サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

ピーチェルFM

2011年06月26日 | 映画
6月26日(日)午後1時半から日本ユーラシア協会愛県連総会が開催されました。毎年のことながら会員の減少と財政難が頭の痛い問題です。事務局の仕事も当面は会員のボランティアで分担してやっていくことになりました。

さて 総会に先立ち、午前11時から映画会がありました。サンクトペテルブルクの若者たちを描く2006年製作の映画「ピーチェルFM]です。監督はオクサーナ・ブィチコヴァ。
「ピーチェル」とはサンクトペテルブルクの愛称。FMラジオのDJであるマーシャという女の子が主人公です。フィアンセとの待ち合わせに向かう途中で携帯電話を落とし、それを拾った若い建築家のマクシムと縁ができ、彼は電話を返すためにマーシャに会おうとするがなかなか会えない、、というストーリー。このフィアンセは彼女とは幼馴染という設定ですが、マーシャとの結婚式の準備の様子から見ると羽振りがよさそうで「新ロシア人」なのでしょうか?最初見た時マーシャはあまり美人とは思えなかったのですが見ているうちにだんだんかわいく見えてきました。映画の最初に出演者の名前が出ていて、その中に私が好きな名優ウラジーミル・マシュコフの名前があったので 彼がどんな役でいつ出てくるかと楽しみにしていたのでしたが、、なんと!「知らない男とセックスしたくない?」なんてマーシャにアプローチしてくるしょぼくれたおじさんの役!ああ、ショック!まあ、それはともかく、なによりも 今のピーチェルの町の様子や人々をたくさん見られるのがうれしい映画でした。

ここで映像が見られます。
ロシア語のサイトはこちら


このDVDは本部からお借りしたものだそうで、今後も映画会が開かれる予定です。見たくてもなかなか普通の映画館では上映されないロシア映画、ぜひ映画会におでかけください。 miska