首都圏の緊急事態宣言が解除されました。
解除の理由は不可思議なもので、医療体制が少しは良くなったという理由はまともですが、もうひとつの理由が笑っちゃいますよね。
それはこれ以上緊急事態宣言を発令し続けても効果が望めない、というもの。
横這いもしくは僅かに増加傾向さえみられる中での緊急事態宣言解除とは一体なんなんでしょうね?
専門家の多くが新規感染者の1日あたりの数(東京都の場合ですが)がせめて2桁になって欲しい、出来れば1桁と言っていました。
でも、いつの間にか500人を切れば解除の条件は満たしていると言う暗黙の了解まで出来上がって来ていました。
医療従事者の方々は医療体制のステージがステージ2、3だとしても限りなく2に近い3が望ましい、そう主張して(願って)いました。
それも、いつの間にかステージ3ならOKとなってしまっていました。
前の週と比べた新規感染者数の比も1以上、つまりステージ4なのに緊急事態宣言を解除してしまいました。
この国の政治、行政はどうなってしまったんでしょうね!
何も本気を感じさせる対策を打ち出したり実行したりしません。
国民の努力に“おんぶにだっこ”です。
国民も自分たちばかりが頑張っている状況に我慢も限界に達して来たんでしょうね。
菅さんや小池さんのおっしゃる言葉も聞き流すようになってしまいましたよね。
上の人たちは基本的な感染症対策のことしか言いません。
国民は政治や行政によって守られているという実感を全く抱くことが出来ません。
医療従事者の方々には本当に本当に感謝している、どれだけ感謝しても足りないほどだと思っているのにね。
政治家や官僚も見えないところで頑張ってくれているとは思いますけれど、見える形で効果的なことがなされていないのは事実です。
台湾やニュージーランドのニュースに接すると、羨ましく思います。
国内でも和歌山県や山梨県は頑張っていますよね。
いやいや、思わずブログで日頃の鬱憤を語ってしまいました。
僕が所属している山岳会でも山行自粛していたのですが、緊急事態宣言解除を受けて、活動再開させました。
という訳で、僕も約3ヶ月ぶりに天覧山での岩トレを再開することにしたんです。
以下、先週3月25日の天覧山岩トレの記録です。
2月から木曜日もデイサービスに通うことにしました。
会の仲間のF沢さんが木曜日なら一緒にトレーニングできるので、今後は2人でのトレーニングになります。
2人ですから、トラバースだけではなく、ザイルを使用した練習も可能になりました。
そのうち、トップロープでの練習もしたいと思っています。
F沢さんは車で来るので、最下部岩場で合流します。
トラバース岩から最下部岩場への急傾斜の岩場でF沢さんと会いました。
40分くらい前には到着していて、両方の岩場ですでにトレーニングを始めていたそうです。
仲間がいると、僕もこれまでのようにマイペースでのんびりゆっくりという訳にも行きませんね。
とりわけ、仲間がやる気満々の伸び盛りの人だと尚更です。
まあ、それもそんなにない体験ですから、ちょっと忙しいことを楽しみながらやっていこうと思います。
でも、柔軟体操やストレッチはこれまでと同じように十分やった方がいいですね。
僕は最下部岩場でのトラバースを8往復するつもりでしたが、途中で数が分からなくなってしまいました。
このトラバースは準備体操のようなものですから、あまり数に拘る必要はありません。
多分、7往復くらいしたんだとは思います。
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▲11:46。最下部岩場の核心部である左端を通過中のF沢さん。
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▲左端の核心部にはこれくらいの小さなホールドが3ヶ所ほどあります。RCCⅡグレードで4級+だと思います。
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▲11:47。最下部岩場の右端部分をトラバースするF沢さん。まっすぐ伸びた木が折り返し点です。このアングルから撮った写真で見ると、最下部岩場も結構大きく見えますね。端から端までも10mはあると思います。往復で20mですから、10往復すると200mになるんですね。F沢さんはこのトラバースを17往復したことがあるとか。もう何度でも出来そうですね。
この後、上に登って、トラバース岩へ行きました。
軽く昼食を済ませます。
僕は以前同様、塩くるみパン1個。
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▲12:45。F沢さん、トラバース岩の左から右をチャレンジ中! スタートしてすぐのこの箇所が繋がっていないそうなんです。右足をもっと安定したスタンス(足場)まで下ろせればいいのですが、そのためにしっかりとしたホールド(手がかり)が欲しいのです。僕は通過できているのですが、自分でどうやっているのか自覚がないので、すぐには教えてあげられませんでした。
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▲12:52。トラバーススタート地点左上にミツバツツジが咲いていました。天覧山はツツジも多くて綺麗な山ですから、しばらくするとツツジ目当てのハイカーも増えるでしょうね。
