「さくら」って日本人にとってなんか特別な存在、
美しい花を見事に咲かせて、あっと言う間に散って行く
「儚さ」を併せ持っているから日本人の心に合っているのかも知れません。
昨日は旅館を9時に出発して大田原市の国際医療福祉大学の桜を車窓から見て
駐車場を一回りしてきました。
那須与一の道の駅に寄り、近くに有る那須神社にお参りしてきました。
杉並木の中に立つ荘厳な雰囲気の神社です。
赤い楼門が印象的です。
那須与一も戦勝祈願に訪れたといわれています。
楼門をくぐると、狛犬さんのお出迎えです。
こちらはひょうきんなお顔です。
右側の狛犬は、目がつり上がって怖そうな顔をしています。
お参りを済ませて、高岩神社に向かいました。
義理兄達が子供の頃、神社の近くに住んでいて、
よく遊びに来たそうです。
主人はまだ生まれていなかったそうです。
ここの狛犬は銅製かなぁ?、アニメに出てくるみたいな顔をしています。
神社の近くに那珂川が流れていて、義理兄が子供の頃泳いだそうです。
長閑な時間が流れています。
そこから、あじさいで有名な黒羽城址公園に向かいました。
桜の時期は初めて訪れましたが、思ったより桜が咲いていて、
人も少なく、お花見の穴場だと思いました。
城郭の後も有り、当時のおもかげも感じられて、
本丸跡に立つと、那須、日光連山が一望でき、眼下に那珂川の清流が流れ、
見晴らしのいい所です。
お天気も良く、良いお花見日和です。
城址公園の近くに有る曹洞宗の大雄寺に向かいました。
総カヤ葺きで回廊も有り、名刹の風格漂うお寺です。
入って左に水琴窟が有り、水を流すと涼やかな音が響いてきました。
何回か訪れていて、好きなお寺です。
お腹も空いてきたので、烏山にお蕎麦を食べに行きました。
正直、私は蕎麦の香とか風味が分からないのです。
主人は盛り蕎麦、二人分を平らげました。
私はかけ蕎麦を注文しました。
美味しく戴き、七味とうがらしのお土産を戴いて、お店を出ました。
主人が烏山で生まれたというので、義理兄に生まれた場所に連れて行ってもらう事に、
もう家はなく、義理兄と遊んだ人に会う事ができ、
昔を思い出して、懐かしく話をしていました。
お天気も良く、お花見も存分に楽しめて、ゆっくり温泉に浸かって、
楽しい兄弟会ができました。