お笑い系

最近のテレビ番組には必ずお笑い系の人が出ている。
今にはじまったことではないが、ここ数年は特に増えた。
もちろんお笑い番組が増えたからではあるが、
そうではない番組でも、お笑い系の人がゲストで出ていたりする。

イヤだといっているわけではない。お笑いは好きだ。
ただ、安易だなぁ…と思うだけで。
番組に起用→視聴率をとれる人→今はお笑い系
素人のＭにでも分かる図式。
冒険する余裕がないんだな…とまで思わせてくれる。

テレビのチャンネルを持ってザッピングをする。
この番組の司会者はお笑い系。
こっちの番組はゲストがお笑い系。
あぁ、この番組にもお笑い系が出てる。

Ｍが大雑把にお笑い系と言っているのは
実はお笑いの人の出どころ（？）を知らないからなのだ。
落語なのか漫談なのか…え～っと他には何がある？？
を見ていて疑問に思った。
今、若手のお笑いが流行っているがあれは漫才？
お笑いの中にもジャンルがあるようで…。
演芸とかいうものに馴染みのないＭには……よぉわからん。

笑わせてやる！　と意気込んでいるのは笑えない。
でも、最近の若い子は「笑わせてやる」部分でちゃんと笑っている。
まじかよ……そんなんで笑えるぅ？と、Ｍは悪態をつく。
多分「楽しい場所」という雰囲気が笑わせてくれているのだろう。
で見ていると笑えなくても、その場にいたらＭも笑っているかもしれない。

そういえば、お笑い系の番組の中にも不愉快なのはある。
素人をいじって笑いをとる番組や、それってバツゲーム？
と思えるくらいに、後輩をいじめて自分らで笑っている番組。
ぜ～～んぜん笑えない。
から笑い声がすると余計笑えない。
自分らで楽しんでいるだけじゃん。
…と置いていかれて逆にムカつくＭであった。

「笑い」は生活の必需品（？）とＭは思う。
でも無理に笑わされるのはつらい。
何かのタイミングでフッと笑えるのがいい。
できればユーモアのある人間の傍にいたい。
笑う門には福来る。
笑うと免疫ができるらしい…。
病気がちの人は塞ぎがちになるけど、笑ってみて。
むっつりしているよりは笑っていたい。
あなたの笑っている顔が見たいよ。

実は今週末……あ、明日だ。
秘かに「笑える映画」を観に行こうと思っている。
これもまたマスコミに踊らされている…
同じアホなら踊らにゃソンソン…という図式で。