サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

ソ連映画「つばさ」が上映されます。

2012年12月29日 | 映画
今では懐かしく響く「ソ連」という言葉。
そのソ連の映画「つばさ」を上映します。
女性監督ラリーサ・シェピチコの作品で1966年製作です。85分。
内容についてはこちらを


時:1月26日(土)午後5時半~
所:愛知民主会館 2階ホール(地下鉄東山線(新栄町」駅2番出口より徒歩2分)
会費:800円(日本ユーラシア協会員は600円)
申し込み先:日本ユーラシア協会愛知県連合会 (名古屋市東区葵1丁目22-26)
Tel&Fax : 052-526-1150
Mail : kokoshka2011@gmail.com
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アレクサンドル・ガラガノフ&山口美夕鶴 コンサート

2012年12月28日 | お知らせ
新春の素敵なコンサートのお知らせです!

1月25日に宗次ホールでギタリストのアレクサンドル・ガラガノフさんとヴァイオリニストの山口美夕鶴さんのコンサートがあります。若手の音楽家が登場するランチタイムコンサートです。

2011年5月にロシア語サロン番外編のゲストとして日本ユーラシア協会に来てくださった素敵なカップルです。この時はガラガノフさんが一番尊敬する音楽家というリヒテルのお話の後、ギターを聞かせてくださいました。


お二人は留学先のスイスのローザンヌで知り合って結婚され 現在は Duo Equinox
として演奏活動をされています。

コンサートは1月25日(金)11時半~宗次ホールで。
全自由席でチケットは1000円です! お二人を応援に行きましょう!

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映画「相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶」(福島県南相馬市の被災者ドキュメンタリー映画)上映会開催

2012年12月28日 | 映画
来年1月6日(日)に名古屋国際センターで東日本大震災の福島県南相馬市の被災者のドキュメンタリー映画「相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶」が上映されます。この映画の監督の松林要樹は東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内にある南相馬市原町区江井地区に2011年4月3日に救援物資を携えて向かいました。時には避難所で寝泊まりしながら取材したそうです。

この映画は現在あちこちの自主上映会で上映されています。東日本大震災の後、世界中の国から救援物資が送られたり、救助隊が派遣されたりしました。公的な援助の他に数多くの民間の支援もありましたが それらはあまり知られることがないままです。今回の名古屋での上映会会場ではこうした「一般にはあまり知られてない」支援を紹介することも目的の一つだそうです。

ロシアのリャザン大学からの支援についてもここで紹介していただけることになりました。また上映に先立ち、10時からウズベキスタン国籍のゴアール・シャイバジャーンさんに短いスピーチをしていただくことになっています。

映画は英語の字幕付きです。

時:1月6日(日)10時~、14時~、17時30分~ 上映は3回です。
所:名古屋国際センター第2研修室
  450-0001 名古屋市中村区那古野1丁目47番1号
主催:相馬看花上映実行委員会
企画協力:ハンガリー文化センター
協力:株式会社アイディーワン、(有)容成、(有)新栄、㈱ヤマシンオーナメント

入場料:無料。自主企画のため カンパ歓迎とのこと。

コメント (2)
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新春お茶会 サモワールを囲んで!

2012年12月25日 | サモワールお茶会
来年1月20日(日)午後14時にサモワールでお茶をいれる「新春お茶会」を開催します。

長い間ロシア語教室に飾られていたサモワールですが 今まで何度も「どうやって使うんですか?」「一度これでお茶を飲んでみたい!」という声があったにもかかわらず、実現しませんでした。このサモワールはロシアのお土産なので 220v対応のものです。今回変圧器を購入していただいたので安心して日本でも使えることになりました。

本体には水を入れて加熱します。小さめのポットに濃い紅茶を作り、少なめにティーカップに入れ、本体で沸かしたお湯を蛇口から注いで好みの濃さに薄めて飲みます。
本体の上にポットをのせるスペースがあります。ここに置くとポットのお茶もさめないわけです。


さあ、このサモワールでお茶を飲みましょう!

当日はベラルーシ人のナタリア・アレーシュカさんをゲストにお迎えして お茶やブリヌィについてお話をしていただきます。そして 彼女と一緒にブリヌィを焼いて食べましょう。ブリヌィはロシア風のクレープです。サワークリームやジャムを添えて お茶菓子に。


時:2013年1月20日(日)14:00~16:00
所:愛知民主会館3階ロシア語教室
ゲスト:ナタリア・オレーシュコさん
参加費:1000円(日本ユーラシア協会員は800円)
申し込み:電話:日本ユーラシア協会愛知県連事務所 052-526-1150
     mail:kokoshka2011@gmail.com

かならずご予約の上お越しください。今回は申し込み順先着10名様までです。お申し込みは今すぐ!できるだけメールでお願いします。
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第3回ヨールカ祭報告

