第2歴代誌6:26-27
『彼らがあなたに罪を犯したため、天が閉ざされ、雨が降らない場合、彼らがこの所に向かって祈り、御名をほめたたえ、あなたの懲らしめによって、彼らがその罪から立ち返るなら、
あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたち、あなたの民イスラエルの罪を赦し、彼らの歩むべき良い道を彼らに教え、あなたの民に相続地としてお与えになったあなたの地に、雨を降らせてください。』
ドストエフスキーが書いた「罪と罰」には、貧乏な生活を送る正義感の強い若い青年が主人公として登場します。
彼はある時に狡猾な高利貸しの老婆を殺しました。
彼はその奪った金を使って何か善行をしようと企てます。
彼が持っている大義は「1つの微細な罪悪は百の善行に償われる」でした。
自分が犯した罪に対する言い訳がそこにはあります。
「社会をむしばむ老婆1人を殺したことが、そんなに大きな罪なのか」と思っていましたが、はたして神様もその思いと同じでしょうか。
神は公義の神様なので、どんなに小さな罪であっても、それを無かったかのように片付ける方ではありません。
それは罪を憎む神の属性です。
罪を犯したならば、その罪を認め、悔い改め、罪を離れなければなりません。
言い訳や罪の責任転嫁では、罪から解放されることはありません。
しかし認め、償い、赦しを受けると罪から解放され、罪の刑罰からも救い出されます。
【祈り】
主よ。アダムの子孫たちは、なかなか罪を認めず、罪を軽く考え、これくらい大したことないと勝手に思います。また言い訳や責任転嫁をします。罪を認める勇気を与えて下さい。悔い改めの心が生まれますように助けて下さい。
【聖句をノートに書きましょう】
-罪を認める-
- 詩篇51:1-4
- 使徒の働き2:37-38
- 第1ヨハネ1:9-10
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