さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日はショートコースでしたから、休憩もなく、食べもせず、飲みもせずに歩き終わりました

2020-12-07 23:59:15 | 山登り
昨日の日曜日、また青梅丘陵、青梅の森を歩いて来ました。
青梅行の電車は本数が多いですし、僕とさっちゃんの二人だけですから、出発時間は成り行きで大丈夫です。
順調に僕の朝食、さっちゃんの朝食と進みましたが、小さな遅れの蓄積でいつもより30分ほど遅れてしまいました。
でも、それくらいは全然問題ありません。

駅のホームで待っている時、反対側の東京方面行の電車が来るホームには大勢の人が並んで待っていました。
すると、さっちゃんは僕をそっち側へ連れて行こうと、僕の腕を引っ張ります。
僕が動こうとしないと、怒り始めます。
「青梅に行くんだから、こっちのホームだよ」と言っても理解できない様子。
東京行より青梅行の方が遅い出発だったのですが、到着は青梅行の方が早かったので、助かりました。
電車に乗ってしまえば、納得するからです。

青梅駅の3つ手前の駅から、さっちゃんは駅のホームに停まるたびに電車から降りようとしました。
立ち上がって降りようとするさっちゃんを「ここじゃあないよ」と、体を押さえて制止します。
押さえ付けられると、さちゃんは僕に対して怒りを向けるんです。
そんなことを3つの駅で繰り返しますから、さっちゃんの僕に対する怒りの蓄積が進んだんでしょうね。

青梅駅に到着し、改札口を出て、駅舎出てすぐのベンチに座ってもらいました。
さっちゃんの登山靴の紐を締めるためです。
僕はさっちゃんの前に屈んで取りかかりますが、なかなか僕にやらせてくれません。
そのうち僕を蹴飛ばしたり、頭を叩いたりし始めました。
もちろんまったく痛くなんてないのですがね。
さっちゃんの抵抗を何とか受け流しながら、靴紐を締めました。


▲10:52。今回も梅岩寺から登ります。本堂前の枝垂桜です。


▲10:54。もう1本の枝垂桜はハイキングコース入口にありました。


▲11:04。ジグザグに付けられた山道を登って行きます。


▲11:07。神社への階段。このあたりはすでに尾根ですから、神社の後ろへ山道も続いています。


▲11:09。平らな山道になってくると、このコースも最後ですね。


▲11:13。青梅丘陵の主稜線に出ました。林道のような登山道です。ハイカーもたくさん歩いています。


▲この日歩くコースを黄色の矢印で示しました。いするぎ口の登山口に下山して、青梅鉄道公園の脇を抜けて、青梅駅に戻る周回コースです。地図で見る限り、とても短いコースですね。

「青梅の森」を初めて歩くときは、そのメインコースであるマツボックリ山展望台から東へ東西幹線を歩きました。
2度目はいちばん奥のおにぎり岩まで行きました。
3度目からは残されたコースを歩くことにします。


▲11:20。最初の展望広場で休憩を取ろうかなとも思いましたが、まだ早過ぎるので通過しました。


▲11:23。今日もさっちゃんとは手を繋いで歩いています。


▲11:26。いするぎ口へ降りて行く分岐が出て来ました。この階段を下っていきます。


▲11:28。コルから下って来たのですね。山道も谷沿いに付いているようです。


▲11:35。谷と言っても小さな谷。右の尾根へも左の尾根へも標高差は数10mしかありません。歩きやすそうな山道に見えますが、さっちゃんにとっては右の小沢に落ちないか、心配な山道でした。


▲11:36。さっちゃんはこんな丸木橋もすごく怖がります。


▲11:39。山道の歩き易い真ん中でなくて、山側の少し傾斜のある場所を歩くさっちゃん。谷側に寄るのが怖いのです。


▲11:42。ここも谷津(谷戸)地形なんでしょうね。


▲11:42。このが谷津の湿地にたくさん生えていました。花が咲いたら、調べてみたいと思います。


▲11:50。梅岩寺から1時間も経っていないのに、いするぎ口に着いてしまいました。谷沿いの山道には休憩に適した場所もなかったので、まだ飲み物も食べ物も口にしていません。


▲12:05。いするぎ口から道路を歩き、右側の山を越えている最初の車道に入りました。予想通り、青梅鉄道公園の横に出ました。


▲12:07。青梅鉄道公園の隣りにある桜見本園を通り抜けることにしました。桜見本園と言うくらいですから、幾種類かの桜が植えられているのでしょうね。冬に咲く小さな花の桜が満開になっていました。


▲12:08。桜見本園の中で、今日いちばんのアップ写真です。朝は僕に対して怒り気味でしたが、山を歩き始めると、いつものさっちゃんに戻っていました。


▲12:17。青梅駅すぐ手前でホームに電車が入って来ました。この電車が折り返し東京行になるはずです。僕たちはこの電車に乗って帰りました。後方の山が青梅丘陵の東の端です。

今回は短いコースでしたが、谷沿いのいい山道でした。
今後も「青梅の森」のいろんなコースを網羅的に歩いてみようと思います。
確かに、短か過ぎてちょっと物足りなかった気もしますが、こんな回もあって構わないと思います。
数多く出かけることが大切なような気がします。
それに、さっちゃんは以前歩いたコースは忘れているでしょうから、毎回新鮮なコースのはずです。
季節も移ろえば、また風景も変わるでしょうしね。
霜が降り、雪が積もり、春の訪れとともに花が咲き始める。
これからも楽しみがいっぱいありそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝垂桜で有名な梅岩寺から青梅丘陵へ登り、青梅の森を歩いて来ました

2020-11-30 23:55:24 | 山登り
本当は前の週に歩きたかったコースです。
1週間前なら黄葉、紅葉も綺麗だったかもしれません。
ただ、さっちゃんは便秘との戦いの真っ最中でしたから行けませんでした。
でも、今回は落葉が進んでいて、すでに初冬の雰囲気が漂っていましたね。

最近はいつもそうですが、さっちゃんに「今日は山を歩きに行くよ」と言っても、反応はありません。
デイサービスへ行く日の朝とほぼ同じように準備を進めて行きます。
とは言え、青梅駅までは電車の本数が多いので、急ぎもしませんし、焦りもしません。
準備が進むままに家を出て、いつもだいたい予定範囲内の電車に乗ることが出来ています。

ここのところ3回連続で森下町の霧久保橋から青梅丘陵に登っていました。
今回はその手前の梅岩寺からのハイキングコースを初体験するのも目的のひとつです。
さらに、「青梅の森」2度目ですから、少し違うコースも歩いてみようと考えています。
青梅市街地に隣接した丘陵地帯で、市民の憩いの場として整備されていますから、歩くコースも数多くあるんです。


▲10:13。青梅駅を出てすぐにあるベンチ。さっちゃんにここに座ってもらって、登山靴の紐をしっかりと締めました。さっちゃんは長く座っているとすぐにしびれを切らします。まだ紐を結んでいる最中なのに、「早く行こうよ」と立ち上がるんです。


▲10:24。梅岩寺には初めて訪れました。枝だけの枝垂桜がありましたが、この寺はこの枝垂桜で勇名なんだそうです。桜の花の時季にまたここへ来てみようと思います。


▲10:26。梅岩寺の境内を左に行くとハイキングコースの入り口がありました。写真右の広いスペースは駐車場、中央は鐘楼。すぐにそれと分かる山道が階段で山へ登っています。


▲10:30。最初はさっちゃんにとっては急な山道が所々出て来ます。そんな急な山道を写真に撮ろうと、さっちゃんに「そこで待っててね」と言って上から撮ろうとしたんですが、さっちゃんはひとりで登って来てしまいました。


▲10:36。山道は次第に緩やかな傾斜になって来ました。


▲10:41。小尾根に出ると、神社が建っていました。額には「秋葉山」とありましたから、秋葉神社なんでしょうか?


