どんよりお天気の元旦を迎え、気づけばもう6日!
今年も駆け足で
1年が過ぎて行きそうです。
アメリカにいるんだから郷に入っては郷に従えで、おせち料理なんか作らないでのんびりしてるのもいいのじゃないかと思うけれど、サトレラパパは日本のお正月が好きで、やっぱりバタバタしている我が家でした。
おせち料理を作るのもこんな田舎では日本食材を求めるのが結構一仕事です。
ここから車で飛ばして45分くらいのメドフォードにあるアジアンストアへ行ってみました。
それなりに、食材を買い求めましたが、日本語で書いてあるのに中国産のものが!
何故、中国語で書かないのか・・。やっぱり中国産だと売れない事がわかってるからかな。
アメリカでも中国産の物は危ない!って言われてるし、中国のお金持ちは自国の食べ物は買わないって言うじゃないね。でも、日本語で書かなくたっていいんじゃない?と思うのだけど。
まぁ、背に腹はかえられぬ。
お正月だけはチョイスがないので、中国産を入れてお節料理作りましたよ。
そうそう、日本からのはんぺんをそこのお店でみつけました。
なので、今回は伊達巻なんかを作ってみましたよ。
甘さ控えめのホームメード。どうですか?
お重に詰めた感じはこんなです。にしんも鮭も手に入らなかったので、
豚肉の利尻昆布巻き、
白ごま一杯のたたきごぼう、鶏を解凍するのを忘れたのでこれもまた
豚肉の筑前煮、そして
栗なしのきんとん、
伊達巻。
そして、お雑煮・・。
そうそう今年は
『なんちゃってお餅』じゃなくて、本物のお餅です。
広島に住んでた時は、やかない丸餅だったけど私はやっぱり、焼いたお餅がいい。形は丸でも四角でもいいけれど・・・
友人の大将にお餅をお願いしたら、日本から4kg近くもお餅を持ってきてくれました。サンフランシスコにはお餅も売ってるらしいけれどやっぱり日本からのお餅がいいだろう、と重いのを持ってきてくれました。焼き海苔のパッケージときなこのパッケージも一緒に。我が家の日本食材は、遊びに来てくれる友人たち、そして、思い立った時に突然、ガーン!と送ってくれる友人たちのおかげで存在してます。
心から感謝!手前のお雑煮は、「白猫ニャオ」が送ってくれたおいしい『茅の舎』のお出しとにんじん、ほうれん草、鶏肉。実家のお雑煮は祖父の故郷、母の疎開先だった山口県の家で作ってたもので、本来は大根、人参、高野豆腐、を入れるのだけど大根は買えなくて、高野豆腐も売ってないでした。
デザートなんかも張り切って作っちゃいました。ココナッツのお菓子が食べたかったからなのですが、アメリカのレシピをそのまま鵜呑みにしてはいけません。甘いのが好きな場合はいいですが、それも限度って言うのもがあると思うのですよね。
当然、お砂糖の量は半分以下に減らしました。バターや卵は、ま、いいか、てそのままにしましたが。
アイシングをつけてますからね、お砂糖は控えめがいいです。アメリカのお菓子が甘いのがよく理解出来ます。
お雑煮を食べてたら、誰かがじーっと見つめてました。
年末は、うちで年越しそばを食べてから、隣りの両親の所へ行って、アメリカの『年越しTV番組』を観て・・・。
年始は、うちでお節とお雑煮を食べてから、隣りの両親の所へいって、ママスーザンの元旦恒例の、カリフォルニアのパサデナで催される”Rose Parade”のTVを観て・・・。
アメリカの年末年始は簡単だよなぁ・・・と思った次第です。
今年の年末はアメリカ式で簡単にやるか・・・と今からもう、そんなことを考えている私でした。
音楽を聴きながら踊りながらお節を作るママを(呆れて?)見ている2犬