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▲12:55。いよいよ僕もトライしてみます。この写真がトラバースのスタート。この時はまだ、これまで同様往復は出来るものと甘く考えていました。
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▲13:00。ここがF沢さんが繋げられない箇所。右手、左手とホールドを掴み、右足を大きく右下の大きなスタンスに下ろします。僕もちょっと苦労しましたが、何とか出来ました。関係のない話ですが、写真で見ると僕の胴回りはそれなりに太目ですね。腰のくびれがない(泣)。
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▲13:02。このコーナー(曲がり角)も久し振りなので苦労しましたが、何とかクリア。さらにこの写真の右の外まで進み、片道終了。続いて右から左へ。コーナーも何とか通過したのですが、その直後、右の指がヌルヌルします。よく見ると右手中指から血が出ていました。ヌルヌルして滑りそうですし、それ以上に、岩場を血で汚しても申し訳ありませんから、そこで終了。5分の4往復で終了でした。
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▲13:06。続いて、F沢さんが通過出来ない箇所を練習。この写真の位置からスタート。
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▲13:06。このホールドがいちばん楽かどうかは分かりませんが、いろいろ試したうちのひとつです。僕も血が止まったので、いろいろと試してみましたが、最終的にいいムーブが見つかりました。昔は楽に通過していた記憶があるので、もっといいムーブもあるのかもしれません。
僕も久し振りに、あ~でもない、こ~でもない、と言いあいながらクライミングのムーブを探し合う楽しさを味わいました。
F沢さんは若いですから(20代です)、すぐに僕のレベルを越えていくでしょう。
同じレベルや少し上のレベルのクライマーとトレーニングする楽しさをまた味わえるかと思うと、ワクワクしますね。
過去の自分のクライミングレベルと肩を並べるように早くなりたいですね。
(なかなか大変、本当に無理そう、なのは当然なんですが)
最後に、1往復にチャレンジしたのですが、4分の1くらいでパワー、持久力ともに切れてしまいました。
2度、3度チャレンジしても同じでした。
この3ヶ月間のブランクでクライミングに必要な筋肉が衰えまくっています。
パワーも減っていますし、それ以上に持久力がまったくなくなってしまいました。
20代後半で沢登りを始めてから1ヶ月以上、沢にも行かない、岩にも触らないことはありませんでした。
3ヶ月間も筋肉を使わなければどうなるのか、初めて知りました。
悲惨なものですね。
筋肉が使い物になりませんから、これで終了。
でも、ほぼ予定時間にもなっていましたしね。
自分の町に帰って来ると、脚が酷く重いことに気付きました。
帰宅して、シャワーを浴びても、脚の重さは続いています。
さっちゃんがデイサービスから帰って来て、いつものように散歩に行くかどうか悩みました。
それほどに脚は重くなっていました。
脚にとっては軽く歩いた方がいいだろうと思い、さっちゃんと二人でいつもの基本周回コースを散歩しました。
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▲16:48。土手すぐ下の桜並木。歩いていると、さほど脚の重さは感じなくて済むようでした。
その日の夜、布団に入って寝ようとしていると、足が攣り始めました。
脹脛や太股ではなく、足の裏と足の甲の筋肉が攣るんです。
小さなスタンスや傾斜したスタンスをしっかりと捉えるために足に力を入れますが、そんな際に使う筋肉なんでしょうね。
右足も左足も同じ箇所が攣ります。
布団の中での足の置く位置、足と脚の角度などを上手に調節しないと、猛烈に攣って激痛が走りそうです。
これ以上痛くはならないように注意深く対応し続けなければなりません。
けっこう長い時間が経過し、やっと足の攣りが収まりました。
それにしても、こんな箇所にもクライミングで使う筋肉があったんですね。
翌日、翌々日と、全身が筋肉痛でした。
もちろん全身と言っても、クライミングでよく使う(普段はほとんど使わない)筋肉がです。
脹脛や太股は疲労感はありましたけれど、筋肉痛にはなりませんでした。
太股の前の部分、一番下の肋骨あたり、肩甲骨から脇の下、胸、二の腕、指、手の平、・・・・の筋肉などですね。
月曜日あたりでようやく収まって来ました。
全身疲労もあったせいか、また喉が腫れて来て、体調もあまり良くありませんでしたね。
これまで自覚はなかったんですが、クライミングによって普通では使わない筋肉をたくさん使っていたんですね。
これほどあちこちが筋肉痛になるような運動が出来ることは嬉しいことです。
今週、来週と続けることで、体も慣れて来ることでしょう。
更なる成長が楽しみです。
解除の理由は不可思議なもので、医療体制が少しは良くなったという理由はまともですが、もうひとつの理由が笑っちゃいますよね。
それはこれ以上緊急事態宣言を発令し続けても効果が望めない、というもの。
横這いもしくは僅かに増加傾向さえみられる中での緊急事態宣言解除とは一体なんなんでしょうね?
