「新しい時代の波を知るキーがここにある」
浜田省吾さん3枚目のアルバム。
今までMのブログで、2枚目までとシングル1枚の話を書いたはずだが
考えてみると…まともなことは、なぁ~~んにもコメントしていない。
さすがMだ。
ここでひとつ、何かまともな発言をしてみたい。
できるのか?
2枚目の「LOVE TRAIN」で、既に感じていたことだが、
ファーストアルバム「生まれたところを遠く離れて」での
ゴツゴツ・トゲトゲしていたたくさんの角が、この3枚目で全部とれてしまった…。
当時のMはファーストアルバムの「トンガリ感」よりも、
どちらかといえば、こういうシティーポップスの「マイルド感」を望んでいたので、
曲を聴いてすっかりヤラレてしまった。
「涙あふれて」では、♪ホテルのバーに座り……と、
いきなり大人の雰囲気をただよわせる。
当時、Mよりも1コ年上だった大学2年生の彼は、
ホテルのバーになんか連れて行ってくれたことはない
今の大学生ならアリなんだろうけど
ホテルのバーというのは、当時のMにとっては羨ましいシチュエーションだった。
「Good Night Tokyo」この歌詞にイルミネーションが出てくる。
イルミネーションといって一番印象深いのが、
ピンクのイルミネーションをバックに階段にうずくまる浜田省吾。
黒とピンクが印象深いアルバムの話は、また別な機会に…
こっちのアルバムのデザインは黒とグリーンが基調になっていて、
壁と衣装の白が、室内の淡い照明に浮かんでやけに寂しく見える。
なんったって、熱い通りを 醒めた男の ロマン駆け抜けてく この夜 なのだから。
「片想い」
……何も語るまい。
この名曲には、それぞれの思い入れがあるだろうから……
と言うとカッコよく聞こえるが、実はMには何の思い入れも無い。
それでもこれは名曲だ。
しかし、カラオケで歌うと辛い歌なのだ……
♪あぁせめて一度だけでも…が低く、このまま傍にいて夜が明けるまで…が高い
。
作った本人はさり気なく歌うが、カラオケで歌うMは苦しい……
「恋人たちの舗道」この曲を聴いた時に、
このタイトルを思い浮かべることの出来る方、挙手願います
Mだと安易に「恋などゲームさ」とつけそうだ。
さすが浜田省吾だ……。って、何言ってるんだか
「汐風の日々」
ゆったりした夜の海が見えてくる。
ロマンチックな夏の夜の海と言うカンジ。
「25番目の夢」
この曲のタイトルはそのまま25歳のとき…という解釈で良いのだろうか?
Mは当時「5番街のマリー」をイメージしてしまい
どこぞの国で25番街に住んでいて…と、条丁目を表していると思っていた。
要するにそれくらい、当時は内容に興味の無い歌だったのかもしれない。
省吾さん…申し訳ない…
「ガラスの恋」う~~~~ん…意味深だ。
この歌詞に触るとガラスの欠片で怪我をするかもしれない。
だからやめておこう…だが、好きな曲でもある。
「散歩道」
この曲もイタイ……小さな〈ともしび〉は、さり気ない歌詞だが重たくのしかかる。
触らないでおこうと思いながらも、つい引っかかってしまう性悪M
悪いのはM 許して悲しい想いさせて…
「からっ風のララバイ」歌詞を見ても曲が浮かんでこない唯一の作品だ。
どんな曲だっけ??? 聴けば分かるはずだが…
「Midnight Blue Train」イルミネーションの締めにこの曲。
わからなくなる…でもどこへ 一体どこへ…わからない もう わからない
このフレーズだけでMも悩んでしまう。
そんなに深刻に悩まないで省吾さん、Mが癒してあげたい……と当時は思った。
「走り続けることだけが生きることだ」と迷わずに答えて
そしてMに癒されることなく走り続けて、今ではすっかりBIGになった。
何事も信じて続けることが大切なんだ と、
今だからこそ浜田省吾が大きな声で言えるアルバムのひとつだ。
…べつに浜田省吾さんが言ったわけではない…。
省吾さん…すみません…。 by M