1月22日(日)午後2時から第84回ロシア語サロンが開かれました。ゲストはイリーナ・エゴーロワさんです。
コストロマは1152年にキエフ大公ユーリー・ドルゴルーキーによって建設された町です。ヴォルガ川とコストロマ川の合流するところにあり、流通の拠点として栄えました。17世紀初めにはにはポーランド軍に攻め込まれました。皇帝になるはずだったミハイル・ロマノフを探しに来たポーランド軍をだまして沼地に案内したのがコストロマの農民だったイヴァン・スサーニン。彼はポーランド軍に殺されてしまいましたが皇帝と国を守った英雄として名前を知られるようになりました。グリンカによってオペラも書かれています。
さらに18世紀になってエカチェリーナ女帝がここを訪れ、テーブルの上に扇をぱっと広げて「この形に町を作りなさい」と言ったそうで(という伝説があるそうです)コストロマには扇状に広がる道ができたとのことです。
モスクワから電車で行くとコストロマまで約8時間、車で行くと4時間だそうです。いわゆる「黄金の環」にあるのですがモスクワからの日帰り旅行はちょっとあわただしいようですね。
と、このあたりまではいつものロシア語サロン風だったのですが、、イリーナさんから「こんな昔の話をしていてもつまらないでしょ?みなさんの方から質問はないんですか?なんでもきいてください!」という呼びかけがありました。14年前に来日し、最初は日本語学校に通い、その後は実践で日本語を身に付けたイリーナさん、「日本人とロシア語で話すのは難しい」そうで 日本人に囲まれ、ついつい口から出てしまう日本語。
参加者が9名と少ないこともあって 気楽なおしゃべりサロンになりました。山崎タチアナ先生も参加してくださり、ロシア語で話をされるのですが、、次第に「日本語サロン」化して行きました。
イリーナさんは来日したばかりの頃は和食は味が薄く、匂いも気になって好きではなかったそうですが 今では青い畳やお茶の香りが大好き、和食も味がよくわかるようになって ご自分でも料理されるとのこと。ただし 今度はロシアに戻って ロシアの和食屋に行くと日本のレベルとあまりにも違ってがっかりするようになってしまいました。またロシア人にお土産に持って行くと喜ばれる食品は?という質問がありましたが 「鮭とば」だそうです。「鮭とば」とは鮭に塩をして細長く切りカラカラに干したものです。
彼女自身のヴォルガ川クルーズ体験はまだ子供のころコストロマから南のロストフ・ナ・ドヌーまでの2週間の子供の団体での旅だったそうです。その時お母さんと妹さんも同じ船に乗って旅行しましたが 彼らは個人旅行だったのでいい船室で快適な旅でした。船は夜の間に航行し、朝各地の港に到着、クルーズ客たちは朝食を船で済ませてから上陸して町を観光します。それぞれガイドが同行し、自由時間もあってゆったり一日を陸ですごし、夕方船に戻って夕食というスケジュール、荷物の移動がないので身軽に出かけられ 素敵な休日がすごせます。今では西ヨーロッパから観光客がたくさん来るそうですが日本人が行くとしたら長い休暇が取りにくいことが問題ですね。
コストロマは1152年にキエフ大公ユーリー・ドルゴルーキーによって建設された町です。ヴォルガ川とコストロマ川の合流するところにあり、流通の拠点として栄えました。17世紀初めにはにはポーランド軍に攻め込まれました。皇帝になるはずだったミハイル・ロマノフを探しに来たポーランド軍をだまして沼地に案内したのがコストロマの農民だったイヴァン・スサーニン。彼はポーランド軍に殺されてしまいましたが皇帝と国を守った英雄として名前を知られるようになりました。グリンカによってオペラも書かれています。
さらに18世紀になってエカチェリーナ女帝がここを訪れ、テーブルの上に扇をぱっと広げて「この形に町を作りなさい」と言ったそうで(という伝説があるそうです)コストロマには扇状に広がる道ができたとのことです。
モスクワから電車で行くとコストロマまで約8時間、車で行くと4時間だそうです。いわゆる「黄金の環」にあるのですがモスクワからの日帰り旅行はちょっとあわただしいようですね。
と、このあたりまではいつものロシア語サロン風だったのですが、、イリーナさんから「こんな昔の話をしていてもつまらないでしょ?みなさんの方から質問はないんですか?なんでもきいてください!」という呼びかけがありました。14年前に来日し、最初は日本語学校に通い、その後は実践で日本語を身に付けたイリーナさん、「日本人とロシア語で話すのは難しい」そうで 日本人に囲まれ、ついつい口から出てしまう日本語。
参加者が9名と少ないこともあって 気楽なおしゃべりサロンになりました。山崎タチアナ先生も参加してくださり、ロシア語で話をされるのですが、、次第に「日本語サロン」化して行きました。
イリーナさんは来日したばかりの頃は和食は味が薄く、匂いも気になって好きではなかったそうですが 今では青い畳やお茶の香りが大好き、和食も味がよくわかるようになって ご自分でも料理されるとのこと。ただし 今度はロシアに戻って ロシアの和食屋に行くと日本のレベルとあまりにも違ってがっかりするようになってしまいました。またロシア人にお土産に持って行くと喜ばれる食品は?という質問がありましたが 「鮭とば」だそうです。「鮭とば」とは鮭に塩をして細長く切りカラカラに干したものです。
彼女自身のヴォルガ川クルーズ体験はまだ子供のころコストロマから南のロストフ・ナ・ドヌーまでの2週間の子供の団体での旅だったそうです。その時お母さんと妹さんも同じ船に乗って旅行しましたが 彼らは個人旅行だったのでいい船室で快適な旅でした。船は夜の間に航行し、朝各地の港に到着、クルーズ客たちは朝食を船で済ませてから上陸して町を観光します。それぞれガイドが同行し、自由時間もあってゆったり一日を陸ですごし、夕方船に戻って夕食というスケジュール、荷物の移動がないので身軽に出かけられ 素敵な休日がすごせます。今では西ヨーロッパから観光客がたくさん来るそうですが日本人が行くとしたら長い休暇が取りにくいことが問題ですね。