さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

まだ続く揚前工事

2012年04月30日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場です。

P1210245

現場では八重の山吹が咲いていました

  

さて、

揚前工事が始まってから凡そ2ヶ月経ちました。

途中、2、3週間程

職人さんの都合で工事がお休みだったので

まだ揚前工事が続いております

 

こちらの古民家再生工事では、

基礎工事を一気にするのではなく、

    

建物を部分的に

揚げては

基礎工事をして、

下げる

 

を繰り返す手法を採っておりまして、

ようやく東面を揚げる段階まできていました。

P1210170

揚前に使われている横材(突き出ている太い木材)は

上を「わこし」

下を「したこし」と呼ぶそうです。

(漢字はわかりません)

  

P1210172

傷んだ土台と礎石が撤去された状態↑

  

P1210219

撤去された土台↑

 

P1210224

こちらは今度、子供部屋になるところです。

       

2ヶ月前では、

床下に水がかなり溜まっていましたけれども、

P1200195

  

建物の内部に暗渠(あんきょ)が施され、

P4217558

(暗渠排水用素焼土管による暗渠工事の様子↑)

  

春になって裏山からの雪解け水が無くなったこともあり、

水溜りはとりあえず解消されたようでした。

(長靴がなくても歩けるようになってました

 

少々、難航している基礎工事ですが

現場の職人さん達には引き続き

頑張ってもらっています

 

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