蟻のグループを観察すると、必ず行列から離れる「変なアリ」が存在します。
(こいつ何してんだろう?)
と思わせる変な奴。「仲間外れアリ」にも見えるし、「遊び人風アリ」にも見えます。別の見方なら、いわゆる「一匹オオカミ」タイプ。あるいは「ちょいワル型」といっていいかもしれません。別名、働きアリに対して「不良アリ」
しかも、その比率が意外に多くて、働きアリと不良アリの比率は7:3にもなります。
3割がはみ出しグループというのも、バランスが悪い気がしますが、実はそれが自然の摂理のようです。餌を見つけるのは非常に困難で、3割が別動隊で組織を乱して、自由に「遠征」をくりかえしているというわけです。いわば先遣隊でもあり、遊撃手でもあるということでしょうか。人間社会でいえばベンチャービジネスの旗手というところでしょうか。
世の中、流れを変えて果実を得るのは、真面目な働きアリより、結局は遊んでいる「不良アリ」というわけなのね!(まあ、「一匹オオカミ」タイプだから、人間に踏みつぶされるリスクもあるけど)
実は面白いのは、これからで、組織の中の3割の「不良アリ」を排除してしまうと、善良な「働きアリ」の中からはみ出しグループが成立してきて、またまた3割が「不良アリ」になってしまうのです。
「真面目アリ」にも不良の素質があるということでしょうか。実験の結果は知らないのですが、おそらく、「不良アリ」を増やしてしまった場合、7:3の割合で「真面目アリ」になってしまうとおもいます。
アリでさえ、周りの環境と需要の関係で「働きアリ」と「不良アリ」に変身するわけですから、霊長類の人間さまはいったい、どれくらい複雑に変化するのでしょう・・・・・?
治療室サン光web 1772 http://www.geocities.jp/sanko3911/
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