創世記3:1
『さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」』
蛇の舌を見たことがありますか。
蛇の舌の先は二股に分かれていて、頻繁に出し入れしています。
それは生存のための色々な機能があるからだと思います。
しかし蛇が舌をチョロチョロ出したりしているのを見ると、狡猾さを感じます。
狡猾に人を騙すことに優れた詐欺師の舌は、蛇の舌だと思っています。
蛇の中に入ったサタンは、エバを騙すために近づきました。
その目的は神のことばを曲げて、最初の人間であるアダムとエバが騙され、神のことばに背くようにするためでした。
それから蛇は狡猾なことばで、神のことばに少しだけ疑いを持たせ、そして不満を抱くようにさせました。
人間が気付かない程度にしました。
人の耳は不思議で、肯定的なことばよりも否定的なことばにすぐ反応します。
そして否定的なことばの方が刺激が強いです。
サタンは否定的なことばを使ってエバの中に神への不満が出るようにしました。
不満は汚れた思いです。
第2コリント11:3
『しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。』
不満を当然の感情だと錯覚してはいけません。
狡猾なサタンによる汚れた思いです。
心と口から不満を取り除きましょう。
【関連聖句】
詩篇31:7
『あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます。あなたは、私の悩みをご覧になり、私のたましいの苦しみを知っておられました。』
《 3分バイブルボイス 》
【キリスト】助けて下さる主:マタイの福音書11章