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初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

素早く確実に!初級のマクロが組めるようになる3つの手順

2018-10-30 07:32:15 | マクロ検定
本日は、来月の検定に向けまして、正しいマクロ作りの基本を
いま一度、しっかりとおさらいしてみたいと思います。

今回の「初級マクロ検定」受験予定者の皆さんは元より、
受験申し込みのない方も是非、これは参考に、以下は読んで
みてください。


それで、もうベテラン読者の皆さんであれば重々ご承知の事
とは思いますが、

当講座での「マクロ作りの勉強」の仕方といいますのは
詰まるところ、

 1.基本のワンパターンを知ること
 2.そのパターンを繰り返し練習すること
 3.作る手順をアレンジして応用すること

この3つです。

この3つを、当講座では誰でも出来るレッスン形式にて
これら学んでいくことで、

他人の作ったサンプルコードに頼ることなく、
一から自分でマクロが組めて、応用までできるように
なっていきます。

この辺は、皆さんもうよろしいですよね。


初級の「マクロ検定」では、毎回、解答提出の制限時間を
60分に設けていますから、これに合格するには短時間で
与えられた課題のマクロを完成させる必要があります。

ネットで似た様なサンプルコードを探す暇も、
それを読み解くという暇な事やる時間というのも、
まったくありません!(笑)

また、上記3つをしっかりマスターすれば、
そのような、いかにも他力本願な「サンプルコード拾い」
なんかをやらなくて済む実力が、必然的に身に付きます。

それが、素早く、且つ、確実に、
自分でマクロが作れるようになるコツと言いますか、
作る前からどれくらいの時間が掛かるのか予め読めるようにも
なりますから、間違いのないこれが"王道"と言えます。


そうすると、

下記のような、一見、しごく難しそうに見えてとても60分
の制限時間内では完成できそうもない問題でも、過去の初級
受験者の皆さんの平均で解答提出時間は30分台で、正答率も
6割前後あります。

これまでの最速記録では(問題読んで、マクロ組んで、実行
テストをして、解答メールを送信するまでを全部含めて、)

その間、わずか16分です!

■過去の出題とサンプルデータ 

このように、上記3つを身につけた人は至って短時間で的確に、
この程度の初級レベルのマクロであれば、至って素早く組める
ようになります。

マクロというのは詰まるところ、「時短」を実現する為の
道具に過ぎませんですから、

そもそもが、その「時短」の為の道具作りに、しこたまの
時間が掛かってしまうようでは、それはまさしく本末転倒
としか言いようがありません。

その意味で、「初級マクロ検定」の制限時間は60分です。

真に実力を試す検定にこのような時間制限を設ける意義、
皆さんもうよろしいですね。


それで、

この3つの中で一番重要なポイントとなりますのは、
それはやはり間違いなく、「応用」です。

これは正確に言えば、「応用ができるようになる。」
ということに尽きる思います。

当然ながら、

組みたいマクロは十人十色、百人百色、千人千色、人それぞれ、
扱うExcelのデータも人それぞれで 多種多様であるわけですから、

応用ができなければ(自分用のマクロが組めなければ・・・)
マクロを勉強する意味は、まったくありません!


当講座のメルマガ読者の皆さんは女性の方が多いですから、
よく私、マクロ作りを料理に例えて話をしますが、、

何か料理を作りたいという時に、
ネットで『食べログ』見ながら料理作るって人、いますか?

居ませんよね。(笑)

そうです、自分で何か料理が作りたいのであれば
『食べログ』ではなくて『クックパッド』を見るわけです。

『クックパッド』のサイトには、色々な料理の作り方の
詳しい手順(レシピ)というのが載っているわけです。

一方の『食べログ』では、

お店のシェフが作った美味しそうな料理の写真と、それを
食べた人達の感想や星印を見て、自分でその料理が作れる
わけがありません。

同じ料理関係のサイトでも、この両者は全く目的の異なる
ものですね。(作りたい人と食べたい人の違い。。)

けれど、

マクロの場合、残念ながらそんな基本的な違いに気付かずに
大間違いをしてしまってる人が、いかにも大勢居るわけです。

マクロの場合、我々は作り手の方を目指さないとなりません!