▲10:44。実に緩やかな小尾根を登って行きます。もうすぐ青梅丘陵の主稜線です。


▲10:48。主稜線のハイキングコースに出ました。正面の階段を登ると第2休憩所があります。梅岩寺から山道を22分間歩いて主稜線のハイキングコースに到着です。標高差は80mです。


▲10:51。ここが「青梅の森」へ入る分岐です。左の階段も第2休憩所への道。階段の向こう側に平らで広い道があるんです。青梅駅からここまで33分かかっています。霧久保橋経由だと43分でしたから、「青梅の森」へ行くには梅岩寺経由が近いんですね。


▲この日歩く予定のコースを矢印で示しました。前回は、最初の矢印が指しているマツボックリ山展望台から東へ東西幹線を歩きました。幹線と言うほどですからなだらかで広い山道でした。


▲10:52。葉は色づいていましたが、ほとんど落ちてしまっています。


▲10:59。東の方に黒い雲のようなものがあったので、よく見ると街から黒煙が立ち上っていました。おそらく火災なんでしょうね。


▲11:08。前回はここから右の東西幹線へ歩を進みました。正面の階段を登るとマツボックリ山展望台、僕とさっちゃんはその左の山道に入ります。


▲11:10。こんな広い山道でも、さっちゃんは僕の手を求めます。これくらい広いと僕も楽ではありますね。


▲11:28。「リスの展望広場」でこの日最初の休憩を取りました。温かいスティックコーヒーを作り、コロッケを食べようと思いました。さっちゃんは朝食をしっかりと食べて来ましたが、休憩のたびにちゃんと食べて飲んで欲しいと思っています。ところが、さっちゃんは食べることも飲むことも拒否。そればかりか、休憩の途中でザックも置いたままで、ひとり先に行ってしまいました。さっちゃんの背中が少し先に見えていますよね。残された僕は慌てて食べ物を片付けて、さっちゃんのザックも持ち、まだたっぷりと入っている温かなコーヒーのカップを右手に持って、さっちゃんを追いかけました。


▲11:38。これがおにぎり岩。このあたりの地質は大部分が砂岩で出来ているんだそうです。でも、このおにぎり岩は硬いチャートなので、これだけが風化せずに残ったんだそうです。この後、予定していた山道よりも少し北を東に向かっている山道に入りました。すぐに予定した山道に合流すると予想していたのですが、そうではなさそうでしたので、再びおにぎり岩に戻って来ました。10分ちょっとタイムロスしましたね。さっちゃんも不安感を抱いたせいなのか、何やら文句を言っている風でした。


▲11:56。正しい山道に出て来て、少しずつ下っていきます。


▲12:05。谷津(やつ)地形になり、湿地っぽい場所には木道が敷かれていました。尾瀬のような木道ならいいのでしょうが、この梯子を倒したような木道はさっちゃんは苦手のようでした。途中で下に落ちてしまって、そのまま泥の上を歩いていました。幸い、この季節は水気が少なくて硬い泥でしたから、靴も汚れずにすんだようですね。谷津とは谷戸(やと)、谷地(やち)、谷那(やな)とも呼ばれ丘陵地の谷に形成される地形です。水田になったり、湿地になったりすることが多いようです。


▲12:07。ここの谷津には耕作を放棄した水田の跡地があったそうですね。開放水面を保つためにヨシ刈りなど、人の手を加えているようです。


▲12:22。最近の山行では珍しくさっちゃんは笑顔を見せてくれました。他にも2回ほどあったと思いますが、カメラを向けるとすぐに消えてしまいます。この時は何度か笑顔を浮かべてくれました。このムササビ広場が2度目の休憩地です。ここでもさっちゃんはあまり食べたり飲んだりはしてくれませんでした。でも、少しは口に入れてくれましたね。


▲12:23。ここも昔は水田だったんですね。谷の最奥の田んぼだったんでしょう。


▲12:31。幾つもさっちゃんの嫌いなこのような木道が繰り返し出て来ました。僕はさっちゃんの両手を持ってあげて、一歩前を歩きました。


▲12:42。北谷津からこの東西幹線に合流しました。


▲12:51。こんな広い山道をただ進んで行けば前回同様四小口に出ると思ったんですが・・・・ 前回あったアカマツ広場や石灯籠が出て来ないので、不思議に思ってはいたんですが・・・・


▲12:56。前回には見たこともない里の風景が突然現われました。東西幹線よりも北を歩いていたようです。


▲12:59。里にはスムーズに下山できました。東に行けば大きな道路があるはずですから、適当に歩みを進めます。


▲13:09。大きな道路に出てから7分ほど南に進むと、前回渡った歩道橋がありました。

「青梅の森」を2回歩いて、分かってきたことがあります。
第2休憩所から北へ、マツボックリ山展望台、おにぎり岩へ続く山道、
そして、マツボックリ山展望台から東へ四小口まで続く東西幹線、
このT字を左に倒したような山道がこの「青梅の森」の骨組みの道なんですね。
その他の山道もたくさんありますが、普通の山道です。

さっちゃんは相変わらず淡々と歩いています。
ただひとつ、僕が閉口していることがあります。
それはさっちゃんがせっかちなのか、僕が写真を撮ろうとして立ち止まったりすると、僕の手を掴んで引っ張ろうとするんです。
それじゃあカメラが揺れて余計に時間がかかっちゃいますよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて青梅丘陵主稜の北側を歩いて来ました

2020-11-15 18:27:33 | 山登り
先週の土曜日はさっちゃんの妹弟さん達が傘寿のお祝いをしてくれましたから、さすがに翌日の日曜日はのんびりと過ごしました。
この時季はハイキングには最高ですから、今日は行かないという選択肢はありませんでした。
運動主体の半日のデイサービスも止めましたし、さっちゃんの運動のためにも山へ行くことに。

青梅丘陵のメインのハイキングルートである主稜線はJR青梅線と並行してあるんです。
その青梅線の各駅から主稜線に登るので、主稜線と青梅線の間を歩くことが多かったんです。
主稜線も青梅線もほぼ東西に走っていますから、これまでは主稜線の南側を歩いていたのです。