専門家の多くが新規感染者の1日あたりの数(東京都の場合ですが)がせめて2桁になって欲しい、出来れば1桁と言っていました。
でも、いつの間にか500人を切れば解除の条件は満たしていると言う暗黙の了解まで出来上がって来ていました。
医療従事者の方々は医療体制のステージがステージ2、3だとしても限りなく2に近い3が望ましい、そう主張して(願って)いました。
それも、いつの間にかステージ3ならOKとなってしまっていました。
前の週と比べた新規感染者数の比も1以上、つまりステージ4なのに緊急事態宣言を解除してしまいました。
この国の政治、行政はどうなってしまったんでしょうね!
何も本気を感じさせる対策を打ち出したり実行したりしません。
国民の努力に“おんぶにだっこ”です。
国民も自分たちばかりが頑張っている状況に我慢も限界に達して来たんでしょうね。
菅さんや小池さんのおっしゃる言葉も聞き流すようになってしまいましたよね。
上の人たちは基本的な感染症対策のことしか言いません。
国民は政治や行政によって守られているという実感を全く抱くことが出来ません。
医療従事者の方々には本当に本当に感謝している、どれだけ感謝しても足りないほどだと思っているのにね。
政治家や官僚も見えないところで頑張ってくれているとは思いますけれど、見える形で効果的なことがなされていないのは事実です。
台湾やニュージーランドのニュースに接すると、羨ましく思います。
国内でも和歌山県や山梨県は頑張っていますよね。
いやいや、思わずブログで日頃の鬱憤を語ってしまいました。
僕が所属している山岳会でも山行自粛していたのですが、緊急事態宣言解除を受けて、活動再開させました。
という訳で、僕も約3ヶ月ぶりに天覧山での岩トレを再開することにしたんです。
以下、先週3月25日の天覧山岩トレの記録です。
2月から木曜日もデイサービスに通うことにしました。
会の仲間のF沢さんが木曜日なら一緒にトレーニングできるので、今後は2人でのトレーニングになります。
2人ですから、トラバースだけではなく、ザイルを使用した練習も可能になりました。
そのうち、トップロープでの練習もしたいと思っています。
F沢さんは車で来るので、最下部岩場で合流します。
トラバース岩から最下部岩場への急傾斜の岩場でF沢さんと会いました。
40分くらい前には到着していて、両方の岩場ですでにトレーニングを始めていたそうです。
仲間がいると、僕もこれまでのようにマイペースでのんびりゆっくりという訳にも行きませんね。
とりわけ、仲間がやる気満々の伸び盛りの人だと尚更です。
まあ、それもそんなにない体験ですから、ちょっと忙しいことを楽しみながらやっていこうと思います。
でも、柔軟体操やストレッチはこれまでと同じように十分やった方がいいですね。
僕は最下部岩場でのトラバースを8往復するつもりでしたが、途中で数が分からなくなってしまいました。
このトラバースは準備体操のようなものですから、あまり数に拘る必要はありません。
多分、7往復くらいしたんだとは思います。
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▲11:46。最下部岩場の核心部である左端を通過中のF沢さん。
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▲左端の核心部にはこれくらいの小さなホールドが3ヶ所ほどあります。RCCⅡグレードで4級+だと思います。
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▲11:47。最下部岩場の右端部分をトラバースするF沢さん。まっすぐ伸びた木が折り返し点です。このアングルから撮った写真で見ると、最下部岩場も結構大きく見えますね。端から端までも10mはあると思います。往復で20mですから、10往復すると200mになるんですね。F沢さんはこのトラバースを17往復したことがあるとか。もう何度でも出来そうですね。
この後、上に登って、トラバース岩へ行きました。
軽く昼食を済ませます。
僕は以前同様、塩くるみパン1個。
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▲12:45。F沢さん、トラバース岩の左から右をチャレンジ中! スタートしてすぐのこの箇所が繋がっていないそうなんです。右足をもっと安定したスタンス(足場)まで下ろせればいいのですが、そのためにしっかりとしたホールド(手がかり)が欲しいのです。僕は通過できているのですが、自分でどうやっているのか自覚がないので、すぐには教えてあげられませんでした。
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▲12:52。トラバーススタート地点左上にミツバツツジが咲いていました。天覧山はツツジも多くて綺麗な山ですから、しばらくするとツツジ目当てのハイカーも増えるでしょうね。
