだ30分近くありますが、夕焼け時になって来ました。こういう光景を見ると、僕はいつも思うんです。この写真の奥に見えている奥多摩の山の尾根に泊まって、同じ夕陽を眺めることが出来れば、どれほど幸せなことだろうと。

散歩から戻って来ると、7時ころになります。
それから夕食の準備なんですが、昨日楽な準備でした。
ご飯は冷凍してありますし、お味噌汁は前日に作ったのが冷蔵庫に入っています。
二日前に茹でたブロッコリーが昨日で最後になりました。
他にはスーパーで買った卯の花のお総菜、以前作ったおかずを冷凍しておいたものも解凍して出しました。

今日も散歩から戻ると、7時くらいだったのですが、散歩に出かける前に作っておきました。
ご飯は出かける時にスイッチを入れました。
お味噌汁は味噌を入れる直前まで作っておきました。
鶏肉とカリフラワーとズッキーニのネパール風炒め煮(辛さゼロ)もほぼ完成させていました。
もうひとつ、昨日買っておいたかぼちゃサラダ。
これからの季節、散歩は6時台になるでしょうから、散歩前に夕食をほとんど完成させておかなければならないな、と考えています。

こんな風に作っても、小食なさっちゃんはあまり食べてはくれません。
ほんの少しずつしか出さないのですが、半分食べれば御の字ですね。
昨日今日もそうでした。
ほとんど食べてくれない日もけっこうありますから、半分も食べれば本当にいい方なんです。
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さっちゃんが人の歌の真似をしてると言うんですが、あり得なさ過ぎて、信じられません。もしそうなら、楽しくて、不思議です!

2021-05-20 23:20:23 | 面白いこと
今日の夕方、デイサービスの車で送ってもらって、その時にスタッフさんとほんの短時間話をして得た僅かな情報です。
あまりにも信じ難い内容なので、客観的には信じられませんが、主観的には信じたくてたまらない内容でした。
スタッフさんから聞いた話だけなので、今日のブログは短いです。

どれくらい前からだったでしょうか?
今年に入ってからだったとは思いますが、何月くらいからだったかは覚えていません。
でも、今月や先月からと言えるほど最近でもありません。

さっちゃんが妙な節回しで、唸る? 喚く? 謡う? ・・・・ようになったのです。
いつもの声の大きさの5割増しや倍くらいの音量で発声するのです。
うぉ~ぶりゅぶりゅわ~ぉ、うぇ~りゅぶりゅばら~・・・・
録音でもして聞いてもらわないと、その雰囲気はまったく伝わりませんね。
文字にしてみましたが、毎回変わりますし、文字では何も伝わりませんね。
文字にもし難いですしね。
大抵の場合、最初は低い音程から始まり、音量も控えめ。
だんだん進行するにつれ、音程も高低幅が少しだけ広がって来て、音量も増します。
10秒とか20秒で終わるのですが、前触れから次第に盛り上がって来て、クライマックスを迎えると突然終わるパターンです。

僕に対してそんな謡い(そう言うのがふさわしい気がして来ました)を発声した最初のころは、さっちゃんと僕が喧嘩をしている時が多かったんです。
ですから、その謡いは僕に対する威嚇のように僕には聞こえました。
いつもより大きな声で喚いているように思えたんです。
僕がそんな受け止め方をしていましたから、さっちゃんはただ喚いただけで終わる結果が続きました。

でもある時、喧嘩状況の険悪さを何とか改善しなくちゃと僕は思います。
何度か聞いていると、単なる悪態を付いて喚いているわけではなさそうです。
節回しがあるようなないような、メロディーもあるようなないような・・・・
思い切りよく、いつもより大きな声で発声していることは確かですから、僕はその発声があった時に拍手してあげたんです。
すると、不機嫌だったはずのさっちゃんがケラケラ笑うんですよ!
それで、これは喚いたり唸ったりしているんじゃないということは分かったんです。
その後も、そんな発声があったら僕は拍手したり喜んで誉めてあげたりしました。
すると、さっちゃんにはいつも笑顔が浮かび、乗りも良くなって、再度謡うこともよくあったんです。

その謡い(あえてこう言うことにします)を今日の夕方、スタッフさんの前でもしたんです。
すると、スタッフさんが「これね、ある人の真似なんですよ」と言うじゃないですか!
スタッフさんなのか、多分通所者さんの誰かだと思いますが、どなたかの歌真似なんだそうです。
その方の歌を一度聴いてみたいものです。
どれくらい特徴を掴んでいるんでしょうかね?

