親の家の片付けは大変です。

2021年04月11日 | Weblog

去年の正月明け、母が倒れまして、右半身が不自由になり施設にはいりました。

救急車の中で一時意識がなく、脳の一部が機能しなくなったのでしょう。

今は認知症で私のことも、時々忘れてしまう状況です。

母は数年前から、少しずつ物忘れが始まって、物の管理が上手に出来なくなっていました。

母が、いない家のクローゼットを開けると、出るわ出るわ、昔の衣類。母は着道楽です。

一体、何着あるんだろう?しかも私の従兄弟(母の甥)がアパレル関係の仕事をしていて、

アウトレット商品をたくさんもらってます。

父は、防虫剤の匂いとカビの匂いがたまらないから、みんな処分してくれというし、

私はサイズがぴったりなので、自分で着られる物と、捨てる物の分別に、格闘してます。

「この先、10年服は買わないぞ!宣言」たぶん、挫折しますけどね。

物忘れがひどくなると、季節ごとの服の入れ替えや、風通し、

洗濯したか、クリーニングに出したか、防虫剤はいつ取り替えたのか?

そういう、今まで当たり前に出来ていたことが、おろそかになります。

防虫剤やカビの匂いが何度、洗っても、取れない服。

ポケットにハンカチがはいったままのコート。

出かけた後、ハンガーに掛けてそのままに服は、

小さな汚れがシミになったり、虫食いになってしまっていました。

高級品に限って、虫食いの被害にあっています。

 

今回は、母が、着物をほどいて自分で洋服に直した2点の写真をアップします。

スカートは私が着て、作務衣みたいなのは従姉妹に着てもらおうかなと、思っています。

呉服屋さんに見てもらったら絹らしいです。

自分で洗濯出来ないじゃん。でもウエストが私にぴったりでした。

折りじわは(これは、私がつけた物です) つるして置けば自然に取れるかな?

 

呉服屋さんのお話では 麻になにか混じっているそうです。

エマールで洗っても縮みませんでした。

横幅が私には大きすぎです。私が着ると尼さんみたいになります。

今日はこれくらいにして、また次回続く。