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▲12:55。いよいよ僕もトライしてみます。この写真がトラバースのスタート。この時はまだ、これまで同様往復は出来るものと甘く考えていました。
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▲13:00。ここがF沢さんが繋げられない箇所。右手、左手とホールドを掴み、右足を大きく右下の大きなスタンスに下ろします。僕もちょっと苦労しましたが、何とか出来ました。関係のない話ですが、写真で見ると僕の胴回りはそれなりに太目ですね。腰のくびれがない(泣)。
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▲13:02。このコーナー(曲がり角)も久し振りなので苦労しましたが、何とかクリア。さらにこの写真の右の外まで進み、片道終了。続いて右から左へ。コーナーも何とか通過したのですが、その直後、右の指がヌルヌルします。よく見ると右手中指から血が出ていました。ヌルヌルして滑りそうですし、それ以上に、岩場を血で汚しても申し訳ありませんから、そこで終了。5分の4往復で終了でした。
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▲13:06。続いて、F沢さんが通過出来ない箇所を練習。この写真の位置からスタート。
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▲13:06。このホールドがいちばん楽かどうかは分かりませんが、いろいろ試したうちのひとつです。僕も血が止まったので、いろいろと試してみましたが、最終的にいいムーブが見つかりました。昔は楽に通過していた記憶があるので、もっといいムーブもあるのかもしれません。
僕も久し振りに、あ~でもない、こ~でもない、と言いあいながらクライミングのムーブを探し合う楽しさを味わいました。
F沢さんは若いですから(20代です)、すぐに僕のレベルを越えていくでしょう。
同じレベルや少し上のレベルのクライマーとトレーニングする楽しさをまた味わえるかと思うと、ワクワクしますね。
過去の自分のクライミングレベルと肩を並べるように早くなりたいですね。
(なかなか大変、本当に無理そう、なのは当然なんですが)
最後に、1往復にチャレンジしたのですが、4分の1くらいでパワー、持久力ともに切れてしまいました。
2度、3度チャレンジしても同じでした。
この3ヶ月間のブランクでクライミングに必要な筋肉が衰えまくっています。
パワーも減っていますし、それ以上に持久力がまったくなくなってしまいました。
20代後半で沢登りを始めてから1ヶ月以上、沢にも行かない、岩にも触らないことはありませんでした。
3ヶ月間も筋肉を使わなければどうなるのか、初めて知りました。
悲惨なものですね。
筋肉が使い物になりませんから、これで終了。
でも、ほぼ予定時間にもなっていましたしね。
自分の町に帰って来ると、脚が酷く重いことに気付きました。
帰宅して、シャワーを浴びても、脚の重さは続いています。
さっちゃんがデイサービスから帰って来て、いつものように散歩に行くかどうか悩みました。
それほどに脚は重くなっていました。
脚にとっては軽く歩いた方がいいだろうと思い、さっちゃんと二人でいつもの基本周回コースを散歩しました。
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▲16:48。土手すぐ下の桜並木。歩いていると、さほど脚の重さは感じなくて済むようでした。
その日の夜、布団に入って寝ようとしていると、足が攣り始めました。
脹脛や太股ではなく、足の裏と足の甲の筋肉が攣るんです。
小さなスタンスや傾斜したスタンスをしっかりと捉えるために足に力を入れますが、そんな際に使う筋肉なんでしょうね。
右足も左足も同じ箇所が攣ります。
布団の中での足の置く位置、足と脚の角度などを上手に調節しないと、猛烈に攣って激痛が走りそうです。
これ以上痛くはならないように注意深く対応し続けなければなりません。
けっこう長い時間が経過し、やっと足の攣りが収まりました。
それにしても、こんな箇所にもクライミングで使う筋肉があったんですね。
翌日、翌々日と、全身が筋肉痛でした。
もちろん全身と言っても、クライミングでよく使う(普段はほとんど使わない)筋肉がです。
脹脛や太股は疲労感はありましたけれど、筋肉痛にはなりませんでした。
太股の前の部分、一番下の肋骨あたり、肩甲骨から脇の下、胸、二の腕、指、手の平、・・・・の筋肉などですね。
月曜日あたりでようやく収まって来ました。
全身疲労もあったせいか、また喉が腫れて来て、体調もあまり良くありませんでしたね。
これまで自覚はなかったんですが、クライミングによって普通では使わない筋肉をたくさん使っていたんですね。
これほどあちこちが筋肉痛になるような運動が出来ることは嬉しいことです。
今週、来週と続けることで、体も慣れて来ることでしょう。
更なる成長が楽しみです。