エアコンの不在時停止機能の解除

２０１８年の猛暑が続いた夏。（将来見直す時に分かるように西暦入れました）

まだ続いていますけどね。　

いろいろな人の話を聞くと、２４時間エアコンをつけっぱなしの人が多くなってきたと感じました。

数年前にエアコンを運転し続けた方が電気代が安くなるとネット情報で広まり、それが一般の人にも浸透してきたようです。　

電気屋から言うと、これは必ずしも電気代が安くなるとは限りません。　


電気代が安くなる条件がいろいろあります。　

比較的新しいエアコンである事。　

部屋の大きさにふさわしい能力容量である事。　

部屋がマンションなど気密性の高い部屋である事。　

そのような条件が揃っていないと、この電気代対策は成功しないかも知れません。　


今回、このエアコンの電気代対策とは違いますが、２４時間エアコンを運転したいのに、エアコンが高級機だとそれが出来ないという投稿がＳＮＳ上でありました。　



動物や寝たきりの人など、温度変化が少ない個体だとエアコンのセンサーが人間が不在と感知してエアコンを停止やエコ運転を始めて、室温が高くなってしまうというのです。　

水や氷を用意した方が良いと注意喚起しています。


この投稿みて、それじゃ高機能エアコンはペットの居る部屋や、寝たきりの人がいる部屋には不向きか？というと違いますよ。　

きちんとその辺の設定は出来ます。

さすがに全ての機種のエアコンのリモコンは持ってませんので身近にあったエアコンを見てみると。



不在のオンオフが出来るようになっています。　



こちらは『お出かけ』ボタンがありました。　

またある機種は、センサーの無効という設定がありました。　

このように、高機能エアコンだからと言って、氷や水の用意をする必要は無いです。　

ネットからの情報はその真意も確認しないと、個人の考え方が拡散されてそれが正しい！　

そんな事がよくあります。　

そういう私のこのプログもその一つなのかもしれませんが。　

それでもプロとして正しい知識の元に発信しているつもりです。　

これからもよろしくお願いいたします。