前々回のこと、第2休憩所のそばで「青梅の森 案内図」に気付きました。
そのMAPを見て知ったのですが、青梅丘陵東部の山域には主稜線の北側に「青梅の森」が広がっているんですね。
そこは登山道が整備されているようなんです。
しかも、MAPをよく見ると、歩いて東青梅駅へ楽に出られるようなんです。
という訳で、この「青梅の森」エリアを歩いてみることにしました。


今朝、僕は6時半に起き、いろいろな用事を済ませて、自分の朝食を作り、先に食べました。
さっちゃんの朝食もすぐに作って、さっちゃんを起こします。
山用のアンダーウェアシャツを着てもらって、まずはトイレです。
嬉しいことに、おしっこが出ました。
続いて、いつも山で身に付けている尿漏れパッドと併用する防水のパンツを穿いてもらいます。
次には山用のズボン下、ウールのソックス、上着もズボンも山用ウェアで身を固めました。

さっちゃんは朝食もしっかりと完食してくれました。
と言うことは、薬もすべて飲んでくれたということでもありますね。
そして、2.5kgほどのさっちゃんのザックを背負って出発です。

だいぶん前からそうなんですが、さっちゃんはどの山を歩きに行くかとかは関心がないみたいです。
聞くこともなくなりましたし、僕も言わなくなりました。
何となくは「山に行くんだ」とは分かっているんだと思います。
とにかく、さっちゃんは出かけること、山を歩くことは今のところ嫌がりません。
ただ、電車とかに長く乗っていると嫌になってくるようで、帰りたがるようになるので、あまり遠出はしないんです。

今日はホームで電車を待っていたら、反対側に電車が入って来て、さっちゃんがそれに乗ろうとして大変でした。
僕の手を引っ張るし、僕が「その電車じゃあないよ」と動こうとしないと、大きな声を出すんです。
2分遅れくらいで、僕たちが乗る電車が入線すると、素直に乗ってはくれましたけれどね。


▲10:20。秋晴れの青梅駅前です。今日も前回と同じ登山口から歩きます。


▲10:34。登山口の段差の高い階段。今日もやっぱりさっちゃんはつま先をぶつけてばかりいました。


▲10:46。さっちゃんはどんな時にも僕と手を繋ぎたがります。自分の脚力やバランスに不安を感じているからでしょうが、手を繋ぎながら歩くのはけっこう僕にとっては大変なんです。この写真では後ろを振り向いて撮っていますが、そうでない時は前を向いて腕だけ後ろに伸ばして歩くわけです。


▲10:49。登山口からこの太陽聖髪塔まで15分で到着しました。もうここは青梅丘陵の主稜線です。


▲11:02。主稜線を東(右)へ進みました。道が3つ見えますが、左から主稜線、真ん中の階段は第2休憩所への道、右が「青梅の森」への道です。今日はこの右の道へ初めて入るんです。


▲11:03。「青梅の森」の案内図がありました。緑で囲まれたエリアの北部3分の2ほどが「青梅の森」です。現在地は左下の赤丸の地点です。黄色の矢印が点々と続いていると思いますけれど、それが今日歩いたコースです。


▲11:04。よく整備された歩きやすい道です。でもまだ、「青梅の森」には入っていないんですよね。


▲11:12。展望広場にすぐに到着しました。2人のハイカーが先にいました。僕たちもここで最初の休憩を取ることにしました。遠くは霞んでいるので、東京のどこが見えているのかまでは分からなくて残念でしたね。


▲11:17。甘いミルク入りコーヒーを飲むさっちゃん。ここではスティックコーヒー1杯とコロッケ1個、あんパン半分を二人で食べました。さっちゃんはいつも山では不思議なくらい小食なんですが、今日はいつもよりは倍くらいよく食べて飲んでました。でも、僕の数分の1ほどしか食べていませんから、少ないことには違いありませんけどね。


▲11:45。マツボックリ山展望台にはあっけなく到着しました。途中、歩きやすい道が続いているからです。写真はその展望台から北側に広がる景色です。空気が澄んでいる日ならどんな遠くの山が見えるんでしょうね?


▲11:50。マツボックリ山から進路を東に取ります。この道のことは「東西幹線」と呼ぶようですね。その東西幹線を進むさっちゃん。


▲11:59。「青梅の森」は里山にしては植林が少なくて、広葉樹林が多い山地でした。でも、もちろん針葉樹の植林も所々で出てきます。


▲12:27。アカマツ広場に着きました。ここで2度目の休憩です。スティックコーヒー1杯とクリームパン1個をふたりで食べました。さっちゃんもいつもよりよく食べました。


▲12:29。「青梅の森」は青梅丘陵主稜線に比べると、ハイカーがすごく少ないですね。主稜線から離れ、ここまでの間に10数人のハイカーにしか会っていません。このアカマツ広場も気持ちの良い休憩場所なのに、僕たちの独占でした。


▲12:33。この東西幹線も最後まで広い山道がなだらかに下っていってました。広葉樹林も美しいです。


▲12:37。山道の最後あたりで街並みを見下ろせる広場がありました。写真左の高いビルがあるあたりに最終目的地の東青梅駅があります。


▲12:38。その広場には大きな楓の木もありました。山中で見た紅葉ではこの楓がいちばん色づいていますね。青梅丘陵は紅葉、黄葉ともまだ少し先のようです。


▲12:41。ここが登山口。四小口です。


▲12:46。四小口の名前はこの青梅市立第四小学校から来ています。東青梅駅には13時ころに到着しました。

さっちゃんは今日山を歩いたことはすでに忘れていると思いますが、肉体にはその快感や疲労は刻み込まれているはずです。
そんなこともあってでしょうか、夕食は普通に食べてくれましたし、食事が終わった直後には布団に入って、そのまま眠ってしまいました。
途中で起き出して来ることが多いので、その時に口腔ケアを促したり、寝巻きに着替えてもらったりするんですが、今晩はそれも出来ませんね。

来週あたりは青梅丘陵の紅葉も盛りに近づいているはずですから、是非とも出かけようと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先週と同じ森下町の、別の登山口から登りました

2020-11-05 23:54:42 | 山登り
11月1日の日曜日、さっちゃんと僕は青梅丘陵を歩いて来ました。
先週、登り始めの山道がやたらと嫌らしくて、ほとんど踏み跡程度、と言うよりも、最近は歩かれていないような道なき道でした。
ですから、同じ森下町の別の登山口からなら、普通のハイキングコースがあるに違いないと思ったのです。


▲10:16。先週よりも100mほど手前で右の車道に入りました。写真で車が通っているのは霧久保橋という、青梅線を跨いでいる橋です。


▲10:21。霧久保橋からさらに北へ進むと、左側に写真の階段が見えてきます。ここが登山口でした。この階段は急で、階段一段の高さも高いので、さっちゃんはほとんどの段でつま先を階段手前にぶつけてましたね。


▲10:22。階段を上るとすぐに、こんないい山道が始まっていました。


▲10:32。急でもありませんし、整備もされています。


▲10:35。あっという間に、青梅丘陵主稜線のハイキングコースに飛び出しました。太陽聖髪塔が見えています。先週は1回の休憩も含めて1時間かかりましたが、今回はたったの15分!