すると、スタッフさんの口からまたまた驚くべき発言が!
「社長さんが来られると、社長さんの真似もするんですよ」
え~~~え!!!
喋り方の真似なのか、歌真似なのかは聞き忘れましたが、どっちであっても凄いことです!

さっちゃんはデイサービスで、僕の知らない一面を出しているのですね。
嬉しいですね。

夕方からはが降り出しましたから、散歩には行きませんでした。
二人とも布団に入って、6時ころまで仲よく睦み合っていました。
(さっちゃんには男女の感情はないようですが、普遍的な優しさや労わりや親しみのような感情はあると感じます)
その後、僕は台所で夕食の準備を始めました。
それからのさっちゃんは僕に対して腹を立て、怒っていました。
あのままずうっと一緒に布団の中にいて欲しかったんでしょうかね。
怒りが収まらないさっちゃんは晩ご飯を食べることを拒否して、寝室から出て来なくなりました。
そのまま眠ってしまったみたいです。
(途中1回起こそうとしましたが、怒りを向けられただけでした)
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今日は久し振りの雨の中の外出。さっちゃんは傘を差すことが出来ません

2021-05-19 23:20:25 | 出来なくなったこと
今日は1ヶ月ぶり言語リハビリがありました。
STのT田先生や病院の都合が重なって出来なかったからです。
言語リハビリについては改めて後日ご報告する機会があると思いますけれど、今日書き留めておきたいことはのこと。

正午ころ、家を出て駅へ急ぎました。
生憎小雨が降っています。
短い距離なら傘を差さなくてもさほど濡れないくらいの雨。
でも、駅まではさっちゃんの足で急いでも25分はかかりますから差さない訳にはいきません。

さっちゃんは傘の広げ方を忘れています。
昔からワンプッシュで開く傘は使ったことがありません。
昔ながらの開き方の傘です。
広げた傘を僕はさっちゃんに渡します。
さっちゃんの左手に傘の柄を握らせるんです。
でも、10mほど進んで、僕は諦めました。
さっちゃんの傘は背中に背負っているザックは勿論ですが、自分の背中や後頭部もカバーできていないのです。

以前からさっちゃんは傘を自分が濡れないように差し続けることが出来ませんでした。
それだけなら時々傘の位置を直してあげればいいことなんですが、修正不能なほど傘が横倒しになってしまうんです。
それだって無理矢理直せば何とかなりますが、強制的に傘を動かされることに腹を立てて、傘を放り捨ててしまうんです。

ただでさえ、時間の余裕はありません。
電車発車時刻まで30分ほどです。
雨なのでいつもより確実に時間はかかります。
結局、さっちゃんの傘は畳んで僕のザックに固定して、僕の傘に二人が入ることにしました。
ふたりともが濡れないように、ふたりが身を寄せ合って、そんな配慮はさっちゃんには出来ません。
左にさっちゃん、右に僕と、並んで歩きましたが、僕の右肩は犠牲にしました。

右手で傘を持ったり、左手で持ったりしましたが、右手で持つと、さっちゃんと僕との距離が離れやすくなるんですね。
さっちゃんの右手と僕の左手を繋ぎ合うことになりますが、どうしても体は離れやすいんです。
それで、僕は左手でさっちゃんの肩を抱くようにしてみたのですが、離れにくくはなりましたけれど、さっちゃんが不安そうなんです。
何故なら、さっちゃんと僕が手を繋げないからです。
さっちゃんの右手は僕の手を探すんですね。

ですから結局、傘を左手で持つことにしました。
さっちゃんの右手を僕の右手が掴みます。
さっちゃんには右手を僕の体の右前方まで伸ばしてもらって、僕の右手に載せるようにして繋ぎました。
さっちゃんの右手甲には雨がかかりますけれど、小降りですから手が冷たくなるほどではありません。

この体勢のままで駅までの25分間を急ぎ足で歩き、病院までの20分間を歩くのは、さっちゃんにとっては結構苦痛だったんではないでしょうか。
お互いの、特に僕の体の振動が常に伝わりますから、歩き難いと思います。
でも、さっちゃんは文句も言わず、嫌な表情ひとつ浮かべずに歩いてくれました。

帰りも病院からは歩きましたが、家まではタクシーで帰りました。
そのタクシーが普通とはちょっと違うステーションワゴンのような形だったので、運転手さんに聞いてみました。
すると、座席に車椅子ごと載せられるタクシーなんだそうです。
でも、座席を動かして、スロープを設置して、車椅子を載せることになるので、所要時間が10分ほどかかるんだそうです。
「立ち上がることが出来るお客さんは車の座席に座っちゃいますよね」と運転手さん。

家に着いてから僕は思いました。
雨が本降りの日に、どうしても外を歩かなければならなかったら、山で着ていた雨具を着た方がいいな、と。
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さっちゃんの散歩としてはいつも通り何の変哲もないものでしたが、昨日とはまるで違ってしまったものがあって、吃驚しちゃいました!

