5月はエアコンクリーニングのベストシーズンです。
暖房が終わり、冷房に切り替える直前に動作の点検を兼ねてエアコンの洗浄をする人が多いようです。
去年の猛暑で特に今年はその傾向が高いように感じます。
エアコン洗浄において、最近はフィルター自動掃除機能のある機種は部品数も多く分解に時間を要するので工賃も高くなりますが、毎年クリーニングするワケでも無いし、もし購入時にそれを理由にスタンダードモデルを選択するのは、モッタイないと思います。10年は使う機械なんですからね。
上位機種は快適機能が備えています。 冷えすぎないとか、冬は足元まで暖かいとか、消費電力もスタンダードクラスより上回っている。
そして何より、施工していて、質感が全然違う。安いモデルはそれなりです。
カタログデーターには無い良い点が上位機種にはあります。(施工している人にしか分からない事があります)
車みたいに飽きたら車検の時に買い替えられる商品とは違います。
値段だけで選ばないように。
・・・という事を10年前に説明したお客様のエアコンを今回洗浄しました。
当時の上位モデルでフィルターお掃除機能があります。
三菱電機霧ヶ峰であれば、私が直接洗浄するようにしています。
(ごめんさい、他のメーカーは提携業者となります)
洗い方は業者それぞれの考え方があり、どれが正解だとは思いません。
お客様の予算をふまえ、お客様と作業者の満足度の公約数でこれがベストだと思い作業しています。 いくらでも費用かかって良いから新品同様にというお客様もいれば、気管支系の病気でカビの拡散を防ぐ程度で良いというお客様もいます。
私のやり方は、ドレンパンまでは外し、送風ファンは外さず、水圧による回転でファンの汚れを取るやり方です。 熱交換器の裏側が落ちないのでないか?という意見もありますが、洗浄したエアコンをばらした事もありますが、この方法でも裏側まできれいに汚れは落ちていました。 (程度にもよりますけどね)
ドレンパンを外す事で、その洗浄効果は高くなります。(なので外せない他のメーカーは私はやらないようにしています)
洗浄中の動画
ただ洗浄するだけではありません。エアコンを使うにあたって正しい使い方の説明もしています。 例えばフィルターの掃除の仕方(今回の機種は自動ですけど) 多くの方が間違った洗い方をしています。
フィルターのホコリが付いた面に向かって水をかけて洗う人多くないですか?
やってるでしょ? これ反対なんですよ。
ホコリが付いた面の後ろから水をこのようにかけると、擦らなくてもシャワーの水圧だけで落ちるのですよ。
フィルターはこっちから洗うと簡単にホコリが落ちます
このような説明をしながらエアコンのクリーニングを行っています。
エアコンのホコリは消えますが、得られる知識は増えると思います。
私の仕事のすすめ方は、他の業者とはちょっと違うでしょ?
そう感じてくれたらこのブログを書いた甲斐があります。
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