▲10:38。先週は青梅丘陵を東へ、青梅駅に戻るように歩きましたが、今回は西へ歩きました。ひとつ隣り駅の宮ノ平駅へ下ります。歩く距離は前回の倍ほどになります。


▲10:52。第3休憩所で最初の休憩を取りました。さっちゃんは相変わらず少ししか食べず、少ししか飲みません。


▲11:34。第4休憩所の前です。南側が開けていて、明るいハイキングコース。


▲11:36。第4休憩所を少し過ぎたあたりです。南斜面には桜の木が植えられています。来年こそはお花の時季に通りたいものですね。


▲11:39。ここは通称「トイレ広場」と呼ばれているようですね。写真の右側に公衆トイレがあります。


▲11:41。トイレ広場のほんの少し先から左へ下っている山道があります。これが宮ノ平駅へ続く道。今日はこの道を降りて行きます。


▲11:48。なだらかに下っていく道なので、さっちゃんにも安全に下れるコースなんです。


▲12:12。この日2回目の休憩を途中で取りました。最近のさっちゃんは笑顔をなかなか浮かべてくれません。でも、山歩きは苦ではないみたいですから、楽しんでいるのだと思います。


▲12:30。相変わらずなだらかな下降路が続いています。


▲12:31。この日は温かく、風もない日でしたから、上着のボタンも外して風を入れています。


▲12:45。だいぶ降りて来ました。林道のような山道です。最後までいい天気でした。


▲12:53。宮ノ平駅のホーム。左に見えている山が青梅丘陵です。主稜線が見えているところもあるかもしれません。


▲12:53。ホームのベンチに座るさっちゃん。

前の週の倍ほどの距離を歩いたさっちゃんでしたが、疲れた感じは一切ありませんでした。
このハイキング後、階段を上る際に手すりを使わずに上ることが時々ありました。
山を歩くと、脚力は確実にアップしているんだと思います。
相変わらず僕の手を求めて、手を繋いで歩くことがほとんどですが、それでも自力で歩いていることには違いありません。
今後も、距離は短くてもいいので、コンスタントに山歩き出来ればと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青梅駅をスタートして青梅駅へ戻る超ショートコースでしたが、思いの外シビアなところもあって・・・・

2020-10-25 23:56:32 | 山登り
10月になると秋晴れが多くなるものですが、今年は雨天曇天が多かったように思います。
天候のせいばかりではありませんが、1ヶ月ぶりの山歩き。
さっちゃんは体重も減り、筋肉量も減っているでしょうから、脚力の衰えも痛感している今日この頃です。
どのくらい歩けるのか分かりませんから、まずは短いコースを設定してみました。

可能ならば朝食を食べてから家を出ようと、6時半にアラームをセットしておいたのですが、あえなく二度寝。
目が覚めたのは7時半過ぎのこと。
何やかやとさっちゃんの出発の準備には時間がたっぷりかかります。
予定していた9時前の出発は叶わず、9時過ぎになってしまいました。
バナナ1本とヨーグルト(75g)を二人で分けて食べました。


▲10:12。今日は本当に雲ひとつない快晴、秋晴れです! これから青梅駅を西へ向かいます。


▲10:21。青梅線に沿った住宅街の道路を歩きます。


▲10:28。青梅坂トンネルで青梅丘陵の北へ向かっている道路を渡ってから100mほどで、この住宅街の中の十字路です。2万5000地形図によると、ここを右へ行くと山道が出て来るはずです。


▲10:28。青梅線に架かる橋がすぐにありました。


▲10:30。橋の上から青梅駅方面を眺めました。


▲10:36。住宅街はすぐに終わり、小さな沢沿いに登って行きました。しっかりしたハイキングコースのような山道はなく、踏み跡程度の山道がありました。さっちゃんにとってはかなりハードな山道。小沢へは急な斜面で落ち込んでいますから、脚を滑らせたりすると滑落していきます。さっちゃんは僕と手を取り合っていないと進みません。さっちゃんが滑落すると、僕にもしっかりした足場や掴める木があるわけではありませんから、僕にとっても緊張する山道でした。


▲10:47。沢沿いの踏み跡から離れて、小尾根の方へ登って行きました。急斜面からは離れますから、少し安心します。


▲10:51。小尾根に出ると、山道も良くなってきました。


▲10:54。それでも、さっちゃんにとってはまだまだ大変です。写真では手を繋いでいる姿は撮れていませんが、ここでも常に手を繋ぐことをさっちゃんは要求します。


▲11:00。さっちゃんが僕の後ろで倒れたまま動かないので、何事かと思ったら、登山靴が脱げかかっていました。街場では靴の紐をゆるゆるにしておくのですが、今日は最初から嫌らしい山道になったので、靴紐をきちんと結ぶ余裕も場所もなかったんです。登山靴の踵の上に茶色の靴紐が見えると思います。この後、山道が良くなってから靴紐を結び直しました。あ~あ! 僕の失敗でした。


▲11:01。小尾根もなだらかな場所があります。


▲11:01。石碑が建っていました。神社の跡を示す石碑のようですね。


▲11:11。山では最初の食事です。


▲11:29。石碑からはさらにいい山道が続くようになりました。


▲11:34。青梅丘陵主稜線が見えてきました。


▲11:36。霧久保橋ということは、石碑の上部から東へ下る山道のことを指しているようですね。今度はそっちを歩いてみたいと思います。


▲11:37。太陽聖髪塔と呼ばれているそうですが、仏塔のそばに出て来ました。


▲11:42。さっちゃんの先に見えている橋が叢雨橋。青梅坂トンネルの上にあるんですね。


▲11:59。のんびりと広いハイキング道を歩いて行きます。ここでもさっちゃんは手繋ぎを求めます。


▲12:00。写真中央部に富士山が見えるのですが、分かりませんよね。ここは青梅市民の散歩コースなんです。

写真は撮れませんでしたけれど、途中でカモシカがいました。
3人ほどの方が見ていて、「カモシカだ」と言っています。
林の中なので、カモシカが動いて遠ざかる時になって、僕はやっと見ることが出来ました。
もっと奥の奥多摩ではよく見かけますが、青梅市のこんな市街地の裏山でカモシカがいるとは!


