さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

家づくりに携わること

2012年07月12日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生工事の現場です。

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先週末、

お施主さんと一緒に

壁用の杉板材の塗装を行いました

  

まずは

塗料を古色に調合します。

2色を現場で混合して色を作ります。

(調合の配分は ヒ・ミ・ツ 

P7077415

お施主さんご家族も興味津津☆

P7077416

端材に試し塗りをして

色味を確認してもらいます。

 

塗料は、ドイツのクライデツァイト社とプラネットジャパンの

共同開発によって生まれた100%植物油と植物性ワックス

を使用した純・自然塗料の

プラネットジャパン ウッドコート

を使用。

P1220399

杉板。

壁に張られる前に塗ってしまいます。

 

平部分だけでなく、

実(サネ)部分や、小口も

丁寧に塗ってもらました。

 

P1220366

(お母さんチーム☆)

 

P1220449

(お父さんチーム☆)

  

4mの長さの杉板が36束(1束7枚入)

全部で252枚!塗ることになります

 

みんな 頑張って~

 

って

私達も手伝おうと思っていたものの

職人さん達との打合せや

照明器具の位置出し、

コンセント位置、

換気扇のパイプ穴あけ位置の指示など 

結局、この日は手伝うことができませんでした 

もちろん、翌日の日曜日は

ガンガン手伝いまして

2日間でなんとか36束(252枚)

皆で塗り終えることが出来ました

 

良かった~ 

 

 

お施主さんのお子さんは

男の子3人いらっしゃるのですが

(園児、小学生、中学生)

みな、本当に元気いっぱいで

子供たちを 放牧?! するために

古民家で暮らすことを選ばれた(?)そうで、

(もちろん、アレルギーのこともありますが)

 

古民家の廻りで

我が7歳息子も交えて

ぐるぐる遊びまわっている子供達の姿を見ていると

なんだか昭和時代?に戻ったような

そんな感じを受けました。

 

P1220418

途中、スコールに遭い

職人さん達も我々も、建物の中に避難していたのですが

中学生のおにいちゃんはー

雨樋の水と戯れていました☆

すると 

お母さん、

「あの・・・ 雨樋、あのままでもいいです。。。

ちょうどシャワー代わりにもなるし」

  

「えぇっ 」

あは

 

そういう 

現代人が忘れてかけているような

おおらかさ

素敵です!

 

まあ、そう言われましても

一応、雨樋は直しますけども。

 

こうして、週末を使って2日間に渡り

お施主さんご家族に塗装をしてもらったわけですが、

  

Kさんの家づくり

現場の風景

塗装をした経験

 

そういったものが

子供達の記憶に

どのように残るのかな~

私は、それが楽しみなのです。

 

自分の家づくりに実際に携わることで

家は創るものだということ

子供達に

少しでもいいので

感じてもらえれば嬉しいなと

思ったりします

  

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