長い間水曜日の午後1時半からのクラス「会話B」を教えてこられた山崎タチアナ先生の
「ぜひこの方を先生に!」という推薦もあり、昨年12月から新しく内山エレーナ先生に
このクラスを担当していただいています。
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エレーナ先生はロシア人でウクライナとの国境に近いベルガラドのご出身です。
高校では大変な優等生だったそうです。文章を書くことが好きで、ジャーナリスト
志望だった彼女が目指したのはヴォロネジ大学のジャーナリズム学科でした。
しましたが、当時はペレストロイカの直後で社会が混乱していた時で、また
ジャーナリズム学科ということもあり、特別な形式の入学試験だったという
面白いお話でした。見事合格され、卒業された後は教師をしておられました。
去年の特別講座にて
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エレーナ先生の初来日は2012年だったそうです。その後2023年に名古屋に
来られ、ユーラシア協会の山崎タチアナ先生の日本語クラスに通われたのが
きっかけとなり、今回講師をお願いすることができました。とてもやさしく、おっ
とりとした方ですが、ユーモアのセンスもお持ちで、このクラスは現在、あの難しい
「運動の動詞」の勉強に取り組んでいるのですが、日常生活の報告をしたり、例文を
読んだりしながら生徒たちは先生のコメントに思わず笑ってしまうこともよくあります。
なお、今年のロシア語特別講座(9月14日)でも彼女に講演をお願いする予定です。