マタイの福音書16:26
『人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう。』
投資家は毎日利益を得るために、株の動きに神経を立てています。
株価が上がると機嫌が良いですが、下がると険しい顔になります。
毎日どの株を売ってどの株を買うかばかりを考えます。
富を得ることは悪いことではないです。
しかし富のために魂を売るならば話は違ってきます。
イエス様はこの世で一番愚かで損をする取引を指摘しました。
それは本文にあるような取引です。
たましいを売ってまで富と名声、権力と楽しみを得る取引が一番愚かな取引であると教えました。
サタンはイエス様が40日間の断食を終えた時に取引を持ち掛けて来ました。
しかしイエス様はその取引に応じなかったです。
その時の取引の内容です。
マタイの福音書4:8-10
『今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、
言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」
イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と書いてある。」』
悪魔にひざまずくことは自分の魂を売る取引です。
【関連聖句】
箴言1:18-19
『彼らは待ち伏せして自分の血を流し、自分のいのちを、こっそり、ねらっているのにすぎない。
利得をむさぼる者の道はすべてこのようだ。こうして、持ち主のいのちを取り去ってしまう。』
《 3分バイブルボイス 》
【舌・言葉】沈黙と黙秘:箴言17章