栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

帰ってきたお客様

2005年12月26日 20時28分59秒 | お客様との絆
3年ほど前の出来事です。エアコンの商談の時、お客様のご子息が、『オレに決めさせてくれ』と商談の途中に入り、結局量販店でご購入されました。
3年後の今回、このエアコンをクリーニングしてくれと、依頼がありました。
クリーニング最中事情を聞くと、量販店に勤め始めた知人が、なんとか成績を上げる為に割り込んできたという事です。 さらにいうと、その知人は既に退職し、店も閉店したそうです。 量販店の世界はスクラッチアンドビルドと言って、開店と閉店を頻繁に行います。人口が増えつつある街に出店して、数年売りさばいたら、閉店して、別の街へ。。雇用者、従業員も巻き込む、売りっ放し商法です。地に根を下ろした商売とは違うのです。
『あの時は悪かったね』
今回、お客様は当店に戻ってきてくれました。
『せがれの代になってもヨロシク頼むよ。』 
『任せてください』
吹きすさぶ冷たい風の中で、私のココロは暖かくなりました。