ずっと行きたいと思っていた弥彦神社にいってきました。三方を山に囲まれていて、空気が澄んでいて、一番好きなロケーションでした。
出版関係時代のデビュー作が神社紹介の本だったので、どうも親近感があります。
「おもしろ大学キャンパスガイド―ゆかりの神社仏閣紹介 合格祈願」 加藤 旭之助著 南雲堂
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E2%80%95%E3%82%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E4%BB%8F%E9%96%A3%E7%B4%B9%E4%BB%8B-%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%A5%88%E9%A1%98-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%97%AD%E4%B9%8B%E5%8A%A9/dp/4523261830
登山も趣味だと、麓と頂上には必ず社と奥の院があるので、120くらいの神社は参拝したでしょうか。もう立派なマニアですね。さらには、はまってしまうロケーションというのがあって、300メートル以上標高があって、三方が山に囲まれ、巨木の原生林があり、雪が舞っている、という環境がそろうと泣きくなるくらい感動してしまいます。空気が澄んでいて美味しいし。冬に湿度が高くなると、空っ風に苦しめられる北関東の人間はうれしくなってしまいます。
弥彦神社は、奥の院のある弥彦山に登ると、佐渡ヶ島が見えます。奥の院から海の見える場所って全国的にも少ないでしょう。冬の日本海・・・・・サスペンス劇場の世界ですね。
もっとも、ロケーションの素晴らしいところは、大昔は軍事的拠点になるところがおおく、ここ弥彦神社も大和朝廷の東北進出の拠点だったのでしょう。海から上陸して、弥彦山を占拠してしまえば、援軍を待つにしても打って出るにしても、長期戦が可能であるし、政権が不安定であれば、山の頂上に行政府をおいてもいいわけだし。太古の昔、東北地方では縄文文化と弥生文化の侵略あるいは文化戦争があったはずです。
なんて考えると血なまぐさくなりますね。もしかしたら、大昔は縄文式の別の神様が住んでいて、侵略戦争に負けて、さらに東北の奥地に逃げて行ってしまった、なんて空想をしてしまうことがあります。東北の神社って優しいけどさびしい感じがします。
また、弥彦神社には、聖徳太子が記した神代文字が残されている、という伝説があります。火事で焼失してしまったらしいですが・・・・・。聖徳太子はキリスト教やゾロアスター教の文献まで読めたという伝説もあるし、いったいこの人の脳みそはどうなっているのでしょう。
余談ですが、弥彦神社のおみくじは、「凶」が多いので有名な神社。やめようかなと思ってチャレンジしたら、またまた大吉でした♪ これで通算22回中11回が大吉。まだまだ5割キープで、なかなか縁起のいい展開でした。