庄内町狩川にある堂ノ下熊野神社の森については去年の秋に紹介しました
今回はその時に紹介できなかった参道にある大きなケヤキの木を紹介したいと思います。
なぜ同じタイミングで紹介できなかったか?、↓の地図をご覧ください
中央上に「堂ノ下熊野神社」があり、中央下に参道の入口があります
距離的には直線で300m程ですが、よく見るとその間に陸羽西線の線路があり
昔は繋がっていた参道が鉄道の開通によって分断されたことが判ります。
(踏切はないので、通り抜けられない)
そんな歴史を辿った熊野神社の参道ですが、↓が入口です(横には普通の民家があります)
熊野神社の由来が書いてありました
参道へ入ると、赤い鳥居とその後ろにケヤキの木が見えます
結構な巨木で、幹回りは6m近いようです
結構な高さもあるようです
いかんせんツタが目いっぱい絡まっているので、実際より細く見えます
参道を進むとこんな感じになっていますが、進み続けても先へは行けません
ちなみに以前も紹介しましたが、熊野神社には天然記念物指定されている手つかずの姿を残している森がありますが
これに一役買っているのが、鉄道の開通だったのかも知れません。
このケヤキの大木には蔦がびっしりと絡まっているのですね。
このことは、木の寿命を延ばすのでしょうか、或いは、縮めるのでしょうか、、、?
この神社の由緒が西暦850年からですか!!
いやーこの土地にちゃんと残せているのがすごいですよね(^^)
神社仏閣はやはり歴史がすごいですよね。
けやきもまた悠然としていて素敵です。
抱きつきたくなります笑(^^)
ツタの絡まり具合がすごいです。
これが自然の森なのでしょうか。
日本ではあまり例がないのでよくわかりません。
ここが手つかずで残ったのは宗教的な意味からでしょうか。
いずれにしても、非常に貴重な森ですね。
蔦がびっしりと絡まったケヤキですが、恐らく樹木にとっては良いないんだと思われます
とは言え、ケヤキの場合は別の木が寄生しているのも見かけますので
それよりはマシなのかも知れませんね。
何せ山形県の田舎の神社なんで、訪れる人は少ないようです。
とは言え、1200年近い歴史を考えると、参道が分断される前はかなり賑わったのかも知れませんね。
樹齢は300年以上ということのようですが、樹勢の衰えがないので
ツタがびっしり絡まっても問題ないのかも知れません。
特に御神木とかでないことも良い方に働いているんでありましょうか。