▲12:03。ふたりのおじさんが「柿だ。甘いかな?」「渋いよ」とか言い合いながら、長い棒で小さな柿の実を落としていました。ちょうど通りかかった僕に1個くれたので、齧ってみると強烈に渋い! でも、渋抜きしたら美味しいと思います。


▲12:20。2度目の休憩をしました。甘いスティックミルクコーヒーをさっちゃんにしてはよく飲みましたね。


▲12:29。休憩場所を出ると、すぐ駐車場でした。ハイキングコースはここで終了です。


▲12:48。青梅市のあちこちに昔の映画看板が飾られています。この写真は青梅駅の地下通路。


▲12:50。青梅駅ホームから青梅丘陵を眺めています。青梅駅自体の標高が200m近くありますから、駅の裏山までの標高差は100mとありません。青梅丘陵は西へ行くほど標高を上げ、最高峰の雷電山494mです。


電車に乗って、家へ帰り着いたのは2時過ぎ。
あまり汗もかきませんでしたから、シャワーだけ浴びましたけれど、相変わらずさっちゃんはシャワーを嫌がります。
夕方、ちょっとだけさっちゃんの隣りで横になったのですが、目が覚めると7時過ぎていました。
夕食を作るつもりでしたが、冷凍しておいたおかずを解凍し温めて食べました。
 

さっちゃんは登りでの脚力が明らかに衰えていますね。
笑顔は浮かびませんが、文句も言わず不満も漏らさずに淡々と歩いています。
緊張すべき、少し危険な箇所では、用心深く歩いているようですから、山歩きののようなものは残っているんでしょうね。
下山して、「楽しかった?」と聞いても、反応はありませんけれど、きっと楽しんでくれているんだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年11月17日/石神前駅からの山行は途中撤退になってしまいましたが、思わぬ収穫がありました

2020-10-10 23:50:34 | 山登り
2019年11月17日の山行記録を翌年の10月に書いています。
いったん書きそびれると、1年なんてあっという間に経過してしまいますね。

2019年の秋に始まった、さっちゃんとの青梅丘陵歩きも今回で4回目となりました。
さっちゃんがまだ元気なころなら、東の端から西の端までの青梅丘陵主稜線一本にしか興味はありませんでした。
端から端まで歩いたとしても、僕たちにとっては軽すぎるハイキングだったからです。
その当時の僕たちにとっては、まさに丘のような超低山でしかありませんでした。
途中から登ったり、途中から降りたり、さらに短くするコースなんかは考える余地すらなかったんですね。
でも、今になってこの山域をさっちゃんと歩いてみると、網の目のようにいろいろな山道があることを知ることが出来ました。
ですから、もっと他の道も歩きたくなったのです。

ただ、そんな気持ちも本当に実践したい僕の山行が出来ない裏っ返しの気持ちかもしれません。
本格的な縦走や沢登り、雪山や岩登りが出来ないのなら、せめてこんなことでもしてみようか、と言った類の・・・・
僕が所属する山岳会には必ず山行計画書を提出する(メールで)のですが、この山行計画書の前置きには次のようなことを僕は書いていました。

「妻との山歩きも年々月々課題も増え、ストレスも増してくるようになりました。
ちょっと天候に不安があったり、ほんの少しの僕自身の体調の完璧さの欠けがあったりすると、
山行を中止する方向へいとも簡単に流れてしまいます。
昔、ただただ山行が楽しくて仕方がなかったころは、天候が少々悪くても風邪をひいていても山へ入ったものでしたが・・・・

そんなことはともかく、妻と青梅丘陵を歩いてきます。
青梅丘陵にはいろんなコースがあるので、いろいろと調べてみたい気分になっています。」



石神前駅からの林道は帰路と往路でこれまでの3回中2回歩いています。
4回目のこの山行では、この林道を沢沿いに青梅丘陵へと詰め上げようと考えました。
沢沿いに登って行くと、標高430mで青梅丘陵主稜線に出るんです。
地形図では沢沿いの山道は290mほどまでしか書かれていません。
でも、山道が途中で途絶えているのも不自然なことですし、必ず仕事道などが主稜線までつながっているはず、と思うのです。
主稜線に出てからは、東に辿り、のんびりと青梅市街に出て来る、そんな計画でした。


▲10:15。石神前駅です。電話ボックス(珍しい!)の横には立派な公衆トイレがあります。


▲10:24。駅前の国道を南へ歩き、最初の踏切を渡ると、今日歩く林道に出ます。


▲10:38。これまでは右に分かれている林道を歩きました。今日は真っすぐに進みます。


▲10:45。林道が少し狭くなりました。


▲10:47。2019年の台風の影響でしょうか。倒木が多いですね。


▲10:54。でも、まだ山道はしっかりと付いています。


▲11:19。楽に座って休憩できそうな場所もなかったので、ちょっと日当りのいいこの場所で休憩にしました。さっちゃんも元気に歩いています。


▲11:30。山道もだんだん怪しくなってきました。


▲11:59。以前なら藪漕ぎをして、稜線まで詰め上げるのでしょうが、今はそこまでは・・・・。山道を見失ってしまいました。周辺を探しましたが、見つかりませんでした。今日はここまでにして、引き返します。標高330mのあたりだと思います。


▲12:08。来た道を今度は下ります。


▲12:40。さっちゃんはこんな橋が苦手。写真を撮ったらすぐに、僕はさっちゃんの元へ行き、手を引きます。


▲13:00。このまま駅へ行くのも面白くありませんから、往きに写した10:38の写真の左手前にあった山道を歩いてみることにしました。左の林道から離れて、右の山道に歩を進めます。


▲13:18。明瞭な山道が山腹を徐々に登って行きます。


▲13:23。尾根との合流点が見えてきました。ノスゾウ峠から南へ延びる支尾根の末端になります。


▲13:28。支尾根の平らな場所で倒木に座って休憩していると、座っている倒木にこれが生えていました。ヤマブシタケです!


▲13:28。隣りの倒木にも! 数個生えていたうちの2個をいただくことにしました。


▲13:44。さっちゃんも機嫌がいいようですね。手に持っているのは、蒸しパンのような行動食です。


▲13:54。休憩していた場所のすぐ下に、立派なのような建物が見えましたから、そこへ降りてみることにしました。


▲13:58。案の定、その祠(神社)からはちゃんとした山道がありました


▲14:03。そして林道へ。民家もすぐありました。


▲14:06。線路も駅もすぐ近くでした。この日もさっちゃんは笑顔が多いですね。


▲14:31。駅のが青空バックでとても美しく映えていました。

この日の山行は、当初の目標は達成できませんでしたけれど、面白い山行でした。
何よりもヤマブシタケの収穫が最大の喜びだったかな?
山で食料が収穫できると、本当に嬉しいですよね!
この日はさっちゃんにはトイレ問題は起きなかったように記憶しています。


2日後、ヤマブシタケを料理しました。


ヤマブシタケ、豚バラブロック、椎茸、里芋、大根が入ってるようですね。


▲ヤマブシタケは歯ごたえも良くて美味しかったことを覚えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年9月21日/ほぼ100%、さっちゃんと手を繋ぎっぱなしで歩きました

2020-09-25 23:50:08 | 山登り
猛暑や雨の影響で2ヶ月以上も山から遠ざかっていました。
さっちゃんがまだ元気なころなら、朝涼しい時間帯に家を出て、標高が1000mを越す山へ行けば、暑さは避けられるものです。
あるいは、沢歩きならば標高が低くても涼しさは抜群でした。
朝早い出発が難しく、標高が高い山に登る体力も不足しているさっちゃんですから、あまり無理はしないように自粛していました。

ようやく気温も下がって来たので、久し振りに山を歩いて来ました。
またまた青梅丘陵です。
青梅丘陵の最高地点は西の端にある雷電山の494m。
東に行くにつれて少しずつ標高は下がり、青梅丘陵の東の歩き始めの車止めゲートの辺りで250mほど。
歩き始めになる青梅線の駅の標高も東端の青梅駅で200m、西端の軍畑駅でも250mほどです。
ですから、標高差50mで青梅丘陵主稜線に届くコースもありますし、最大でも標高差240mも登れば主稜線に届くのです。