2012年12月10日 | ヨールカ祭
12月9日(日)午後2時から愛知民主会館2階ホールで第3回ヨールカ祭が開催されました。

準備は1時前から始まりました。まずホールの机と椅子を移動して会場作り。会場の前の方ではロシア人の先生方が人形劇の舞台を作っておられます。


後ろの方ではお料理サークル「ペーチカ」のみなさんがブリヌィ(ロシア風クレープ)を焼く準備を進めています。参加者各自が自分で焼いて食べる予定です。


2時になりました!
オープニングは日本ユーラシア協会が誇る合唱団「ミール」の歌です。団員の高齢化が問題だそうですが、元気な声でのロシア語と日本語の熱唱は「ワニのゲーナの歌」(アニメ ”チェブラーシカ”の中でゲーナが「残念ながら誕生日は年に一回しかない」と歌っています。)と「長い道」(元々はロマの人々の歌だったそうですが 1968年にメリー・ホプキンが”悲しき天使”という題で歌って世界的大ヒットになりました。)鳴りやまぬ拍手に答えてのアンコールは「ロシア わが祖国」でした。伴奏はアコーディオンです。


続いて山崎タチアナ先生、アリビーナ・ブレンコーワ先生、伊藤エレーナさんによる人形劇「野原のおうち」ですが ロシア語での上演ですので その前にちょっと予習を。

まず原題の" теремок" ですが ちょっとおしゃれなこぎれいな家という意味のтерем という言葉をかわいく表現したものです。これをさらにかわいらしく言った теремочек という表現も劇の中に出てきます。

登場するのは以下の動物たち。

мышка-норушка     野ネズミ
лягушка-квакушка        アマガエル
зайчик-побегайчик       ピョンピョンウサギ(走り屋うさぎ)
лисичка-сестричка       きつねのおねえさん
волчок-серый бочок       灰色オオカミ
медведь косолапый       ガニマタ熊さん



野ネズミが最初に野原でかわいいおうちをみつけました。

Кто-кто в теремо̀чке живёт, кто в невысо̀ком живёт ?
「このおうちに住んでいるのはだれ?」とたずねますが答えがありません。そこで野ネズミはここに住むことにしました。それから次々に動物たちがやってきて

Кто-кто в теремо̀чке живёт, кто в невысо̀ком живёт ? と呼びかけます。


ロシアのカエルは ”кваーква”(クヴァークヴァー)と鳴くそうです。それでカエル(лягушка)にも”квакушка”と愛称がつけられているのですが、、このカエルの声の上手いこと!(演じたのは伊藤エレーナさんでした)



Пусти(те) и меня!
「私も中に入れてよ。」

というとみんな

Ну, ладно! Иди !
「いいとも。お入りよ!」

とおうちに入れてもらえたのですが、最後にやって来たのは大きな熊でした。


熊もやっぱり ”Ну, ладно! Иди !”と言ってもらえたのですが、大きすぎてどうやっても中にもぐりこめません。そこで熊は屋根に登ったところ、、おうちは壊れてしまいました。熊は森に去り、おうちに住んでいた動物たちはまた協力してもっと素敵なおうちをたてましたとさ。

Тут и ска̀зке конѐц, а кто слу̀шал- мо-ло-дец !
これでお話はおしまい。お話を聞いた子もおりこうさん!

今回も素晴らしい熱演で 子供たちは夢中になって見ていました。
この人形劇の動画がyoutubeに投稿されています。ご覧になってください。

前半
後半

山崎先生のヨールカについてのお話の後はギリシャのアトスのワイン、グルジアのワイン、紅茶を飲みながらのパーティです。
自分で焼いて食べるはずだったブリヌィですが 大勢でこれをするには時間がかかり過ぎることがわかり、結局ペーチカのメンバーに焼いていただくことになりました。カッテージチーズやジャムをくるんでもう一度バターで焼いて、、おいしい焼きたてを食べようと長い列ができてしまいました。「ペーチカ」のみなさんは大忙し。お疲れ様でした。
焼き立てのブリヌィにサワークリームをかけて。


その他にも会員手作りのロシア料理や(ロシアの名産品「ホフロマ塗り」の器で)


差し入れのお菓子やサラダなども






今回はサモワールも登場しました。(写真右端)このサモワールはロシア製ですので変圧器につなぎ、220Vから100Vに落として使用しています。濃くいれた紅茶をこのサモワールでわかしたお湯でうすめて飲みます。文字通り「サモワールを囲んで」のパーティになりました。


今年みんなで歌った歌は "Мы желаем счастья вам"(あなたに幸せを)です。こんな歌です
歌唱指導は合唱団ミールの河西さん、伴奏は松坂仁さん、発音指導はアリビーナ先生にお願いしました。初めて聞く曲、初めて見るロシア語の歌詞はなかなか難しかったようですが ロシア語の歌のレパートリーに加えていただけたでしょうか?

この歌の中で繰り返し使われている表現が

желать(願う・望む) + 誰々に(与格)+何々を(生格) です。

たとえば

Я желаю вам успехов в работе.
(お仕事の成功を祈ります。)

とてもよく使われる表現なので「これを歌って覚えてもらおう」というのがロシア語の先生たちがこの歌を選んだ理由の一つなのでした。

大人が40名(うち ウクライナ人・ロシア人9名)子供が5人集まり、なごやかに楽しいひと時を過ごしました。みなさま ご協力ありがとうございました。


С наступающим новым годом !
よいお年を!
















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