サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

名古屋でウズベキスタン料理が食べられます!

2023年02月23日 | グルメ
名古屋にもウズベキスタン料理のレストランがある、とずっと以前から聞いていました。2月18日、お料理サークル「ペチカ」の
メンバー3人でリサーチに行ってきました。

お店は「タバスム」です。地下鉄東山線「本陣」駅から徒歩7分です。お店のお隣はインド料理店、近くにモスクもあります。

店内です。ウスベキスタンの民族衣装などが飾られてシルクロードのムード。
20席くらいでしょうか。

日本語の上手な店員さんにメニューを見せてもらい、とりあえず前菜に ロシア料理にもあるビーツのサラダ「ヴィネグレット」を注文。
ビーツの他にニンジンやグリンピースも入っていてさっぱりとしたおいしいサラダ。ハラール(イスラムの規則に従って処理された肉)の
お店なのでアルコールはいっさい提供されません。私たちはウズべきスタンから輸入されたあんずやザクロのジュースを。

続いて マンティです。餃子の皮のような生地に羊肉が包まれています。
ヨーグルト風のソースで。

日本では一番知られているウズベキスタン料理ではないでしょうか?
牛肉とニンジンたっぷりのポロフ(ピラフ)です。

この料理、一度ペチカの例会でウズベキスタンの方に作り方を習ったことがあるのですが、、、とにかくとてつもなく多いニンニクと
ニンジン、さらにオイルたっぷりに圧倒されました。
ところが食べて見ると意外にニンニク臭も感じないし脂っこくもないのです。

ラグマン(うどん)も有名なので食べてみました。
こちらは焼きうどんバージョンです。


もっといろいろ食べてみたいものがあったのですが もうお腹がいっぱいになってきたので いざ、デザート!
ここがウズベキスタンだったらシルクロードのフルーツをいろいろを食べられたんでしょうけど 残念ながらここは日本。
デザートは選択肢が少なく、ハニーケーキとアイスクリームにしました。紅茶を飲みながら。アイスクリームはねばりが
あってトルコ風でした。


ウズベク人はトルコ系の民族、ウズベク語もトルコ語に近い言葉だそうです。料理も似ているのかも
しれませんね。

ところでこの食器なんですが ウズベキスタンのものなんですよ。なかなかシックでしょう?陶器はウスベキスタンの
名産品でもあります。

店内にはウズベキスタンから届いたばかりのフルーツのジュース各種が売られていたので お土産に購入しました。
お隣のテーブルで楽しそうに食事をしていらしたグループは名古屋大学に留学中のウズベキスタンの方たちでした。一人だけ
韓国人が一緒だったので会話はほとんど日本語と英語、時々ウズベク語。法学部で勉強していらっしゃるとのことです。

日本ではなかなか食べられないウズベキスタン料理、ぜひここで食べてみてください。お一人でも定食ならいろんな料理を
少しずつ食べられますし、親切な店員さんに相談して料理を選ぶこともできます。また、お酒は出ませんし近くにコイン
パーキングもありますので車で来られても大丈夫です。

店内にはウズベキスタンのガイドブックや写真集があり、民族衣装を着て記念写真を撮るというサービスもあるそうです。

ところで、「ウズベキスタンってどこですか?」レベルの方は地図を一度ごらんになってから
お出かけください。

ここです!大きなカザフスタンの下で小さく見えますが面積は約450000㎢で日本(378,000㎢)よりかなり大きな国です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伏見のロシア料理レストラン「ソチ」

2015年03月01日 | グルメ
この1月 地下鉄伏見駅のそばに 新しいロシア料理のお店「ソチ」が開店しました。
オウナーは日本人ですが シェフはロシア人で ロシアの家庭料理が食べられるとのことで
取材に行って来ました。

場所は旧御園座のすぐ南側です。狭くて急な階段を下りて行くとかわいいレストランがあります。
店内は木をふんだんに使った明るいインテリア、天井にはロシアのプラトーク(ショール)が
飾られていて テーブルにはカラフルなマトリョーシカを描いたマットが。

まず 最初はロシアのビール「バルチカ」の3番で乾杯。



注文を取りに来てくれたのはウラジオストック出身のアレクさん。極東国立大学で勉強したという日本語、
とてもお上手です。


きのこと野菜のマリネ


ボルシチ。


とかしバターで食べるぺリメニ。


コテージチーズ入りのブリヌィ。


どれもほんもののロシアの味で、おいしいお料理でした。

その他に「コートを着たニシン」「じゃがいもと牛肉の田舎風炒め」[オリビエサラダ」
「ジャールコエ」など定番のロシア料理がたくさんメニューに載っていました。ロシア料理が初めての方は
コースがおすすめです。
ビールの他にもちろん ウォッカやソフトドリンクもいろいろあります。

「今日はナポレオンがありますよ!」とアレクさん。
「えっ、ナポレオン?ロシアの敵じゃないの?」なんて言っている日本の方がいましたが、 このナポレオンは
ロシア人が大好きなケーキのことです。
それじゃ、デザートはナポレオンにしましょう。



薄いパイ生地の間にクリームを塗って重ねたミルフィーユのようなケーキです。
上にチョコレートソースがかかっていて おいしいんですが、、一切れがとても一人前とは
思えない大きさでした!紅茶も大きなカップにたっぷりと、なんですが、、カップの中は熱湯だけで
ティーバッグを別に添えてある、、このサービスの仕方には日本人は驚くかも、、
ロシアのレストランではこういうの見かけますが。

アレクさんの情報によりますと 3月8日(日)には女性の方に特別のサービスがあるそうです。

さて3月8日はなんの日でしょう? 日本ではあまり耳にしませんが、
ロシアでは知らない人がいない特別の祝日「国際婦人デー」です。
女性のみなさん、このかわいいレストランで女子会はいかがですか?

シェフはサハリン出身のロシアの方だそうです。そして厨房で働くもう一人の女性は?
この方でした


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする