それは、要するに 時間の掛けどころ というのがわかっていない為です。
・必要のない知識(専門用語や難しい概念など)に多くの"勉強時間"と"脳みそ"を費やしてしまうから・・・
・肝心なマクロ作りの為の勉強やその練習をちっともやっていないから・・・
・堅実に一から自分で組もうとはせず、ネットで捜したサンプルコードを解読して、直して使おうとするから・・・
・VBAの構文が読めるようになれば他人の組んだコードが解読できるとの大きな勘違いをしてしまっているから・・・
いいですか、難しいカタカナ専門用語を理解したからマクロが組めるとか、理解しないから組めない とか、そんな事があるわけがないですから、当講座で奨励しているVBAのBasic調(ベーシック調) での正しいマクロの組み方さえできていれば、ベーシック言語にはオブジェクトだのメソッドだのと言った 類の用語は一切出て来ませんですから、出てこないものは 勉強の必要がありません!
また、プログラムというのは、他人の作ったものを理解して解読するよりも一から 自分で作った方がよっぽど早いというのが、経験あるプロのプログラマーであれば 当たり前の常識事 であるわけです。
要するに、プログラムを読むとは、「プログラムの流れを読む」 ということであって、構文が 読めるということでは全くありません。 プログラミングとは、ロジック(思考の道筋)が8割、言語は2割の世界です。 組んだ本人がどういうロジックを描いて作ったのか? それ知らない限り、余程のプロであっても他人の書いたコードの解読なんて(余程の短いコードでない限り・・)、 他人のコード直しがそうた易く出来るわけがないのです。 他人が組んだ得体の知れない訳のわからんコードに翻弄して、多大な時間を無駄にして終わるだけだからに他なりません!
以上が、多くの人がマクロを組めるようならない、その理由です。世間に出回ってるVBAの常識というのが、どうにもプロの常識とは違うのです。