この日は一番楽なコースを歩くことにしました。
このコースは3ヶ月前にも歩きましたから、同じコースですが前回の逆で歩くことにしたのです。


▲10:22。青梅駅前です。ハイカーの姿も見えますね。


▲10:27。青梅駅の東の最初の橋を渡ります。青梅駅のホームが見えています。


▲10:35。空が見えているあたりが青梅丘陵の主稜線です。登山道は尾根に出て左にあります。


▲10:39。向こうに見えているのが車止めのゲート。手前は駐車場になっています。


▲10:42。小さな子供も歩く易しいコース。


▲10:56。この日のさっちゃんのファッション。


▲10:57。シラヤマギクかな? この日見た花はこれだけでした。


▲10:58。朝食は食べずに家を出て来ましたから、この写真の階段を登ったところにある第二休憩所で朝食にします。


▲11:03。第二休憩所の東屋には先客がいました。数家族が一緒に来ているようです。小さい子供たちが5、6人。さっちゃんはそんな子供たちが可愛くて仕方ないみたいで、すぐそばに寄って行きます。そして話しかけます。僕は東屋から2mほど離れたベンチで休もうと、さっちゃんの手を引こうとすると、さっちゃんは東屋の柱を掴んで動こうとしません。もっと強く引くと、怒り始めました。そんな様子を見ていたお母さんたちが僕たちのために小さな東屋の一角の荷物をよけて空けてくれますが、狭いので互いの足がくっ付くほど。遠慮なくそこに座らせてもらおうと、さっちゃんの手を引きますが、その時もさっちゃんは強烈に抵抗しました。しばらくはさっちゃんのしたいように放っておくしかありませんね。僕は若いお父さんと二言三言話を交わしました。そのうち、さっちゃんの気持ちも落ち着いて来て、「先に行こうか」との僕の誘いに従って、歩き出してくれました。


▲11:14。東屋から10mほど離れた場所にもベンチがありました。そこで朝食の休憩タイム。子供たちの声は聞こえますが、姿は見えません。さっちゃんは子供たちのことはもう忘れちゃったんでしょうか?


▲11:27。休憩したベンチの場所からすぐ、下の林道へ降りる道もあったようですが、しばらく尾根筋の山道を歩きました


▲11:36。その山道は叢雨橋手前に降りていました。最後は岩場の急下降の山道で、さっちゃんは苦労していましたね。


▲12:15。左斜面の樹々はみな桜の木です。いつか満開の時に歩いてみたいのですが、今年はコロナで駄目でしたね。


▲12:18。青梅丘陵主稜線は真っすぐ。この日の僕たちは左へ下って行きます。


▲12:23。この下りの道もなだらかな山道です。写真では僕とさっちゃんは手を繋いでいませんが、ここまでずうっと手を繋いで歩いて来ました。この山道も僕が谷側で手を繋いでいました。写真を撮るので、手を離してさっちゃんを前に行かすんですが、さっちゃんはすぐに立ち止まって、こちらを振り返ります。


▲12:32。2度目の休憩をとりました。最初の休憩でもそうですが、さっちゃんはほんの少ししか食べ物を口にしません。


▲12:43。なだらかに下って行きます。手は繋ぎっぱなしです。


▲13:09。だいぶん降りて来ました。


▲13:14。さっちゃんは何を見つけたんでしょうね。何かに興味を示すのは珍しいことです。


▲13:21。登山口です。本当はこの写真のすぐ右に山道があったのですが、この林道をそのまま降りて来てしまいました。真ん中に鎖のチェーンが張ってありますけれど、さっちゃんはこの通過に苦労しました。足はこの高さを越えられるほどには上げられず、くぐるにも這うようにしなければくぐれません。自分で試行錯誤したりはしませんから、最終的には僕がさっちゃんを押さえ付けて下をくぐらせました。


▲13:24。宮ノ平駅到着です。およそ3時間のハイキングでした。

前回は同じコースを(逆コースですが)休憩1回で2時間半かかりました。
今回は休憩2回で3時間。
ほぼ同じペースで歩くことが出来ました。
林道はもちろんのこと、山道も広めのコースでしたから、ほぼ100%さっちゃんと僕は手を繋いで歩きました。
手を繋ぐと僕にとっては思いの外疲れるんです。
腰回りとか、普段は疲れない筋肉が疲れますね。

最近のさっちゃんは排尿の回数が少なくて心配だ、という話はしたと思います。
もちろん心配なのが第一なんですけれど、山歩きでは逆に心配が減ることになります。
朝、家で排尿があると、ハイキングしている時間帯にはまず排尿がないことは確実なんです。
昨年までは、ハイカーの多い青梅丘陵などでは特にそうなんですけれど、
もし急に尿意をもよおしたらどの場所に行って用を足してもらおうかと、常に考えながら僕は歩いていました。
ここのところはその心配がないだけでも、気分は楽ですね。
普通のパンツに尿漏れパッドだけとも考えましたけれど、結局いつも通り尿漏れパッドを装着する専用パンツを穿いて行きました。
帰宅してから見ても、尿漏れパッドはもう1回使いたくなるほど綺麗なままでしたね。

山歩きの中で笑顔を見せることは本当に減ってしまいました。
かと言って、楽しんでいないわけではないと思います。
歩き続けると疲れてくるはずですが、そのことに文句を言ったりはしません。
山道を歩くこと自体はやっぱり好きなんでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青梅丘陵を石神前駅から登って、二俣尾駅へ下りました。2019年10月17日の記録です

2020-09-12 23:47:53 | 山登り
昨年の2019年10月17日の山行記録です。
ほぼ1年くらい前のことになっちゃいましたね。

さっちゃんのハイキング対象として、電車に長く乗らず、標高差も小さな青梅丘陵を選びました。
前々週はその西半分、前週は東半分を歩きました。
3回目からはいろいろなルートから登り、いろいろなルートから下ろうと思いました。
2回目で石神前(いしがみまえ)駅へ下ったコースを少しだけ変えて登り、青梅丘陵絡みでは使ったことのない二俣尾(ふたまたお)駅へ下ることにしたのです。


▲9:46。朝はのんびり起きて、そのまま出発。石神前駅前の小さな公園のような広場で朝食です。


▲10:17。前の週に下って来た林道をこの日は登りで歩きます。


▲10:45。この木橋も見覚えがありますね。


▲10:54。杉の植林の中を登ります。それほど急登ではありません


▲11:03。途中で山道が二手に分かれています。左の山道は前の週に降りて来た山道です。この日は右の山道へ入りました。青梅丘陵の主稜線には青いマークの9番に出て来ます。


▲11:25。途中にぽっかりと明るい小さな広場がありました。この周りだけ植林されていないのです。ここで小休止。行動食のパンをちょっとずつ食べます。


▲11:35。アキノキリンソウ。


▲11:39。コウヤボウキ(高野箒)だと思います。


▲11:46。青梅丘陵はアップダウンの少ない山道が続きます。認知症になってから、さっちゃんは山道の谷側を歩くのを酷く怖がるようになりました。ここでも山側を歩いているので、逆に歩き難そうですよね。


▲12:01。とは言え、ちょっとの登りはありますよ。さっちゃんは前屈みになってしまって、今では足だけですっくと立って登ることは出来なくなっています。


▲12:11。前方に見えているピークは三方山454.3mです。


▲12:21。ピークを踏まずに巻くことも出来ますが、今回は登りました。


▲12:24。三方山(さんぽうやま)山頂です。よく考えると、どこか変な山の名前ですよね。西にある辛垣城の反対側、北東南の三方を見張る場所だったんでしょうか? ちょっとだけ休憩しました。


▲12:54。三方山からは小さなアップダウンが繰り返されました。


▲13:11。カシワバハグマでしょうか? 