2021-05-17 23:21:33 | 散歩
ブログのカテゴリーは散歩ですけれど、散歩自体には普段と変わった点はまるでありません。
へ~ぇ、こんなこともあるんだなぁ。
昨日しといて良かったなぁ。

そう思うばかりです。
ブログ記事としても、まるで特別な内容も役立つ情報もありません。
ですが、日記(ブログ)ですから、書いておこうと思います。

今日は一日中曇っていて、風もあったりして、散歩に出ようと思えば、いつでも大丈夫といった感じでした。
でも結局、夕方遅く日没近くになってしまいました。


▲18:03。何に吃驚したのか? いきなりその答えが出てしまいましたね。黄色いキク科の花の群生(多分オオキンケイギク)に囲まれて、さっちゃんの写真を撮ったばかりだったのに、そのお花畑が刈り取られてしまってました! 昨日、写真を撮っていて本当に良かった!

草刈りですが、河川堤防の劣化には直接的には繋がらないと思います。
樹木の場合は影響があるでしょうから、適切な伐採が必要でしょう。
ただ、堤防の美化とも関係があるのでしょう、定期的に草刈りが実施されているようですね。

ネットでちょっと調べてみました。
すると、年2回、5~6月と9~10月頃草刈りをしているようですね。
その理由は堤防の保全や異常の早期発見などなんだそうです。
確かに、亀裂や穴があったら大変ですものね。

昨日調べたスイカズラの花の蜜ですが、幾つも花を摘んで吸ってみましたが、甘い蜜は出ませんでした。
もう少し早い時季、咲き始めの頃がいいのでしょうかね?


▲18:04。太陽の光が見えるとは思っていませんでした。意外と雲の切れ間も多くあって、赤や黄色に燃えることはまったくなかったですけれど、黒い雲の縁が光のレースに縁取られていました。これはこれで綺麗ですよね。遠くに奥多摩の山々が見えています。中央の山は大岳山。


▲18:13。のような雲の隙間から太陽が顔を出していました。

今日は基本周回コース40分だったので、さっちゃんは最後まで元気に歩きました。
白いカラーの花を僕が指差し「カラーだよ」と言うと、「綺麗ね」と返してくれました。
最後に、団地の敷地に入る際、左に曲がるのですが、その直前にさっちゃんは「ここ」と言います。
「ここから入るんだよ」という意味なんですね。
意味のある適切な言葉を発してくれると、それだけで僕は嬉しくなってしまいます。

部屋までの35段の階段は手すりも掴まずに元気に上って行きました。
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昨日は久し振りに散歩しませんでしたから、今日は長いコースを早い時間に歩きました

2021-05-16 23:05:33 | 散歩
昨日の僕は朝から鼻水が出っ放しで、ティッシュをたくさん使い続けていました。
熱がある訳ではなかったのですが、何となく少し体がだるい感じでした。
昼過ぎからは布団で横になってじっとしていました。
夕方になって、いつもなら散歩に出かける時刻になっても僕は布団の中。

昨日ゆっくりと体を休めたせいなのか、今日体調は普通。
さっちゃんはと言えば、昨日どこにも出かけなかったことは覚えているはずもありませんが、どこかへ出かけたがっている様子。
朝(もう昼?)起きた時から、出かけたがってる雰囲気がありました。
その後も、「行こ!」とか何度も言うので、早めに散歩しに行くことにしました。
それに、今日は昨日よりも気温が低くて、曇っていて日差しもありませんからね。

いつもの基本の周回コースは徒歩40分くらいかかるのですが、今日はいちばん長いコースを歩くことにしました。
もちろん、いちばん長いと言っても、さっちゃんと普通に散歩するコースの中でのこと。
この日のコースは1ヶ月に1回か2回ほどしか歩かないでしょうね。
今日、かかった時間を計ったら70分ほどでした。
基本周回コースの倍の距離とまではいかないみたいですね。