多くの間違った人が、ネットで拾ってきたサンプルコードを、
それ理解して、直して使おうとします。

そこに、作り方の手順(レシピ)というのは載っていますか?

どこにもありませんよね。『食べログ』にそれはありません。
だから当然、作れるわけがありません!

完成後の写真(サンプルコード)とその食べた感想(事後の
コード解説)だけのWebサイトや、不親切な筆者の書いた
VBA本を参考にしたところで、

料理も、マクロも、作れはしないです。(当たり前ですよね。)


一方で、『クックパッド』を見れば、

人気料理のページの下の方には、沢山のそこに載っている
レシピをマネて自分で作ってみましたという、

『みんなのつくりましたフォトレポート「つくれぽ」』

という読者投稿写真が、ずらーっと載っている思いますが、
(料理好きな方ならよくご存じかと思います。)

その写真の多くが、色も形も元のとはどうも見た目違う
あたかも別の料理(!?)の様にも見えるものになっていたりする
投稿写真も多々見受けられるかと思います。(笑)

要するに、

詳細なレシピ(作る手順)がわかると、皆がそれぞれに、
それを真似て作った”我が家の味”にアレンジすることが
容易にできるから・・・、と思います。

マクロの場合でも、これはまったく同じです。

大切なことは、自分用にアレンジのできる元のレシピ
(詳しい作り方の手順)があるかどうか、です。
 
その元レシピというのは、誰でも、料理初心者でも誰でもが、
それを見ただけでその料理が作れるほど詳しく、詳細に
作り方の手順が記載されている、という必要があるわけです。
 
その作る過程の手順のいくつかを自分用にアレンジする
ことで我が家の味が色々作れるように応用できるという
わけです。「詳しいレシピがあればこそ!」です。

「完成後のサンプルコード+その事後解説」だけで、
応用はできません!

それは、『食べログ』でシェフが作った料理の写真と
食べた人の感想を見ながらその料理を作ろうとする行為
に他ならないからです。(そんな難しい事が出来る人は
そうそう滅多には居ませんよね?)


それで、

『クックパッド』で下方の「つくれぽ」によく投稿する
人達って、多分その内に、自分でもオリジナルの元レシピ
の方も投稿するようになっていくものじゃないですか?

アレンジ繰り返していくと、新たな自分発想の料理レシピ
のアイデアも思いつくようになっていくわけですね。

まさしく、マクロの目指すところも、それと一緒です!

当講座のレッスンは、そうしたマクロ作りの詳しいレシピ
というものをこれまで14年間の間に、たくさん沢山、
提供し続けて来たわけです。(その数、クックパッドには
到底遠く及びはしませんが、14年分のレシピがあります!)

だからこそ、

誰でも皆が「応用」できるようになっていく
「つくれぽ」&「元レシピの投稿」まで、
皆が出来る人となっていくわけであります。
この辺が一番の味噌ですね!


繰り返しになりますが、

当講座で長年教えて来ました「簡単にマクロを組む」為の
極意とは、

 1.基本のワンパターンを知って、
 2.そのパターンを繰り返し繰り返し練習して、
 3.作る手順のレシピをアレンジして応用する。

これに尽きるわけです。皆さん、よろしいですね。

間違っても、

オブジェクトがどうだとか、メソッドの意味はこうだとか、
そうした無意味な方向に走ってしまわぬよう、くれぐれも
ご注意くださいね。(ネットやVBA本は間違いだらけ!!!)

これまで大勢の方々の協力を得まして、かれこれ14年間もの
歳月を掛けて、この勉強法の検証を繰り返してきましたので、

この素早く確実に作るやり方の正しさ言うのは、このわたくし
三太郎が保証しますよ!!


なお、次回にもう少しこれらの3つの中身については
掘り下げて詳しく解説してみたいと思いますので、
この「より素早く!確実に!マクロが組める方法」というもの
を、来月の検定を受験される方もしない方も、この理解をより
深めて行ってもらいたく思っています。

 
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