▲13:12。コウヤボウキなどと同じハグマ(白熊)の仲間です。白熊と書いても北極熊ではありません。ヒマラヤやチベット高原に棲むヤクの尻尾のことです。日本では昔からヤクの尻尾が輸入され様々な用途に加工されていました。


▲13:24。二俣尾駅への下山口がここです。


▲13:30。植林の中のあまりよくは歩かれてなさそうな山道を下って行きました。


▲13:59。林道に出る直前ですね。ルートは明瞭ですが、少し荒れ気味です。荒れ気味と言っても僕にとってではなくて、さっちゃんにとってですけどね。


▲14:10。初めて歩く林道です。


▲14:16。民家が見えてきました。この写真の右にこの林道の名前が出ていました。西城(にしじょう)林道と呼ぶそうです。この林道の北方の青梅丘陵の稜線上に辛垣(からかい)城がありました。そのお城の別名が西城だったんだそうです。この青梅地域の本城が勝沼城でその西にある城だったからですね。その西城に至る最短の山道がここだったので、そんな林道名になったのでしょう。


▲14:19。民家の立ち並ぶ中を駅へ向かいます。


▲14:33。二俣尾駅の改札口のベンチで電車を待ちました。

この日は出発から二俣尾駅に辿り着くまで、笑顔の多い日だったようですね。
写真の記録を見るとそれは分かります。
写真には写っていませんが、この日はおしっこの失敗が2度ほどあったような、薄っすらとした記憶が残っています。
11時25分の写真の明るい広場では、急に尿意をもよおしたさっちゃんがちょっとだけパンツを濡らしたんだと思います。
13時59分の写真の直後、林道に出たあたりでも同じく急に尿意をもよおして、少しだけ濡らしたと思います。
こんなことが何回かあって、(リハパン+尿漏れパッド)体制に移行するんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再開後2回目の山歩きは、急な登り下りもある普通の山道。手繋ぎは求めるさっちゃんですが、しっかりと歩きました

2020-07-13 23:55:04 | 山登り
コロナ禍の影響で自粛していた山歩き。
再開後の第一回は緩やかな登り下りのほとんどが林道のような超歩き易いコースでした。
2回目からは普通の山道を歩こうと思います。
ですから、さっちゃんにとっては急な登り、急な下りもある山道です。
まあ、僕にとってはごく普通の山道、とりわけ急でもありませんが。
ただ、コース距離は前回よりも短くしています。
日向和田駅から青梅丘陵に登り、隣り駅の石神前駅に下るコースを選びました。

朝の電車も前回より1本早いのにしました。
遅い出発であるほど、家から駅までの30分ほどの歩きが暑くて大変だからです。
前回は宮ノ平駅に9時着でしたが、今回は日向和田駅に8時34分着でした。
今後も夏の間はもう少し早い電車で行ければと思っています。

さっちゃんは何の問題もなく起き、トイレに行っておしっこも出て、山の服に着替えることが出来ました。
甘酒牛乳も少しでしたが飲みました。


▲8:42。日向和田駅にある待合室です。朝食を食べずに出て来ましたから、ここで朝食のサンドウィッチを食べようと思ったのですが、さっちゃんがここに来て不穏に。食べることを拒否しますし、じゃあ出発しようと言って、手を引こうとしたら、立ち上がることを拒否します。「もう帰る」と言うのです。この椅子から梃子でも動きません。

僕はしばらく時間を開けることにしました。
無理やり歩かせることは不可能です。
時間をおけば、気分も少しは変わってくれるでしょう。
さっちゃんから少し離れた、互いに見えない場所に僕は移って、しばらく様子見です。
15分か20分くらい経過したでしょうか?
「せっかく来たんだから、行こうよ」と、ちょっとだけ強くさっちゃんの手を引いたら、立ち上がってくれました
ザックも背負ってくれました。


▲9:05。線路沿いの道路を奥多摩方面へ進み、集落への最初の道を右に曲がると、すぐ踏切を渡ります。


▲9:07。踏切からすぐ先に登山口がありました。


▲9:18。さっちゃんはすぐに僕の手を取りたがります。前回は広くてなだらかな道でしたから、散歩の時と同じ感覚で手を繋いでいましたけれど、今回は違います。狭い山道で手を繋ぐのは僕にとっては自分自身が歩きにくくもなるので、ちょっと大変です。さっちゃんは僕に手助けを求めて手を繋ぐんです。
この写真は手を繋いでいる右手を左手に持ち替えて、右手でカメラ操作して撮りました。この後のさっちゃんの写真も繋いでいた手を離して、「写真を撮るからここに居てね」と言って撮ったものがほとんどです。


▲9:29。さっちゃんは僕の手がなくても、歩くことはもちろん出来るんです。姿勢が少し前屈みにはなりますけどね。


▲9:43。平らな地形の場所が出て来たので、駅で食べることが出来なかった朝食をここで食べようと思いました。ザックを下ろして、ザックの上に腰かけてもらおうとしたんですが、さっちゃんは座ろうとしません。ほんのちょっとだけ不穏な感じです。この場所が傾斜が急な場所であるかのように、フラフラとしていて木などに掴まろうとします。朝食は即座に諦めて、歩くことにしました。


▲9:57。僕はさっちゃんの手を振りほどいて、「写真を撮るからそこに居てね」と言っても、じっとしているさっちゃんではありません。登って行きます。さっちゃんにとってはとっても大きな段差ですが、手を付きながら登ります。


▲10:59。登山口から50分ほどで、青梅丘陵のメインルートに出ました。立派な看板のあるところが合流地点です。


▲10:17。先ほどの合流地点から北へ進むと、山道が二つに分かれています。右の山道は404m標高点に行く道。さっちゃんと僕は左の巻き道を選びました。


▲10:25。巻き道はこんな雰囲気でした。植林の下草はコアジサイが多く生えていましたね。薄空色の可愛らしい花が一斉に咲くと綺麗だと思います。


▲10:33。巻き道が終了すると、こんな歩きやすい山道が出て来ました。


▲10:34。歩き易い青梅丘陵のメインコースは今回はここで終了。30分ちょっとだけしか歩きませんでしたね。この青い番号標識9番から下りの山道に入りました。


▲10:49。下りの山道の途中に座り易い岩がありました。ここで遅い朝食を食べることにします。さっちゃんは不穏になることなくザックの上に座り、ほんの少しですが、サンドウィッチや他のパンを食べました。食べると言っても、サンドウィッチは小さなひと口サイズのが8つ入っている一人前のものなのですが、そのひと口サイズのをひとつ。コロッケは1個の16分の1くらい。四角いクリームパンも16分の1くらい。それぞれを3口か4口かけて食べるんです。


▲11:05。手を離しても、これくらいの山道ならトコトコと下って行きます。でも、撮り終わった僕が近づくとすぐに手を求めるんです。


▲11:12。小さな沢を丸木橋で渡ると、林道に出ました。


▲11:29。林道をほんの少しだけ急いで歩いたのですが、この写真の直後に上り電車が行くのに遭遇しました。11時半ころに電車があったことは覚えていたのですが、11時半の前だったとは!


