創世記4:23-24
『さて、レメクはその妻たちに言った。「アダとツィラよ。私の声を聞け。レメクの妻たちよ。私の言うことに耳を傾けよ。私の受けた傷のためには、ひとりの人を、私の受けた打ち傷のためには、ひとりの若者を殺した。
カインに七倍の復讐があれば、レメクには七十七倍。」』
昔も今も自分勝手な人が多いです。
他人には厳しく、自分には甘い人も自分勝手な人です。
レメクもそのような人間でした。
自分が受けた傷のために、ひとりの若い人を殺したと告白しています。
悪びれる様子が全くないですね。
一つの過ちに対して七十七倍の復讐をすると言うことは、とても残忍な性格だと思います。
こういう人間は自分の痛みだけが「痛み」であって、他人の痛みには関心がないです。
こういう人は人の心を感じない人です。
感情的であり暴力的です。
イエス様は自分で復讐してはならないと私たちに教えました。
そして人を赦すようにと言われました。
マタイの福音書18:21-22
『そのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
イエスは言われた。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。』
【関連聖句】
ローマ12:19
『愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」』
《 3分バイブルボイス 》
【心】犯罪者の心の動機:詩篇1編