▲14:28。家の近くの多摩川土手ではここだけにこのキク科の黄色の花が群れて咲いています。詳しく観察したわけではありませんから不確かですが、オオキンケイギク(大金鶏菊)かな、と思います。このお花畑をバックにさっちゃんの写真を撮ろうとしましたが、じっと立っていてくれません。こんな草むら、しかも斜めな場所ですから、心細いようですぐに僕の方へ来ようとするんです。


▲14:29。黄色の花に囲まれているさっちゃんの写真を撮ろうとしたのですが、やっぱり駄目。僕が撮影のために距離を急いでとると、さっちゃんも急いで僕の方へ来ようとします。


▲14:37。5月になったころから少しずつスイカズラが咲き始めていました。今は土手でも河川敷の藪の中でも多く見かけることが出来ます。吸い葛と書くようで、花には甘い蜜があるんだとか。今度吸ってみようと思います。甘い香りがするはずなんですが、この辺りのスイカズラは香りを漂わせていないのでしょうか? 僕の嗅覚が甘い香りに効かなくなったんでしょうかね? 苦いコーヒーの香りには敏感なんですが・・・・


▲15:15。湧水の流れの遊歩道まで来ました。黄色のカキツバタも綺麗に咲いています。写真のカラーの花も毎年綺麗に咲いてくれています。


▲15:23。散歩に出てから1時間以上経ちました。さっちゃんの腰が少し曲がり始めています。脚は疲れていないようなんですが、腰に影響が出て来るようですね。

散歩コースには色々な花が咲いています。
『多摩川土手に咲く花々』との図鑑でも作りたくなるほどに、とりわけ初春から初夏にかけては花の種類も多いようです。
さっちゃんが認知症になって、天気さえ良ければほぼ毎日散歩に出るようになりました。
しかも、毎日同じコースを。
同じ道を毎日毎日歩くことで見えて来るものも多くあります。
僕にとっても、貴重で楽しい体験をさせてもらっているようですね。
さっちゃん、有難う。
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少~しずつですが、さっちゃんは階段の下りがきつくなって来ているようです

2021-05-14 22:47:46 | 心配なこと
さっちゃんも僕も外出するときは必ず階段を使います。
8段の階段が4つと最後に3段あって、計35段あるんです。
隣りに住んでいる方やケアマネさんも階段のすぐそばにあるエレベーターを使いますから、さっちゃんは頑張っていると思います。

今朝もデイサービスに出かけるために35段の階段を降りました。
4つの階段を降りる時は「イチ、ニ、サン、・・・・、シチ、ハチ」と僕は声を出して降りています。
さっちゃんも時には、ほんのたまにですが、数を数えながら降りる時もあります。
数ヶ月に1回くらいは、イチからハチまでそれらしく発声できることがあります。
1ヶ月に1、2回はイチからシくらいまでは発声できることがあります。
でも、ほとんどの場合、発声することはありません。
上りの時は、息が上がるからなんでしょうか? 発声したことはありません。

さっちゃんの右手を僕は握って、歩調を合わせて降ります。
降り始めはさっちゃんも心配なのか、左手で手摺りを掴んでいます。
でも、すぐに離して降りるようになります。
とは言え、最近は手摺りを掴んでいる時間が長くなりました。

それだけではありません。
何度かこんな失敗がありました。
降ろす足が次の段ではなくて、更にもうひとつ下の段まで行ってしまうのです。
突然、倍の高さを下ることになりますから、前のめりでつんのめることになりますよね。
僕と手を繋いでいますから転げ落ちることはないのですが、足を踏み外して転んでしまう感じにはなってしまいます。

幅の狭い階段で起き易いのですが、階段の幅に自分の歩幅を合わせることが出来ない時があるんですね。
なので、最近は僕も対策を取っています。
さっちゃんの右手を僕の右手で掴んで、僕の左手はさっちゃんの右の脇の下あたりに入れて支えることにしたのです。
さっちゃんの足の動きも注視して、1段飛ばしになりそうな場合は脇の下に入れている左手で体を支えます。
身体を支えると、一瞬さっちゃんの体が止まりますから、降ろした足は先まで行かずに、正しい段に降ろすことも出来るんです。

1回外出するたびに、往き帰りで70段は必ず階段を上り降りします。
2回外出すれば140段ですから、それなりですよね。
ただ歩くだけよりも、階段は高齢者にとっては適度に強度のある運動になると聞いたことがあります。
最近はハイキングに行くことからも遠ざかっていますから、日々の階段も大切な運動になっています。
これからも可能な限り長く、階段を使い続けたいと思っています。
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