▲11:34。石神前駅のホームで30分近く電車を待ちました。さっちゃんは歩くことは嫌がりません。でも、今日も笑顔はありませんでした。

帰りの電車では、さっちゃんはとにかく早く下車したがります。
停車すると、「ここで降りるんでしょ? なんで降りないの?」といった雰囲気になります。
僕は「ここじゃないよ。もっと先だよ」とか、駅に停まるたびにさっちゃんに言います。

駅に着いて、家に向かって歩くのは、いちばん暑い時間帯でしたから、この日一番の苦行でした。
途中からは念のために持って来ていた雨傘を日傘代わりにさっちゃんに持たせました。
さっちゃんが持つと、陽が頭に当たっても気にしないようです。
僕とは手を繋げなくなるので、それが不満なようです。
それに一人で歩くと、さっちゃんは道路の真ん中を歩く癖があるので、危ないんです。
結局、10分もせずに、傘は僕が持つことになりました。

家に帰ると、お風呂を沸かして入りました。
さっちゃんは湯船に入るのに抵抗があるようです。
入ってもらいましたが、すぐに出てしまいました。
さっちゃんをお風呂から上がらせて、着替えてもらってから、僕は自分の入浴。
洗面所の戸を突っ張り棒で開けられなくしておきます。
それでも、急いでお風呂から上がり、食べ残したパンで軽い昼食。
さっちゃんは山でよりはほんの少し多く食べたかな?

さっちゃんは夕食後すぐに寝てしまいました。
そして今朝、起き上がろうとしてバタンと倒れてしまいました。
どうやら筋肉痛があるようです。
それを考慮せずに起き上がろうとしたものですから、バランスを崩したようです。
午前中は太股を触ると、痛い箇所があったようですが、午後になると反応はなくなりました。
夕方の散歩でも筋肉痛の影響はまったく感じられなかったですね。

普通の山道の急な登りと下りを体験するのは4ヶ月ぶりですから、もっと酷い筋肉痛があってもおかしくはないですよね。
今回も2時間半の歩きでしたから、次回は3時間以上にしてみましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青梅丘陵のいちばん楽なコース、宮ノ平駅~青梅駅を歩きました。これからもさっちゃんはブランクを乗り越えて山歩きを楽しめると思います

2020-06-30 23:37:16 | 山登り
3ヶ月少しのブランクで心配なことがありました。
まずは体力です。
さっちゃんの山体力がこの長期のブランクで相当弱っていることが予測されます。
ですから、久し振りのハイキングのコースは本当に楽なコースにしました。
急登がなく、全コースが林道のような歩き易い山道になっています。

次に心配なのは山を楽しめるかどうかです。
このブランクで、さっちゃんは自分が山歩きが好きだということを忘れてしまっているかもしれません。
認知症では気分や嗜好そのものも変化することがありますから、体力はあっても嫌いになっているかもしれません。

そんなことを考えながら選んだコースが宮ノ平駅から青梅駅へ青梅丘陵を歩くコースでした。
青梅丘陵全体の3分の1か4分の1くらいしか歩きませんし、山道らしい山道もなく、林道のような道がほとんど。
駅で言えば、ひと駅の間を歩くだけです。


▲9:00。宮ノ平駅で下車しました。乗って来た電車が見えてますね。暑い時期ですから、本当はもっと早い時間から歩きたいのですが、さっちゃんをあまり早起きさせるわけにもいかず、この時間となりました。これでも秋や冬の山歩きに比べると、1時間は早いんです。


▲9:08。駅から最初、北西方向へ進みます。要所に標識があって間違えることはありません。振り返れば、この辺りだけが山道らしい狭い道でしたね。


▲9:16。林道を離れ、左の道へ入ります。この程度の道の傾斜がいちばん急な方でしたね。


▲9:21。山道と言ってもこれくらいの幅はあります。幅広の道なのでさっちゃんは僕と手をつなぎたがります。写真を撮る時だけ、手を離して、前に行ったり、後ろに下がったりしました。


▲9:31。以前ここまで来た際には、この写真のさっちゃんの後ろの山道を右へ登って行きました。普通の山道でした。以前の記憶がありましたから、今回このコースを選んだわけです。


▲9:45。青梅丘陵は標高の低い青梅市の里山、裏山ですから人の手が多く加わった山域です。杉などの植林が多いのですが、この写真の辺りでは豊かな広葉樹が広がっていました。


▲9:59。青梅丘陵のメインコースと合流します。ハイカーやランナーがたくさんいます。


▲10:07。以前も休憩したことのあるトイレのある広場です。さっちゃんは出発前に家でおしっこをしました。山歩き中に一度はおしっこするかもなと思っていましたから、ここでも「おしっこする?」と聞いてみました。結局、家に帰るまでしませんでした。ここまで、休憩に適した場所がありませんでしたから、ここまで歩いて来てしまいました。ここでさっちゃんと僕は朝食のサンドイッチ。


▲10:25。ここは青梅市街地のすぐ裏ですから、市民にとっての身近なお散歩コースでもあります。立派な休憩所が幾つもあります。僕たちは休憩したばかりでしたし、この先の休憩所でも人が多いので遠慮しました。ですから、今回は1回しか休憩しませんでした。


▲10:26。眼下には青梅の市街地が広がっています。


▲10:56。叢雨橋(むらさめばし)です。この橋の下がかつての青梅坂峠で、昔は主要な道だったそうです。


▲11:12。車止めのゲートがあり、駐車場にはたくさんの車が停まっています。青梅丘陵ハイキングコースの東の端っこ。


▲11:23。車道をずうっと歩いて来ました。この道は駅へと続いています。11時半には青梅駅に着きました。青梅駅からは電車も多く出ています。

さっちゃんはしっかりと歩いていました。
手をつなぐことを要求されるので、僕の自由度はかなり減りますね。
写真を撮ったり、調べたりしていると、僕はさっちゃんに怒られます。
最後の辺りでは、のんびり歩きたい僕を引っ張るようにしてさっちゃんが歩こうとするので、僕がさっちゃんの手を振りほどきました。
そのせいか、それからしばらくさっちゃんはプンプン、ツンツンしてましたね。

さっちゃんがこの山歩きを楽しめていたかどうかはよく分かりません。
笑顔はありませんでした。
でも、辛そうとか、嫌そうな表情もなかったですから、淡々と楽しんでいたんだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする