今日は日曜日で、本来なら7時半には起床したいところですが、相変わらずの僕の悪い癖で、前の晩3時まで起きていました。
その結果、僕が起床したのは10時前のこと。
自分の朝食を済ませ、11時ころ、さっちゃんが起き出して来ました。
とりあえず、トイレに連れて行ってみます。
パッドには短くて細い便が1本付いていました。
さっちゃんはおしっこもして、僕はトレぺで拭こうとします。
さっちゃんは酷く抵抗して、僕に拭かせてはくれません。
でもまあ、この程度のことはよくあること。
さっちゃんは僕の手を掴んで拭かせまいとしますが、僕だってさっちゃんの腕を掴んで抵抗を阻止します。
そして、さっちゃんの両手の自由を奪った瞬間に、トレぺで拭きます。
そんなことを数回繰り返せば、僕の拭く作業は無事終了できます。
ところが、今日のさっちゃんは何となく様子が違います。
僕の顔を手の平で叩きますが、こんなこともよくあること。
何かが違う感じがするんです。
さっちゃんが僕を睨みつけるその眼が冷たいのも、いつものこと。
すぐに何が違うのか少しだけ分かりました。
さっちゃんが大きな声で「おかあさ~ん!」みたいに聞こえる声で叫ぶんです。
さっちゃんはずいぶん前から自分の母親がすでに亡くなっていることが分からなくなっていました。
さっちゃんは母親に助けを求めたんでしょうね。
その後、違う感じの理由がはっきりと分かりました。
さっちゃんを寝室へ連れて行くと、さっちゃんが僕を寝室から追い出そうとします。
その時のさっちゃんの喋りぶり、僕を見る視線の雰囲気、僕は気付かされてしまいました。
さっちゃんは僕のことが誰だか分からなくなっているようなんです。
もちろん、夫だということなんか随分以前から分からなくなってはいますが、それでも身近な人だとは感じてくれていました。
誰だか分からないだけではなく、他所の人が家に紛れ込んで、排除しなければならない人間のように認識しているのでしょう。
こんな風に感じたのは初めてです。
僕は淋しいやら、怖いやら、ちょっと複雑な感情になりました。
さっちゃんを寝室に残して、追い出された僕は寝室との戸を閉めます。
さっちゃんも布団の中に入ったんでしょう。
しばらくは出て来ませんでした。
今日のさっちゃんはこれからどうなるんだろう?
僕の心配は膨らみます。
さっちゃんは僕の食事介助で食べてくれるんだろうか?
僕を見るたびに、不審な視線を投げかけ、僕を追い出そうとするんじゃないだろうか。
1時くらいになって、さっちゃんが出て来ました。
さっちゃんの僕に対する態度は、ほぼ普段通りに戻っていました。
機嫌は良い日ではありませんし、普段通りと言ってもやっぱりどこかがギクシャクしている感じがします。
でも、朝食(昼食?)はしっかり食べてくれました。
僕の食事介助を受け入れてくれたことに僕はホッとしています。
陽が陰って、少しは涼しさも感じられるようになった夕方の6時前から散歩にも出かけました。
昨日のようなことは欠片もありませんでしたが、僕と一緒に歩くことを嫌がりもせず、いつもと同じように散歩できました。
▲18:25。ベランダから綺麗な夕焼けが見えました。さっちゃんも呼んで一緒に見たんですが、さっちゃんは全然関心がないみたいでした。
晩ご飯は今晩もほとんど食べてくれませんでした。
軟らかな玉子かけご飯や冷奴やたまごサラダなどもほとんど食べてくれません。
心配です。
その結果、僕が起床したのは10時前のこと。
自分の朝食を済ませ、11時ころ、さっちゃんが起き出して来ました。
とりあえず、トイレに連れて行ってみます。
パッドには短くて細い便が1本付いていました。
さっちゃんはおしっこもして、僕はトレぺで拭こうとします。
さっちゃんは酷く抵抗して、僕に拭かせてはくれません。
でもまあ、この程度のことはよくあること。
さっちゃんは僕の手を掴んで拭かせまいとしますが、僕だってさっちゃんの腕を掴んで抵抗を阻止します。
そして、さっちゃんの両手の自由を奪った瞬間に、トレぺで拭きます。
そんなことを数回繰り返せば、僕の拭く作業は無事終了できます。
ところが、今日のさっちゃんは何となく様子が違います。
僕の顔を手の平で叩きますが、こんなこともよくあること。
何かが違う感じがするんです。
さっちゃんが僕を睨みつけるその眼が冷たいのも、いつものこと。
すぐに何が違うのか少しだけ分かりました。
さっちゃんが大きな声で「おかあさ~ん!」みたいに聞こえる声で叫ぶんです。
さっちゃんはずいぶん前から自分の母親がすでに亡くなっていることが分からなくなっていました。
さっちゃんは母親に助けを求めたんでしょうね。
その後、違う感じの理由がはっきりと分かりました。
さっちゃんを寝室へ連れて行くと、さっちゃんが僕を寝室から追い出そうとします。
その時のさっちゃんの喋りぶり、僕を見る視線の雰囲気、僕は気付かされてしまいました。
さっちゃんは僕のことが誰だか分からなくなっているようなんです。
もちろん、夫だということなんか随分以前から分からなくなってはいますが、それでも身近な人だとは感じてくれていました。
誰だか分からないだけではなく、他所の人が家に紛れ込んで、排除しなければならない人間のように認識しているのでしょう。
こんな風に感じたのは初めてです。
僕は淋しいやら、怖いやら、ちょっと複雑な感情になりました。
さっちゃんを寝室に残して、追い出された僕は寝室との戸を閉めます。
さっちゃんも布団の中に入ったんでしょう。
しばらくは出て来ませんでした。
今日のさっちゃんはこれからどうなるんだろう?
僕の心配は膨らみます。
さっちゃんは僕の食事介助で食べてくれるんだろうか?
僕を見るたびに、不審な視線を投げかけ、僕を追い出そうとするんじゃないだろうか。
1時くらいになって、さっちゃんが出て来ました。
さっちゃんの僕に対する態度は、ほぼ普段通りに戻っていました。
機嫌は良い日ではありませんし、普段通りと言ってもやっぱりどこかがギクシャクしている感じがします。
でも、朝食(昼食?)はしっかり食べてくれました。
僕の食事介助を受け入れてくれたことに僕はホッとしています。
陽が陰って、少しは涼しさも感じられるようになった夕方の6時前から散歩にも出かけました。
昨日のようなことは欠片もありませんでしたが、僕と一緒に歩くことを嫌がりもせず、いつもと同じように散歩できました。
▲18:25。ベランダから綺麗な夕焼けが見えました。さっちゃんも呼んで一緒に見たんですが、さっちゃんは全然関心がないみたいでした。
晩ご飯は今晩もほとんど食べてくれませんでした。
軟らかな玉子かけご飯や冷奴やたまごサラダなどもほとんど食べてくれません。
心配です。