ヨナ書4:1-4
『ところが、このことはヨナを非常に不愉快にさせた。ヨナは怒って、
主に祈って言った。「ああ、主よ。私がまだ国にいたときに、このことを申し上げたではありませんか。それで、私は初めタルシシュへのがれようとしたのです。私は、あなたが情け深くあわれみ深い神であり、怒るのにおそく、恵み豊かであり、わざわいを思い直されることを知っていたからです。
主よ。今、どうぞ、私のいのちを取ってください。私は生きているより死んだほうがましですから。」
主は仰せられた。「あなたは当然のことのように怒るのか。」』
人間は感情の動物とも言われています。
ですから、ある時は喜び、ある時には怒ります。
神様も怒りを表す時はあります。
しかしここで注意しないといけないのは、神は正当な怒りだけを表しますが、人間は不当な怒りを出す時が多いです。
ヨナは、神様がニネベの人たちが悔い改める姿を見て、滅ぼす計画をやめたことを知って不愉快になり、怒りを表しました。
これがヨナの不当な怒りでした。
ヨナは、どんな罪人でも悔い改める時にその人を赦し、救って下さる神様の恵みが気に入らなかったです。
自分に対する恵みは当たり前で、他人に対しての神の恵みに怒りを表すことはとんでもないことです。
無礼な態度であり、愛も憐れみもまったくない姿です。
【祈り】
主よ。人間ほど妬み、高慢、怒りの多い者はいません。醜い姿を赦して下さい。
【聖句をノートに書きましょう】
―不当な怒りー
- 創世記4:5-6
- 第2歴代誌16:10
- 第2歴代誌26:19
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