親の家の片付けは大変だ その2

2021年04月25日 | Weblog

実家に帰る度に、服やら着物を持って帰って整理しているので、私の家の収納場所スペースが満杯で、

鴨居にハンガーが大量にかかっております。

とう紙に、関東に住む叔母の名前がある、喪服が2着普通の着物1着が出てきました。

叔母に送ろうかと思いましたが、その前に、一応、たとう紙に書いてある呉服屋さんに持って行って、

鑑定してもらいました。

社長さんいわく。

喪服というのは、親類縁者一同集まって着替えることがあるので、

たとう紙や着物が入れ替わってしまったりすることが、よくあるそうです。

ほんとらしいです。お葬式で、黒のハイヒールがなくなることありますが、

着物も同じなんですね。

 

呉服屋の社長さんは、叔母、母、祖母の身長や年齢を聞いて、(なんで、3人も必要なんだ????と訳分からないと思いつ))、

一応答えた後、

社長と店長は、

その着物をよくよく測ったりして

「これ、叔母様のものじゃないかもしれません。

確認してから送った方がいいですよ。」

「一着は、一紋黒羽織、葬式には着ませんよ。もう一着は絽の喪服です。」

「帯は夏冬両用黒とも帯、どれも年代が、違っていて、叔母様がお嫁入りの時に作られたものでは、なさそうですよ。」

 

そして下の写真の、着物の解説に続きます。

 

 

社長さん「この着物は、明治生まれのお祖母様のもので、叔母様の着物ではありません。

身長が合いません。絹ちりめんの付下げ訪問着といいます。これに合わせた、長襦袢と帯がどこかにあるはずです。

貴方が着る気があるのなら、探してみてください。」

社長さんの話では、悪質な業者が個別訪問していた時期があり、グラム単位で買い取ってくれるそうです。

その中に、作家物の着物が1着合っても、そのことは教えないで、数万円で引き取ってくれるので、

遺族は、捨てるつもりの着物がお金になって大喜び。実は買い取り業者はその着物を数十万円で売るという、

悪質なビジネスが数年まえこの地方であったらしいです。見てあげるから、いつでも来てください。と言われました。

 

 

今、私、失業中で時間があるので、呉服屋さん周りしてます。昨日も会社、一つ落ちました。(とほほ)

どこの呉服屋さんも、ウエルカムで古着の鑑定をただでしてくださいます。

ほんとにイヤな顔一つされません。着物を買うわけじゃないのに・・。

悪い気がしてます。でもそういう話を聞くと、

やっぱりちゃんと鑑定してもらわない、せっかく祖母が恩給を貯めて買った着物を大切にしないと

かわいがってもらったし、ダメかなって思ったり。

このお話も、まだまだ続きます。今日はこれくらいで。

<フォントが調節出来ません。文の途中で変わって、読みにくくてごめんなさい。>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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